うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

那覇市と豊見城市の境にある湿地帯

2005年07月07日 15時56分33秒 | うちなー日記(沖縄編)
那覇市の東南に広がる広大な湖、それが漫湖です。周辺に広がる湿地帯は、珍鳥の宝庫で、ラムサール条約でも保護されています。昔の中国の王朝の歴史書にもその名が見られる、由緒正しき湖なのですが、本土人にはその名がネックとなり、意外に観光ガイドでも紹介されていません。時折全国版のテレビなどで放映されることもありますが、そのときは、冒頭のようにまわりくどい言い方をしたり、「那覇市の湖」と、省略してしまい、本当の名で呼ばれないこともしばしば・・・
私も実家の両親に週末の予定について電話した時に、「漫湖公園に行くんだ。」と言ったところ、当初は変な風に誤解されてしまいました。
ただ、地元の人にとっては、そんなことは関係ありません。そもそも琉球語と本土の言葉とでは単語が違いますから、本来は純粋に湖の名前という意味しか無いのです。
しかし、近年は、沖縄にも標準化の波が寄せており、昔よりも呼びにくくなっているのは事実のようです。
漫湖周辺には、立派な公園が整備されており、那覇市民のオアシス、奥武山公園とも隣接していて、朝夕はジョギングの人々もよく見受けられます。珍鳥の宝庫として、また休息の場所として、一度は行くことをオススメしたいスポットです・・・

最新の画像もっと見る

コメントを投稿