平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

大盛無料はインフレの先駆けか?

2012年12月04日 | Weblog
デカ盛りブームであるかどうかに関しては、気にしていないので正確かどうかは自信がないが、大きなトンカツを1000円程で提供している店がメディアで紹介された時に、レポーターが盛んに「これはお得」と言っていたことに違和感があった。
それだけ必要な客にとっては確かにお得感があるのかもしれないが、一方で大きいものを押し付けられている気がしたからだ。

その後、ラーメンの新店(特につけ麺系の店)に入ると、ほぼ100%大盛無料の店に当たった。
滅多に大盛りを頼まないつれ日にとっては、大盛りを食べる客の分まで払わされているような気がしてならない。

そうした店は、スープをダブルかトリプルにして工夫しているかも知れないが、従来の店に比べると価格設定がやや高めだ。
価格の高騰は、ラーメンに関してはバブルが続いているだけなのかとも思っていたが、どうもそうではないのではないかと思うようになってきた。

今日入った立ち食いそばの店は、大盛無料だった。
立ち食いそば店で、大盛無料は初めてである。
平均的な同系店より値段はやや高めで、ついにここまで来たか、といったところだ。

大盛が必要でない者にとって、立ち食いそばまで実質値上げということになってしまうと、期待したいのは牛丼店だ。

そういえば、評論家などが牛丼チェーンの低価格競争は、いいことが一つもないなどと言っていたことがあったが、これはインフレ志向を煽動していただけだったのではなかろうか。
消費税が上る前にジワッと価格をあげてしまおうという作戦と見た。
その前に復興増税も負担になってくるので、牛丼チェーンには、しばらくがんばってもらいたい。

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