ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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鶴二の一声~2023.06.25

2023-06-25 16:16:16 | 笑福亭鶴二

鶴二の一声~2023.06.25

鶴二の一声

2023年6月25日(日)午後2:00開演

DAIHATSU心斎橋角座

 

角座復活。あのにぎやかな、角座の高座が戻ってきました。でも、連れが角座というと、道頓堀の角座が頭にあったようで、開場時間に「迷うてます。どこかわかりません」と電話が・・・。そういえば、道頓堀にも通天閣の下にも、そしてB1角座という時代もありましたな。でも、満席になった今の角座、客席との一体感ができて熱気がムンムン、丁度良い大きさでおますな。

前説、シブオンプ

まず、前説でシブオンプさんが登場。結成二年目らしいが、フレッシュで初々しくて好感。これから、色んな番組のレポーターなんかで売り出していくんですな。拍手の練習には参りましたが・・・。

一、笑福亭喬龍・・・・「みかん屋」

今はやりの、イケメン若手の落語家、喬龍さん。来月の和泉のワンコイン寄席にも来られるとのことで、わざわざ楽友さんからチェットの購入の依頼ありましたが納得。噺っぷりは、落ち着いていて上品で、こりゃ女の子はイチコロでおますな。噺は「みかん屋」、すっきりとしてコンパクトに、これもいつかモノにしたい噺のひとつですな。

二、笑福亭鶴二・・・・「馬の田楽」

この噺。15年前、私が鶴二さんに初めて出会った時の記念すべき落語でございます。「寅ンコはんに芳松っつあん、そして梅ヤラはん。」この子供たちのかわいいこと。昔は道端でこうして集まっていろんな遊びしてましたな。缶ケリにデンつき鬼ごっこ、だるまさんがころんだ、ひょうたん島とか、兄弟一緒に学年違う子もなかよく遊んでましたな。大阪の堺筋の良き大阪が見えてくる、鶴二さんの「馬の田楽」は秀逸です。

三、笑福亭喬介・・・・「仏師屋盗人」

どこか「打飼盗人」とごっちゃになってしまってる「仏師屋盗人」。一両二分の金、持たずに出ていく盗人。どこか、ほのぼのしている盗人とのやりとり。この噺、喬介さんに合ってまっせ。「へっつい盗人」「おごろもち盗人」「書割盗人」「転宅」「穴泥」など盗人噺はたくさんありますが、「花色木綿」はやはり挑戦してみたいですな。

四、森脇健児・・・・「漫談」

さて、何を話されるんか、興味津々の森脇健児さんの漫談。いまや、マラソンとどっきりしかお声掛けが来ないですが、かつては27歳でレギュラーが12本、年収1億越えと、過去の栄光も嫌味なくご披露。でも、今日は自ら「絶好調!」というぐらいのパワーアップ全開の舞台。やはり松竹芸能一筋、筋金入りの芸人さんは一味も二味もちがいますな。

五、笑福亭鶴二✖森脇健児・・・・「対談」

昔の思い出、角座の楽屋風景を赤裸々に語る。家に居るより楽屋で過ごす時間が多かった昔の芸人さん。そういう強者に鍛えられ、可愛がられた鶴二さんと森脇さん、いつの時代も客席の前に楽屋内に愛される人は人気者になるんですな。

六、笑福亭鶴二・・・「船弁慶」

よろしいな・・私の鶴二さん、お薦めの夏の噺「船弁慶」。雷のお松、雀のお松とアホの喜ィ公のほたえてる仲の良さ羨ましいですな。ハメモノたっぷりの噺、下座からのはやしや薫子さんのええ声聞かしてもらいましたで。あと夏というと「遊山船」に「青菜」に「次の御用日」「千両みかん」「夏の医者」などこれらが聞けると夏到来でおますな。

 

そして、秋の「笑福亭鶴二独演会」開催決定。

2023年10月22日(日)13:00開演

阿倍野区民センター・小ホール

 


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