カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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「今週の公教要理の錠剤」64 

2013年03月23日 | 神父様からメッセージ(C年)
C年 枝の主日   2013・3・24
 「カトリック教会の教え」から
「キリスト信者と祈り」
キリスト信者にとって祈りは特別な課題となっています。その理由はまず、イエス様ご自身がいろんな時、ご自分の人生の重要な時に祈られたからです。イエス様に従う人たちにとって、祈ることはイエス様と同じように欠かせない心の息吹となっています。祈ることは御父である神様と話し合うことです。イエス様の弟子達が、どのように祈ればいいか尋ねた時に、イエス様に教えられました。イエス様から教えられたこの祈りは、イエス様に従う人々にとって祈りの基礎となりました。イエス様は「主の祈り」と呼ばれるこの祈りによって、祈りの心、祈りの中身、祈りの目標を教えてくださいます。主の祈りはキリスト信者にとって祈りの全体的な形が含まれています。それを参考にして祈っています。祈りは神様との話し合いの中で、自分の小さい利益(受験合格、商売繁盛、寿命)を求めることではなく、神様の栄光や神様がこの世の完全な到来を求めると共に、神様の贈り物である命を求めることです。それに、どんな悪からでも解放されることによって、神様から赦されたように、隣人を赦すように求められることです。イエス様が祈りについていくつかの指示をされました。まず、自分の人生の中で言葉だけではなく、行動によっても絶えず祈るように。自分の部屋の奥まったところで、静けさの中で神様の言葉に耳を傾けながら、謙虚に自分の出来たことについて自慢せず祈るように勧められています。また言葉数多く祈るのは神様が好まれる祈りではなく、行いがついていかない祈りも神様の望まれる祈りではありません。キリスト信者が知るべき祈りは、数少ないことですが「主の祈り」、「マリア様への祈り」、「栄光の祈り」です。それにいくつかの日常生活の中で必要な祈りもあります。キリスト信者は食事をいただく前に、仕事や勤めの前、旅行に出る前に神様の導きに感謝して祈っています。

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