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森博嗣さんは、独特の感性、視点を持たれていてそれはとてもユニーク。その思いつくままのエッセイが100もこれでどうじゃとどんどん現れる。その100のタイトルを見るだけでも,おおいに楽しい。
例えば、「頭の体操」というクイズの本からの紹介(私もよく読んでいた本です)。その本に「Aさんは、3時間で畑を4アール耕す。Bさんは、4時間で3アールを耕す。この二人にそれぞれ12アールの畑を耕してもらった。貴方は二人に2万4千円を払うつもりだが、いったいどんな割合で分配すれば良いだろう」というのがありました。さて、どうします、ここに仕事と能力と時間といろんな要素が組み重なってきます。その答えにあたし達の時間給、能力給、仕事量と賃金、その延長には残業代というものが現れます。
いろいろ難しい問題です・・・タクシーは、時間がかかるほど料金が高い。世の中にはそういうものだってありますな。