うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

小幌ジンパ(秘境駅探訪記)2

2010年07月14日 22時02分58秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
小幌ジンパの続きです。

小幌駅には午前11時34分に到着。24名でこの秘境駅へぞろぞろ下車するものだから、他の乗客の方々は不思議そうな顔をしていました。

上の写真は、小幌駅海側ホームからのパノラマ写真です。ケータイのカメラのパノラマ撮影機能で撮ったので、あまり綺麗じゃなくて申し訳ないのですが、これを見れば、左右をトンネルで挟まれ、向かい側を崖で阻まれている様子がよく分かると思います。ちなみに、私のケータイのカメラはかなり広角で写るため、そこそこホーム長が長く見えますが、実際には左右のトンネルの間は100m程度しか離れていません。


小幌駅の航空写真です。写真上側が札幌・東室蘭方面、下側が長万部・函館方面です。周囲に人家が存在しないことがお分かりでしょう。およそ500mほど離れた場所を国道が走っていますが、駅と繋がる道はありません。今回のジンパは、駅の右側(南側)200mほどのところにある海岸で行われました。この写真だと分かりませんが、駅と海岸の間は数十mの落差の崖になっており、道なき道を下りなければなりません。


というわけで、まさに道なき道を下りること10分・・・。(琉球大学千原池のほとりのジャングルに匹敵する鬱蒼さですねぇ)


着いたー!
小幌海岸と言うそうです。駅と同様に東西を崖で挟まれていて、他の人の気配はありませんから、広いプライベートビーチのような感覚で占有できました。一応、釣りのポイントとしても知られているそうですが、この日は釣り客はいませんでした。
写真の奥の方には、渡島半島が続いています。


密漁禁止の看板が立っているほどなので、こんな場所にも採りにくる人がいるってことなんでしょうね・・。ウ・・?


早速、ジンパ開始っ・・と言いたいところですが、なかなか七輪の火が安定せず、食べ始めるまでに1時間以上はかかりました。(ちなみに七輪やジンギスカンの食材などは、札幌からの持参品です)
終始火力が弱かったので、肉はほぼ生焼け、人参は生で食べましたが、それでもジンパらしい雰囲気は十分に味わえて満腹になりました。
肉を焼いているときは、ケータイの電池が切れてしまい、他の部員の子から簡易充電器を貸してもらって充電していたため、写真を撮り忘れてしまいました・・。どんな様子だったかは、最後に食べたキャベツの写真でご想像ください。

小幌滞在時間の後半は、海岸に打ち上げられた石を漁ったり、海に投げたりして遊びました。

映画「おくりびと」に出てきたような丸っこい石がちらほらありました。実に投げやすかったです。


ジンギスカンを食べるのに3時間以上を費やしてしまったため、あっという間に小幌滞在時間の4時間は過ぎてしまい、もう駅に戻らなければなりません。帰りも、道なき道を登りました。途中で前の人とはぐれた時には、後ろの人ともども軽く遭難しかけました。

-その3に続く・・。



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