さて今週は5月31日に5月のFOMC議事録の公開、週末6月2日に米5月の雇用統計の発表が主な材料。言うまでもなく、いずれも金融政策の方向性を探る材料としてドル相場に影響を与える。日経本紙が安全資産への資金移動という記事を掲載し、インドやブラジル、ロシアなど新興国市場からの資金流出に触れていた。最近のコメントにどなたか書かれていたと思うが、いわゆるレパトリ(資金の本国回帰)で益出しの回収があったもの。ヘッジファンドの決算なども絡んでいるが、例えばインドなど過去1年は日本の買いで上げたようなものだが、欧州系などはずいぶん前から資金を入れているので仮に1年前の水準に株価が戻ったとしても十分益が出る形だろう。彼らが益出しをして急落し、慌てた日本国内の投資家が解約に走れば、さらに急落という図式。為替版ニュージーランドの二の舞になりかねない。したがって日本の個人投資家を驚かせないほうがいいんじゃないかな。そういえば金については、2000年のITバブルのようなもんで、妥当値からかなり高値に買い上げられていたので急落も已む無しということだったと思うが、謂わんとしていることはわかるが、それじゃぁ金の妥当価格って何ドルなの?生産コスト?答えられないんじゃないだろうか。
それはそうとインタビューに答えていたのがモルガンスタンレーのスティーブン・ローチというのが目を引いた。正直言って同氏のマクロ分析には共感を覚えるのだが、如何せん、「曲がり屋」で有名。最近も米国株式について180度方向転換し強気に転じて驚かれたばかりだが、その途端に下げが始まったのだった。まぁ、短期予想ではないわけだから現時点でどうのこうの言うのはお門違いではあるけれどね。いずれにしても同氏が金の弱気を語ったというのは、ロング派を勇気付けたりしてね。
それはそうとインタビューに答えていたのがモルガンスタンレーのスティーブン・ローチというのが目を引いた。正直言って同氏のマクロ分析には共感を覚えるのだが、如何せん、「曲がり屋」で有名。最近も米国株式について180度方向転換し強気に転じて驚かれたばかりだが、その途端に下げが始まったのだった。まぁ、短期予想ではないわけだから現時点でどうのこうの言うのはお門違いではあるけれどね。いずれにしても同氏が金の弱気を語ったというのは、ロング派を勇気付けたりしてね。
まずは祝杯を!「金」よ!永遠なれ!
戻ってきてもあしからず・・・
底練りは長ければ長いほどよろし・・・
日銀がとうとう禁じ手である短期市場操作を行いました。
為替市場操作は財務省管轄なので、文句あれども短期市場であれば、自分の手の内なので比較的に受け入れやすいのかもしれません。
現在のところ、結果オーライなので問題ないかもしれませんが、将来的に利上げする過程に置いても短期市場に人為的行動を伴うとすれば、将来的には危険な行為だと考えます。
今のところ、数兆円レベルの現金注入で収まっていますが、今後はその金額がどのように推移するかによってそのほかの金融市場に対する影響があるかないかはわかりませんが、ちょっと心配です。
レパトリはこれからが本番なのでしょうか?
ドル安と思っていたのが、なぜか円安・・・
本日、株だけじゃなく債券市場も激震が走ったようです。
日銀が短期市場操作したから「金」を買ったのに・・・なぜ萎むのか・・・
明日、ショックが日本の金融市場に広がらないことを祈るばかりです・・・
くそ~!いつか落ち穂拾いするぞ!ってさせてくれるかな~・・・?