![]() | 家族依存症 (新潮文庫) |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
☆☆
もう少し気楽に読める本と思いきや、
共依存という「人間関係の病理」についての考え方に基づいて書かれている。
アルコール依存症、食事依存症、仕事依存症、その原因は本人というよりは、
周りの者、夫であったり、母親、父親にあるみたいで、ある日のボタンの掛け違い
心の掛け違いによって大きく傷つき、あるとき突然、良い子が登校拒否になったり、
家庭内暴力を振るったり、淋しさが色んなかたちで現れる。
身につまされる箇所を一つ紹介すると・・・
職場というのは、効率と生産性だけが問われる単純な世界ですが、現代の父親の多くは
職場で評価されることで、自分の役割を果たしきったように錯覚しています・・・・・と。
耳の痛いはなしですな。
会社と同じように統制するのも、無関心で家庭を振り返らないのも、ダメ。
男は、いや父親は辛いですな・・・・・。
にほんブログ村に参加中。
クリックで応援、よろしくでおます。
↓↓↓


