このカタクリ畑、今年は新型コロナウィルスの影響も有って、一般公開は見送りになるようです。
4月も下旬に入ったら、西木の『かたくり群生の郷』も見ごろになって来た。
ここには全国からプロアマを問わず、大勢のカメラマンがご自慢の高額高性能カメラを担いでやって来る
(その割りに撮った写真は見たことがない)。
(´π`; ワタシごときの写真などはゴミほどの価値もないものの、自ブログに展示するくらいは許されるだろう。
日陰の斜面や谷間にはまだ雪が残っていた。
カタクリの大株をアップで。
以上、カタクリのワンマンショー。
このカタクリ群生地はクリの栽培地。立派なクリの実を育てようと笹や下草を刈り、堆肥を与えていたら、
いつのまにかカタクリが増えて花筵になったと聞く。
したがって、この地のカタクリ群生は人為的なものである。
帰りがけ、人家に隣接した斜面にも寄ってみる。
そこはカタクリは疎らだが、
それ以外のスプリングエフェメラルの種類が豊富だった。
例えばアズマイチゲ。
アズマイチゲ
キバナノアマナ
スミレサイシン ミチノクエンゴサク
花の撮影をしていたら、かたくり祭りの関係者複数(地元の70歳台男性など)から、
何をやってるのかと注意される。
「花の撮影です。」と答えたら、「カタクリならあちらの方にいっぱい咲いているから、あちらへどうぞ。」と言われる。
「カタクリはもう十分に撮らせてもらいました。他の花たちを撮りたいんです。」
と答えたが、なかなか理解してもらえない。
スプリングエフェメラルの意味も含めて、一通り説明したら、やっと理解してもらえたようだが、
今度は、「この花たちの名は何ですか。」と次々に質問され、なかなか解放してもらえない。
地元の方の多くはカタクリしか知らない、いや見えていないことが判明したが、そういうものなんだろう。
なお秋田ではカタクリと並んでキクザキイチゲが非常に多いのだが、このフィールドでは何故か少なかった。
こちらはまたいずれかの機会に。
以上。