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紫草の にほへる妹を 憎くあらば
人妻ゆゑに 我れ恋ひめやも
=巻1-21 天武天皇=
紫草のように香れる君がもし憎かったなら いまは兄の妻の君を どうして恋い慕うことがあるものか。という意味。
この歌は額田王の「あかねさす…」の歌に答えて大海人皇子(後の天武天皇)が詠んだ歌。
この二首はセットになっているので、一緒に紹介されている場合が多い。
この万葉歌碑は、天平の丘公園の花広場に建っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/dc/83b365533fd6a7b599f17ce13ace930b.jpg)
花広場には、日本各地の桜の名花が移植されて、開花時は「花まつり」で賑わっている。
この近くの下野国分尼寺跡付近には額田王の「あかねさす…」の万葉歌碑が建っている。
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