ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

猿会でござる・其の四~鶴二、紫、治門、呂好

2017-03-30 22:19:17 | 笑福亭鶴二

一、桂治門・・・・・・・・・・・・・「煮売り屋」

はっきりとした口調で、笑いどころの少ない噺ながら
ぐいぐいと力づくで押し込んでいく治門さん。

どこか、気が抜けるところがあれば、客としても楽なんですが・・・・
ヤンキースの田中投手はストレート主体から
ツーシームを覚えてから、投球術に幅が出来たとか・・・・。

落語にとっての、ツーシームにあたるのは何なんでしょう・・・。


二、笑福亭呂好・・・・・・・・・「八五郎坊主」

良かったですな、呂好さんの「八五郎坊主」。

手紙の糊替わりに、ごはんつぶを取って来いといわれて
御ひつのご飯をつまみぐいするところ、
仕草だけで大いに愉しませてもらいましたで。

オチは、聴きなれた枝雀さんのとは、違っていましたな。

どんな噺も、聴かせることのできる、呂好さん。
次の、この猿会でござる・では、稽古屋とか。
楽しみでおます。

三、露の紫・・・・・・・・・・・・・「眼鏡屋盗人」

出てくるなり、血液型の性格判断、相性判断。
ちなみに、紫さんは、Å型で、AB型とB型とは相性がとても良いと・・・。
師匠の都さんは、何型か、興味ありますな・・・。

師匠の都さんからのネタなら、大師匠の五郎兵衛からの直系の「眼鏡屋盗人」。

紫さん、どんどん、都さんに似てきますな。
特に、投げやりな台詞のとき、そっくりといつも思います。

高座では、女性を感じさせない、紫さんの落語、好きでおます。

次回、この会では「遊山船」とか、楽しみですな。


四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「佐々木裁き」

エレベーターでB1へ降りていくと、目の前に鶴二さんの背中が
声を掛けようと思っていると、ぶつくさと喋っているようで、
ネタをくっている様子・・・ご挨拶も遠慮して会場へ。

さて、ネタくりをする噺とは・・・期待していると、
「大阪は奉行所が、東と西、江戸は、北と南」、ああ「佐々木裁き」や。

四郎吉のなんと、知恵はまわるが、こましゃくれているわけではなく
純粋でかわいいこと。

鶴二さんの噺にでてくる子供、「馬の田楽」「佐々木裁き」、どれも好きですな。
あの大人顔負けがでてくる「真田小僧」「初天神」「桃太郎」、
丁稚が主人公の「平林」「月並丁稚」聴きなれた噺ばかりだが、
鶴二さんにかかれば、更に爆笑ネタに。


猿会でござる・其の四~鶴二、紫、治門、呂好
2017年3月30日(木)午後7:00開演
本町

一、桂治門・・・・・・・・・・・・・「煮売り屋」
二、笑福亭呂好・・・・・・・・・「八五郎坊主」
仲入り
三、露の紫・・・・・・・・・・・・・「眼鏡屋盗人」
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「佐々木裁き」



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