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ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

ナゾの交流会

2011-11-12 06:58:54 | Singapore/外出&食い意地
昨日は授業のあと、
先月お話したナゾの交流会に行ってきました。
 
ほら、S嬢の話を相方にしたときに、
彼が「そんなに魅力的な子なら、今度連れておいで」って言ったという例の集まりです。
 
カナダの方が主催する異業種交流会みたいなもの。
それはいったいどういう集まりなの?
ナゾが解けました。
 
その方の職業がエグゼクティブクラス専門のヘッドハンターでした。
ヘッドハンティングってアレでしょ?
仕事のできる人を狩ってよそに調達して、紹介料をもらう仕事なんでしょ。
それでご飯が食べられるほど、ちゃんとした額のお金がもらえるほど、
世の中には紹介して欲しい企業やらと、狩られる人材がいるってことなんですね。
 
大阪に20年以上いたというその方は、
一見すると「関西弁をしゃべるおもしろいガイジンさん」。
それでエグゼクティブクラスのハンターとしてスペシャリストなわけですから、
実はデキル男なんでしょう。
デキル男は、ネットワーク構築もデキル。
ハンターにとって人的ネットワークは大変重要。
それでふだんからそういった集まりの場を設けたりしているみたいです。
 
エグゼクティブクラスのデキハンターが声をかけた集まり。
集まったひとたちが魅力的でないわけがありません。
別に就活しているわけでもない相方は、彼らに魅力を感じて参加したのでしょう。
 
 
 
昨日の感想…
 
心を入れ替えて、英語を勉強します。
 
もちろんその他の勉強も必要ですが、まずは英語ができないことには。
スキルとしてというより、まずはツールとしてのレベルに到達しないことには。
 
 
昨日の会、「時間厳守で」みたいなことを言われていたので、
S嬢とともにそれに従い、授業が終わるとすぐに会場に向かいました。
 
 
 学校の休み時間に食べたおやつ。 
    
 左:今日もリーディングとカンバセーションの先生、ジャッキーは私たちの餌付けに余念ナシ。
 中:私は自家製ヨーグルトで焼いたケーキを持っていきました。
 右:S嬢からは、インドネシアに行ってきたとなりのクラスのご友人からもらったお菓子。
   写真にはありませんが、A嬢はイギリスのアールグレイの紅茶をくれました。
 
なのに相方からは、
 「僕は残業で遅れるから、君たち勝手に行っといてね」とか、電話が入るし。

 
ふたりで時間どおりに行くと…

 
 
ほぼ白人さんしかいませんでした。
 
ひいぃ。
 
「誰か日本語しゃべれる人いないの!?」
 
先のカナダの方もちょろっと日本語を話してくださいましたが、
いかんせんまわりが欧米系の方ばかりだったので、会話は自然に英語に
 
全然わかりません。
 
きれいサッパリ聞き取れない。
 
 
私にも少ないながらも外国人の友人もいるし、基本、海外はひとりで旅をする派なので、
外国人ばかりの中にひとり日本人、という環境も初めてではないのです。
 
でもその場合、誰かが日本語も話せたり、
英語しか話さない場合でも彼らが私の理解度に応じて話を進めてくれました。
つまりface to faceのコミュニケーションであるか、私がお客さま待遇であるかだったので、
わからない言葉の説明を求めたり、聞き取れないフレーズを何度も聞いたりは、
私の意思次第、自由自在だったのです。
そういうふうに自分を甘やかしているから、こんな英語力のままこの年齢に。
 
でも今回みたいに自分がその他大勢のひとりだと、そんなことはできっこない。
そうすると、わからないまま、またはフレーズ丸々聞き取れないまま、
どんどん会話は進んでいくわけで、
 
 
最初の方ですでに置き去り
 
最初の方といえば最初じゃないみたいだけど、
 
カッコつけないで言うと、
 
ようはスタート地点で立ち往生
 
 
みなさんと同じ位置に立てていない。
 
 
それこそ、シンガポールに来てどのくらいとか、何をやってるのかとか、
自分に向けて話される挨拶レベルの話しかできませんでした。
S嬢はそもそも私と同じクラスにいるのがおかしいほど、私よりずっとデキル人なので、
楽しそうに話していました。
 
 
     
      建物の中、みなさんのいる会場に到達するまでの、ずっと手前にあった象のオブジェ。
      私の“会話についていけてない度”もちょうどこのあたり。
 
イギリス人、アメリカ人、ニュージーランド人、カナダ人、シンガポール人…。
CEOやプレジデント、マネージャークラス、弁護士、ディーラー、投資家、等々。
誰がどれだけエライんだかよくわからないままに、英語の名刺が続々。
白人さんたち、見た目どおり仕事もホワイトカラー
 
ああ、彼らの話がわかりたい。
第一線で仕事をしている人たちのお話って、やはりわくわくします。
入り口からいきなり高度な経済問題を語ったりはしないでしょうから、
出だしの話題くらいはついていくようにしないと。
なのに、相づちさえ打てなかったです。
最初っからそんなだと退屈な人間、考えのない人間と思われてしまって、相手にされない。
彼らがどれだけ好意的であっても、無反応な人間を相手に仕様がないんですよね。
身の置き所のない有様でした。
 
もっと身を入れて英語の勉強しないと!
 
もちろん日本人も続々とやってきたし、
欧米系の方々のなかには流暢な日本語で楽しそうに話してくれる方もいましたが、
ホネのある、おもしろそうな話は英語で語られているようでした。
ナゾの交流会の正体は解けましたが、
英語のわからない私には、彼らの会話はナゾのベールに包まれたままでした。
ナゾがいっそう深まっただけのような、私限定で。
 
 
 
遅れてきた相方に帰りのタクシーでその日の感想を聞かれたので、
素直にそういったことを話しました。
「そういう風に思えるようになっただけでも、進歩あったんじゃない」
 
それがねらいでしたか。
そう思わせるために、参加させたのね。
ツマのバカがばれるのは、彼にとっては痛手。
大変リスクがあると思うのですが、
リスクを取ってでもリターンを期待してるってことでしょうか。
そこまで危機感もたせるほどの私の英語力って…。
それほどまでして追いつめないと火がつかないと思われている私のやる気度って…。
 
思うツボにはまるのはくやしいですが、
歯牙にもかからない人間でいるのはもっとくやしいので、
本気で勉強してやろうと思いました
 
今後、当ブログの更新頻度が落ちたら、
本気に火がついたと思ってください。
 
 今朝の朝食。
 昨日がおやつざんまい&居酒屋メニューの晩ご飯だったので、フルーツで軽く。
   
 アメリカのオーガニックリンゴ(10個入$4.5、約290円)、中国の柿($0.8、約50円)、
 イタリアのプラム(12個入$1.95、約120円)。
 日本の秋が恋しくて初めて買った中国の柿は、十分甘いけれどやわらかめ。
 
 

プールの横顔

2011-11-11 08:59:21 | Singapore/外出&食い意地
日本から遊びに来る友人たちは必ず、マリーナベイサンズに行きたいといいます。
ソフトバンクのCMで一躍有名になった旬の観光地ですもんね。
       
で、あのホテルのてっぺんにあるプールについて、
「あのはしっこは、どうなっているんだ?」
「テレビや写真で見る分には、はしっこから身を乗り出すと落ちそうだが大丈夫なのか?」
「あふれた水は下界へ落下しているのか?」
などと、友人の職場では話題になったそうなので、プールの横顔を。
 
       
 
同じような疑問を抱いていらっしゃった方も、すっきりしていただけましたでしょうか?
 
ついでにCMで練り練り歩かれていた公園(?)部分の昼間の顔も。
           
 
サンズのプールもマリーナ側のビルの林立する風景もすごいのですが、
それよりも私が圧倒されたのは外海側のこの風景。
       
一面のコンテナ船。
トロイ戦争でトロイに攻めてきたローマ軍の船の数と威容さってこんな感じだったんじゃない?
そう思うくらいの、船、船、船。
 
シンガポールは人口500万人、東京23区や淡路島サイズの小国ながら、
港湾別のコンテナ取扱量では世界2位の実力なんですよ。
去年か一昨年までは1位でした。
現在の1位は上海。
そのコンテナの80%だったかな、それくらいはシンガポールを通過して他国に行くのです。
地理的に東南アジアの中心に位置するこの国の、
港湾の整備、ハイテク化などの改善により、
コンテナの積み下ろしと税関を劇的スピーディにした結果の実力だそうで。
自国の強みをよく考えたやり方は、貿易だけでなく金融や観光産業にも。
経営学で「選択と集中(Selection and Concentration)」という言葉を習うのですが、
それを国レベルでやって見事成功した好例が、シンガポールだなあ、と。
 参考までに「選択と集中」とは、
 自社の得意な事業領域を明確にし経営資源を集中的に投下する戦略、とのことです。
 
話が大きくそれましたが、
マリーナベイサンズ、プールそのものは宿泊客しか入れません。
でも「サンズ・スカイパーク」という展望台デッキに入れるチケット($20、約1,300円)で、
プールデッキの一部には入れます。
最近、プールデッキの入場もかなり制限されるようになったみたいなので、
せっかく行くなら何としてもプールデッキまで、という方は事前にご確認ください。
 
ちょっと賢そうなことも書いてみたくなったので、
以上、相方の受け売りもりもりで仕上げてみました。

ディーパバリ、驚異のイスタナ見学

2011-10-29 02:40:37 | Singapore/外出&食い意地

木曜日のお話の続きです。
いつも以上にダラダラです。
先に謝っておきます。
ごめんなさい。

 
一昨日、水曜日はディーパバリ(ヒンズー教の光の祭典)で学校はお休み、
クラスメートのバースディランチ会を開きました。
その後、せっかくだからと、
ディーパバリで一番にぎわうリトルインディアに行ってみることにしました。
 
リトルインディアの駅に降りるなり、いつもより人が多く、期待が高まります。
 
おお!
ディーパバリに彩られた街!!
"Happy Deepavali"だって。本当にお祭りなんだ。
    
夜になったらライトアップされるようです。
光の祭典の名に偽りナシ。
 
夏祭りみたいな通りがあったので、行ってみると・・・
 
 
それらしきお店があったものの、
      
ものの数メートルでにぎわいは終わりました。
 
韓国人の男の子が、「ふだんと変わらないじゃん!」と、ぶーすか。
確かに。
 
人が多いだけで、通りの装飾を除くとふだんと変わらない。
やっぱり夜来ないとだめなのね。
あちこちで群れなしているインド系のみなさん、なにしに集っているのでしょう?
 
ということで、リトルインディア見学、あっけなく終了。
お嬢さんが、イスタナ(大統領官邸)が本日一般公開日だと教えてくれたので、
それを見に行くことにしました。
 
イスタナ、年に何度か公開されていることは知っており、
行ってみたいと思っていたので、とてもうれしい。
タクシーを拾うことにしました。
  
おお、ベンツタクシー。
イスタナに向かうにふさわしい車。
同じ料金で乗れるのでなんだかお得感アリ。
貧乏人はこんなことでもうれしいのです。
 
イスタナ到着。
      
入場料は$1(約65円)でした。
空港並みのセキュリティチェックがあります。
   
前を歩くのはクラスメート。
 
イスタナはゴルフ場みたいでした。
            
 
広い、広い敷地のなかを、ピクニック気分でどんどん歩きます。
 
途中、オーケストラの演奏があったり、イスタナグッズを売ってたり、
    
南国の鳥を客寄せに使って、動物保護の募金を募っていたり…。
         
鳥たち、きれいだなあ。
しぐさもかわいいなあ。
奥の4羽ならんでいる白いオウムも仲良さそうでかわいいなあ。
 
と思ったら、もめ始めました。
    
  
 
さらにぐんぐん歩くと肝心の大統領官邸が見えてきました。
 
堂々の白亜の殿堂。
 
「シンガポールって実権を握ってるのは首相じゃないですか?
じゃあ、大統領って何をやってるの?何のためにいるの?」
いきなり、例のお嬢さんに質問を投げかけられました。
う~ん、たぶん国民の象徴みたいなもんでは?
長年首相を務めたリー・クアンユー氏の息子さんが今の首相。
彼らは中国系。
大統領は確か、インド系だったはず。
多民族国家だから、それでバランス取ってるんじゃないかなあ。
仕事は国賓のおもてなしとかじゃないの?
お嬢さんもそれくらいは考えていたみたいで、
勉強不足の私には彼女が期待する以上の答えはできませんでした。
ごめんよ。また調べておくよ。
 
さて、殿堂内部も別途$2(約130円)で見学できたのですが、残念ながら撮影禁止でした。
中には、おそらく各国の国賓や公賓から贈られたのであろう金銀財宝がザックザク
大変見ごたえがありました。
なかでもインドの金糸・銀糸で宝石を織り込んだ豪華絢爛カーペットに目が釘付けになりました。
他にも、イスラム諸国やアフリカ諸国の金でできた動物オブジェやら、中国の見事な絵付けの焼き物やら、
アジア諸国の宝石をあしらった金銀のツボやら、自国とシンガポールの紋章を彫ったイギリスの銀のペアカップやら、
もうまぶしいったら
こういうの見るの、大好き。
さすが、国の威信をかけた、文化の粋を集めた贈り物の数々。
もっとすごい贈り物は首相官邸かリー家の私邸にあるのでしょうけれど、
それでもこんなお宝を一般に見せてくれるなんて驚きです。
いい国だなあ。うれしいなあ。
大変気になる日本からの贈り物ですが…
 
こういうの。
  ちなみにこのお嬢さんは18,375円(税込価格)。
う~ん。
ある意味、予想どおり。
ある意味、各国からの金銀財宝の中で放たれる異彩。
 
 
建物の外へ出ると、人が多くって。
 
階段を利用して団体さんが記念撮影してたり、あちこちに集まっていたり。
              
 
そしてこんな見学者も。
        
 
なぜここにきてコスプレ?
セキュリティチェック、ちゃんと通ったんですよね?
 
 
あ、初音ミクだ。
   
初音ミクというのは、日本生まれ、世界初のバーチャルシンガーだったかと。
それがわかるなんて、かなりオタク度高いかもよ、私。
 
階段のところで、これまた大きな団体さんが写真撮影。
          
階段いっぱいに広がってるから、ここ通り道なのに、私たち通れないじゃん。
これが私ひとりで若かりし頃だったら、
性格の悪さ全開で団体さんのど真ん中をぎゅうぎゅうやって突っ切たかも?
だけど、娘や息子のような年頃の若者たちと一緒だったので、
オトナを保ちながら端っこを通りました。
それにしても邪魔。
常識ないなあ。
「混んでるねえ」とか笑いながらも、心が狭いので眉間にしわが。
思わず最前列のリーダー格に視線がいってしまいます。
まるでにらんでるみたい?
      
旗を持ったひとに引率されたこの団体さん、どっかの町内会でしょうか?
おのぼりさん的なにぎわいだし、まわりの混雑ぶりに配慮できないあたり、
シンガポールでも端っこの田舎の方からいらっしゃったな?
じゃ、真ん中にいるちょっとこざっぱりしたのが、
町内会会長とその奥さん、ってとこかな?
うれしそうな顔しちゃって。
お嬢さんが言うには「農協あたりの団体では?」と。
じゃあ、農協理事長と理事長夫人ってこと?
ま、どっちでもいいけどね。
 
 
イスタナを後にして、若者たちと別れて帰りました。
今日も楽しい一日でした。
お嬢さん方、おばさんと遊んでくれてありがとうね。 
 
夜中にブログをUPしようと書き始め、写真もチェックして、前半を完成。
それが木曜日の記事です。
それから、
「そういやお嬢さんに聞かれたこと、ちゃんと調べなくちゃあ」とネット検索。
 
調べてみると…
やはり私たちが話していたとおり、
大統領は儀礼的な存在、首相は実権を握る行政府の長として、役割分担されているみたい。
大統領と首相の両方いる国は他に、ロシア、韓国、フランスなど。
日本には天皇陛下がいらっしゃるから、両方を置くことはないわけです。
 
で、ついでにシンガポール大統領を確認。
確か、ナザンさんとかいうインド系だったはず…
 
と思ったら、今年9月に交代していました。
トニー・タンさんだって、今の大統領は。
中国系の名前ですね。
 
写真もありました。
この方です。
  
 
 
 
あれ?
 
この写真…。
 
これって…
 
町内会会長じゃん!!
いや、農協理事長だっけ?
 
いやいや、どっちも違って、
あのほのぼのしたおじさんが、大統領だったんじゃん!!
 
ええええぇぇぇっ!?
  
   
 
ひいいいぃぃぃっ。
 
ということで、
イスタナ見学、
私たちがわやわやとそのとなりを通ったのは、 
現職大統領とファーストレディだったのでした。
 
いや、大統領ご本人とは距離はありましたよ。
ありましたけれど、ほんの1メートルほどよ。
びっくりですよ。
 
イケズして突進してぶつかってたら、
日本でもニュース速報が流れるところでしたよ。
シンガポール、大統領官邸で邦人逮捕」とか。
それとも、ぶつかる手前で邦人テロリストを射殺」・・・?
 
ああ、オトナな態度を保ててよかった。
 
 
…にらんじゃったけど。
  
 
田舎の町内会会長よばわり、農協理事長よばわりされる現職大統領…。
 
初音ミクの鼻先10mで現職大統領が微笑んでいる国、シンガポール。
他国の民間人にガンを飛ばされながら、
現職大統領が団体客とカメラに収まっている国、シンガポール。
この国のフトコロは、意外に深い。

甘いカフェの辛い世間話

2011-10-20 01:19:04 | Singapore/外出&食い意地
昨日も学校へ行く前に、ランチを楽しみました。
 
場所は、ドービーゴート駅から歩いて5分くらい、
以前から行きたかったパンケーキの専門店。
パンケーキは食事系とスィーツ系があり、どちらも魅力的です。
 
ご一緒してくださったのは、以前に一度だけお会いしたことがある素敵奥さまです。
私よりずっとお若くて、美人さんで、すらりとして垢抜けたたたずまい。
家事なんかしなさそうに見えるのに、まぶしいまでの良妻賢母とくる。
ぬか漬けも長くやってるみたいだから、糟糠のツマ?
貧乏と無縁そうだけど。
とにかく、私には高嶺の花…っていうのは、男性の視点だからおかしいか。
相変わらず、油断すると中身のオッサンが顔を出しますね、私。
私とは住む世界の違うひとかしら?と、言いたいのはそういうことです。
お会いできるのはとてもうれしいのだけれど、ケチケチへらへら生きてる私が何を話したらよいのやら?
「一度会ったら友人呼ばわり」の私にも、そのあたりがためらわれました。
 
それで、彼女との食事にふさわしい話題について、
やっぱり、最初はおいしいお店やオシャレなお店についてから?
それとも無難に料理のことはどう?
私には無縁だけれど、がんばれば育児の話題もつきあえるかな?
などと、待ち合わせ場所に向かう道中、傾向と対策を練っていたのですが、
そもそもたいして持ち合わせがないネタを、ひっぱりようがあるものか?
 
ええい、あたって砕けろ、だ。
ドン!!
 
     食事系パンケーキ、エッグベネディクト
   
とろ~りポーチドエッグとハムのおいしいに決まってる組み合わせ。
 
                 黒い森っていう名は体をあらわすスィーツ系パンケーキ
                 
              ブランディチェリー、チョコレート、バニラアイスクリームの狂喜乱舞の三つ巴。
 
 パンケーキは、感激の出来立てホアンホアン、軽~い食べ心地。
 とってもおいしいけれど、ボリュームがあるからそればっかりだと飽きてしまうかも。
 ふたりでシェアしたのは正解でした。
 お値段は他にそれぞれ飲み物をオーダーして、$38(約2,400円)弱でした。
 
 
ということで、
どどんとあたって砕けた結果、
 
私たちが一番盛り上がった話題は、
 
 
 
日本の外交政策でした。
 
シンガポールの満員御礼の人気カフェ、
女性はみんな、きっとこんなお店好きよね、っていう匂いも雰囲気もあっま~いパンケーキ屋さん。
そんなお店の片すみで、
対中、対ロ、それぞれについて、戦後から今日にいたるまで、
政策の反省点、外交カード、今後の戦略について、
まっ昼間から
日本人の主婦がふたりが、
 
吠える、吠える。
 
 
なぜ?
なぜこんな話題を、このひととしているの、私?
最近読んだ池井戸潤さんの小説よりも、意外な展開。
(最近読んだ・・・先日の宿題マウンテン、敵前逃亡ってことですよ。)
そんなことより、どこまで場違いな話題ですか?
 
お会いする前の、みみっちい心配は杞憂でした。
この友人、見た目と中身が、ちっが~う!
というか、見た目どおりのトレンドな話題も、そぐわなそうな硬派な話題も、
きっと変幻自在なんだと。
 
ランチタイムは時間を忘れるくらいに楽しく、あわただしくお別れ。
楽しい時間をどうもありがとう、です。
授業には、ちょっとだけ遅れてしまいました。 
最近の私は楽しい出会いに恵まれて時間健忘症。
根底にはもともと時間にルーズな性格がありますが。
時間を忘れるくらいに楽しかったから!」と、教室に入るなり言い訳したかったものの、
そんな文句がさらさら~と出てくるようになるのは、悲しいかなまだまだ先のことでした。

連日の外食、夜の部

2011-10-17 08:31:28 | Singapore/外出&食い意地
昨日のつづきです。
先週の金曜日の外食リポート、夜の部。
 
お昼に引続き、夜は夜で、
またクラスメートのお嬢さんとふたりしてラクサを食べに、今度はカトンへ。
328っていう有名店です。
  
小さいサイズが$4(約260円)。
私の住んでいるエリアのホーカーズと比べると大変おいしかったです。
でも、私は初めて食べたカトンラクサのお店の方がダシが濃厚で好きかなあ。
 
その後、ケーキ屋さん、awfully chocolate(←クリックすると音が出ます!)に移動して、ガールズトーク。
 
店内はケーキ、お店の飾り、スタッフのカチューシャや帽子など、
ハロウィンカラーで染められて、楽しい雰囲気でした。
           
 
私たちはケーキとカフェラテ、カプチーノを頼みました。
ふたりで$25(約1,600円)くらいだったかな。
  
 
正直なことを言うと、
娘がいたらこのくらいかしら?っていうような歳の離れたお嬢さんと、
こんなにおしゃべりが楽しめるとは思ってもいませんでした。
彼女と話していると、とにかく楽しいのです。
彼女自身もチャーミングなんですが、
なんというか生命力にあふれている彼女といると、
元気がでてくるっていうか、アドレナリンが出てるなあってわかるくらい。
私がおばさんだからそんな風に感じるんじゃなくって、それが彼女の魅力なんだと。
もうね、いきいきした子なんです。
そして、目の付けどころや感性が、同年代の他の子たちとは、まったく違うと思う。
色々わかって落ち着いているようで、好奇心旺盛、自由奔放。
だから話も面白い、それでいて聞き上手。
さらに育ちのよさが漂ってるの。
初めての海外ひとり旅がトルコ、そのとき14歳だったというこのお嬢さん、
ただものじゃありません。
銀座のホステスになったら、売れっ子間違いナシだよ、って言ったら、
よくスカウトされました」ですって。
やっぱりなあ。
間違いなくオジサン受けするだろうなあ。
はい、オジサンのお友だち、多いです
まいりました。
もしかして、彼女の魅力がイッパツでわかった私って、
外はおばさんでも中身がオジサンってことですか?
  
時間の経つのもわからないくらいに楽しくて、気がづけば11時過ぎ。
 
 
帰宅した時には、12時をとっくにまわっていました。
不良主婦。
「時間を忘れるくらいに楽しかったから!」と彼女をダシに使って、
悪びれもせずに相方に言い訳すると、
「そんなに魅力的な子なら、今度、僕たちの集まりに連れておいで」って。
 
ということで、
会社経営者やら投資家やら、シンガポーリアンやらアメリカ人やらインド人やら、
不思議な方々がいっぱい集うナゾの交流会に、次回、本当に乱入するかも?
英語初中級のふたりで