うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

中間審査会終了!

2011年04月26日 22時56分51秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
本日、無事に修士研究の中間審査会を終えました。

私の研究室では、半年に一度の研究報告発表が義務付けられており、私も昨年の前期と後期に既に発表経験がありますが、今回は修士課程のメインイベントの一つである中間審査会として、他所の研究室の先生を招いて(中間審査会では所属研究室の指導教員が主査を務め、副査2人の内一人が他所の研究室の先生という体制)の発表だったので、いつもとは違う緊張感を味わいました。
今回の発表内容は、3月の学会で発表予定だった「触媒不活性な昆虫リゾチームにおける抗菌活性の検討」の発表資料のデータを改修し、研究の位置付けなどの詳細な解説を付け足したものでした。直接指導して頂いている准教授と相談しながら改修したのですが、結局元のスライド資料からほぼ全面書き替えになり、思ったよりも資料完成まで時間がかかってしまいました。その分、学会用スライド資料よりも断然洗練されたと思います。
発表自体も、過去3回の研究報告発表の中では最も出来は良かったですし、発表終了後には副査の先生から「面白い発表を聞かせてもらえて良かった」との好評を頂けたので、とりあえず中間審査会は成功と言えるのではないでしょうか。
質疑応答では先生方から興味深い提案や指摘を頂き、今後の研究の道筋がはっきりと見えてきました。それと同時に、まだまだ抗菌蛋白質の体内での働きについては勉強しなければならないことが多く残ってるなとも実感しました。

私の研究報告は、次回は8月に修士論文発表会の形で行われる予定です。多分博士課程進学試験を兼ねることになると思いますが、発表時間自体は今回の30分よりもかなり短く、発表7分・質疑応答7分程の枠になるようです。私は理学院で日本人唯一の秋入学者なので、修論発表会も留学生の発表や博士学位審査会と同時開催になる見込みで、極めてイレギュラーなことになりそう・・。(ま、私らしくて良いですが)

実は、中間審査会が終わってホッとする間もなく、来週月曜日には雑誌会(ゼミ)の発表が控えています。全てはゼミ係(且つ友人)のS君の日程決めによるもので、S君も私と同じく今日研究報告発表、来週雑誌会発表の予定だったので、私も渋々納得していました。しかし、S君は今週インフルエンザで欠席・・。来週も発表できるのか微妙です。(おいおい・・。) ゼミ係としては少々恨みつつも、友人としては早く快復してくれることを祈っています。
はぁ・・、早く発表予定の論文読み終わらねば。
来週の雑誌会発表さえ終われば、花のゴールデンウィークが待っています。今年は特に楽しみな予定もあるので、とりあえず今週はまだまだ力を抜けません。

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