本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
9月11日は山に行かず、家庭サービスに精を出すつもりだったが、
朝からすこぶる天気が良く、家の近くから鳥海山はもちろん太平山もよく見えた。
自宅二階から見た鳥海山。
自宅近所から見た太平山。右のツンと尖ったのが奥岳。
奥岳のツンと尖ったピークが私を呼んでるような気がした。
この日は買い物、庭の草むしりを超特急で仕上げ、昼近くなってから急遽太平山に向かう。
今回の非合法マップ(今回は旭又コースのピストン)
12時45分、旭又から登山スタート、15時15分、奥岳山頂到着、15時30分、山頂出発、17時30分、旭又到着・・・
いつになくペースが早かったが、これは花が少なく、撮影で立ち止まることが少なかったためだろう。
登り口のスギ林 ミズヒキ
あやめ坂
前半は天然スギの多い急斜面の登りが続く。
御手洗の少し手前からブナの純林になる。
御手洗のブナ林
今回、花はほとんど見なかったが、御手洗の地蔵様付近では少し咲いていた。
キツリフネ 御手洗の地蔵様
キバナアキギリ
オオカメノキの実
奥岳の山頂が近づいて来た。自慢の鳥居が雪でひしゃげたままだ。
山頂に到着。
太平山奥岳山頂から中岳、前岳への連なりを望む。
秋田市と日本海を望む。
遠く鳥海山。辛うじて山頂が見えた。
下山してから、アケボノソウ。
旭又登山口の道端にいっぱい咲いていたが、登山道沿いには見かけなかった。
アケボノソウ
太平山の南麓、岨谷峡谷には以前から気になっていた植物があった。
紅葉時期に訪ねると葉しか残っておらず、種の同定もままならないでいた。
今頃ならたぶん咲いてるだろうと思い、9月7日、訪ねたら・・・
タイリンヤマハッカ
タイリンヤマハッカ
この植物を私はずっとカメバヒキオコシ Isodon umbrosus と思っていたが、
手持図鑑には分布域が東北南部となっていたので、新たな分布地の発見かなと勝手に思っていた。
その後、詳しい方からご指摘があり、タイリンヤマハッカ Isodon umbrosus var. excisinflexus に訂正。
タイリンヤマハッカ キバナアキギリ。こちらは鵜養の山林にて。
ツリフネソウ
岨谷峡谷の少し上流に鵜養(うやしない)という集落があり、こちらの渓谷も以前から気になっていた。
本頁のテーマからは逸脱するかもしれないが、少しだけ報告してみる。
舟作付近の眺め
舟作とは。
続いて伏伸(ふのし)の滝。
その下流には殿渕。
殿渕とは。
殿渕
殿渕
殿渕の岩盤は不思議な緑色をしている。
県庁所在地から車でわずか30分くらいのところにこのような景色があったとは驚きだ。
(この渓谷の冬姿は・・・⇒ こちら)
以上。