金市場では夏枯れ相場が続いている。商いが薄いので少しまとまった動きに価格の振れは大きくなる。しかしてその実態はこう着。レンジ相場。もっとも米国ではこのところ住宅分野をはじめ改善を示すデータの発表が続いているがNY株式も頭打ち状態となっており、こちらもこう着の様相を示している。手掛かり難は一般的にはレーバーデイまで続く。米国では9月の第一月曜日をレーバーデイと呼び祭日になっている。これで夏休みも終わりなんだからね!みんな・・・という最後の3連休を経ていよいよ休み明け本番となる。自分自身が取った夏休みが終わっても、8月はなんとなく休み気分が周りにも漂っていて、ついついダラダラということもあろう。まぁケジメの連休という感じ。
26日は7月の米新築住宅販売件数が発表されたが年率換算で43万3000戸と前月比で9.6%の増加となっていた。市場の予想を超えるもので4ヵ月連続の増加となった。新規取得の場合8000ドルの住宅減税が実施されており政策効果が出ているものと見られる。先週発表の7月の中古住宅販売件数も4ヵ月連続の増加となり、住宅市場には底打ち感が広がっている。この特別減税は11月30日までに購入契約を済ませた取引に限るとされており、住宅関連データの底打ち機運は、価格の下落をみた需要の先取りという面はあろう。・・・というと急遽打ち切られた自動車のクランカー(ボロ車)買い替え補助金制度を思い浮かべるひとも多かろうが、そのとおり政策が打ち切られた以降の自律的な回復が見られるのか否かが問われることになる。足元の数値は政府支援で作られた結果であるのは否めず、どの程度に落ち着くのかが焦点となっている。
それにしても金価格も上にも下にも手掛けにくいという、まさに三角もち合いの典型例になりつつあっておもしろい。
ライボー(ロンドン銀行間金利)の3ヵ月物が1986年だったか統計を取り始めて以来の最低水準になり円金利をドル金利が下回ったということでニュースになっていた。ドルそのものが名実共に低金利通貨というわけだ。
26日は7月の米新築住宅販売件数が発表されたが年率換算で43万3000戸と前月比で9.6%の増加となっていた。市場の予想を超えるもので4ヵ月連続の増加となった。新規取得の場合8000ドルの住宅減税が実施されており政策効果が出ているものと見られる。先週発表の7月の中古住宅販売件数も4ヵ月連続の増加となり、住宅市場には底打ち感が広がっている。この特別減税は11月30日までに購入契約を済ませた取引に限るとされており、住宅関連データの底打ち機運は、価格の下落をみた需要の先取りという面はあろう。・・・というと急遽打ち切られた自動車のクランカー(ボロ車)買い替え補助金制度を思い浮かべるひとも多かろうが、そのとおり政策が打ち切られた以降の自律的な回復が見られるのか否かが問われることになる。足元の数値は政府支援で作られた結果であるのは否めず、どの程度に落ち着くのかが焦点となっている。
それにしても金価格も上にも下にも手掛けにくいという、まさに三角もち合いの典型例になりつつあっておもしろい。
ライボー(ロンドン銀行間金利)の3ヵ月物が1986年だったか統計を取り始めて以来の最低水準になり円金利をドル金利が下回ったということでニュースになっていた。ドルそのものが名実共に低金利通貨というわけだ。
自動車買い替え補助金制度打ち切りの背景にはこんな事情もあるのかも、と思いました。
日独の買い替え補助は自国産業救済の感じがしますから。