気になっていた、行きたかった店です。
①パティスリー・サロン・ド・テ・ゴセキ (吉祥寺)
井の頭公園のそばの吉祥寺通りに面しているお店で、ず~っと行きたいなぁと気になったままになっていたお店でしたが、吉祥寺で買い物がてら足を伸ばしてみました。
オーナーパティシエの五関嗣久氏が店頭に出てきていました、気さくな雰囲気がする方です。
若いスタッフに混じって、エプロンを付けたパティシエのお母様と思しき方も見かけたりして・・
店内はさっぱりとして清潔感があり、気軽にお茶とケーキでゆっくり出来る雰囲気です。
左の写真はヘーゼルナッツのパリブレスト、リング形のシューにひかれてしまいました。
パリブレストという名前の由来は150年前にパリとプレストの間を駆け抜ける自転車レースを記念して、車輪がヒントとなってパリのパティスリーが考案したとのことです。
タルト系が一押しのケーキ屋さんとのことですが、右の写真のルバーブのタルトは酸味と甘味が何ともいえなくて好きな感じのタルトでした。
珈琲もおいしかった、さり気なくマンションの1階にありました。
②イデミ・スギノ HIDEMI SUGINO (京橋)
ここは2005年のクリスマスに初めて訪れて以来、また行きたいなぁ~と思いながらも一年半たってしまいました。が、たまたま近くまで来ていたので覗いてみることに・・
パティシエの杉野英実氏はフランスで創設された世界のトップパティシエが集うルレ・デセールという協会の当時の会長から直々に請われ2000年に日本では第一号の会員になったそうです! 現在はエーグルドゥースの寺井氏など4名が国内で会員になっているとのこと・・
店の外観はシックというよりわざと目立たなくしているような地味に渋い色合いで、うっかりしていると通り過ぎてしまいそう・・
お店には2時ちょっと前に到着しましたが、ショーケースにケーキの姿が全く見えず!びっくりしてしまったのですが、もう少ししたらケーキが並ぶとのことで楽しみに席について待っていました。相変わらず人気で並ぶそばからケーキが次々と消えていってしまう・・
段々と席にお客さんが埋まっていきます、皆さんケーキが再度ショーケースに並ぶ時間を知っていたかのよう・・見渡すと男性一人客の方が居たりと熱心なファンがついているのがわかります。
せっかくなのでひとり2個ずつ注文です^^;
左のチョコレート系は「ボレロ」、木苺としっとりしたガナッシュにビターで香ばしいビスキュイが層になっていてチョコレート好きな人だったらより幸せな気分になれそう・・
右側の見た目もかわいらしい白いケーキは「リビエラ」
これはかなり気に入ってしまったというか、色々な素材がすごくいい感じで構築?されているというか・・もいちど食べたい!と今でもほんと思います。
白いドームみたいなのはメレンゲで出来ていて、その下部分はフロマージュブランとマスカルポーネのムース、そしてその中からレモンチュロ(洋酒)に漬け込んだという干しあんずが出てきたので、これにもびっくりでした。
友人が頼んだ二品は左が「パラディ」で白ワインのムースの下に色鮮やかな赤すぐりのジュレとムース、右は「タルトレット・ア・ラ・ルバーブ」甘いメレンゲと酸味のあるルバーブのコンポート、どちらもお互いが引き立てあうような組み合わせです。
③ツッカベッカライ・カヤヌマ (赤坂)
ここは赤坂にお店を出してから今年でもう20年にもなるそうですが、お店のことを本で読んで興味を持った家族からのリクエストで出かけてみました^^; ティールームなどはなくテイクアウト専門の伝統のウィーン菓子を置く店で、ツッカベッカライとはドイツ語でカフェを併設していない菓子店、という意味になるそうです。店の隣には昨年オープンしたオーストリア料理店の「カー・ウント・カー」(K.u.K)もありました。
外から見える店内がとてもきらびやかに見えてちょっと入りづらい雰囲気さえしてしまいましたが、逆にケーキは無駄な装飾を一切せずに本場オーストリアよりかも本家らしいとまで言われるウィーン菓子を作り続けているそうです。知識だけではなく人格も資格を得るときには重要視されるという、オーストリアのマイスターの資格を持つ栢沼(かやぬま)稔氏、ウィーンフィルのメンバーが来日するたびにこのお店にお菓子を買いに来るというエピソートがあるのですから驚きます。
下のケーキはザッハトルテ、別料金になりますが生クリームもつけてもらえます。これには店からのメモ書きが付いていて、「チョコレートのスポンジにアプリコットジャムをかけ、特別な配合と製法で作られたチョコレートが上がけしてあります・・」と記載されていました。スポンジ生地はあまり甘くなく、上がけしたチョコはさくさくとしたような、砂糖がざらざらしているような食感でした、これが本物のザッハトルテなんですね・・(ウィーン菓子そのものをよく知らないのでした^^;)
左はバームクーヘン、ラム酒を含んだ何層もの生地やマジパンにチョコレートでコーティングされています。何度も生地を敷きガス釜に入れていく作業があり、手間もかかるので2時間つきっきりで2台しか焼けないそうです。右はリンツァートルテでシナモンなどスパイスが効いた焼き菓子で上にラズベリージャムが敷かれていました、大人っぽい味わいです。
3店ともに違うタイプのお店なのに一緒にUPしてしまいましたが、それぞれに楽しめるお店でした。
いっぺんに書いたので又長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいた方には感謝です!
①パティスリー・サロン・ド・テ・ゴセキ (吉祥寺)
井の頭公園のそばの吉祥寺通りに面しているお店で、ず~っと行きたいなぁと気になったままになっていたお店でしたが、吉祥寺で買い物がてら足を伸ばしてみました。
オーナーパティシエの五関嗣久氏が店頭に出てきていました、気さくな雰囲気がする方です。
若いスタッフに混じって、エプロンを付けたパティシエのお母様と思しき方も見かけたりして・・
店内はさっぱりとして清潔感があり、気軽にお茶とケーキでゆっくり出来る雰囲気です。
左の写真はヘーゼルナッツのパリブレスト、リング形のシューにひかれてしまいました。
パリブレストという名前の由来は150年前にパリとプレストの間を駆け抜ける自転車レースを記念して、車輪がヒントとなってパリのパティスリーが考案したとのことです。
タルト系が一押しのケーキ屋さんとのことですが、右の写真のルバーブのタルトは酸味と甘味が何ともいえなくて好きな感じのタルトでした。
珈琲もおいしかった、さり気なくマンションの1階にありました。
②イデミ・スギノ HIDEMI SUGINO (京橋)
ここは2005年のクリスマスに初めて訪れて以来、また行きたいなぁ~と思いながらも一年半たってしまいました。が、たまたま近くまで来ていたので覗いてみることに・・
パティシエの杉野英実氏はフランスで創設された世界のトップパティシエが集うルレ・デセールという協会の当時の会長から直々に請われ2000年に日本では第一号の会員になったそうです! 現在はエーグルドゥースの寺井氏など4名が国内で会員になっているとのこと・・
店の外観はシックというよりわざと目立たなくしているような地味に渋い色合いで、うっかりしていると通り過ぎてしまいそう・・
お店には2時ちょっと前に到着しましたが、ショーケースにケーキの姿が全く見えず!びっくりしてしまったのですが、もう少ししたらケーキが並ぶとのことで楽しみに席について待っていました。相変わらず人気で並ぶそばからケーキが次々と消えていってしまう・・
段々と席にお客さんが埋まっていきます、皆さんケーキが再度ショーケースに並ぶ時間を知っていたかのよう・・見渡すと男性一人客の方が居たりと熱心なファンがついているのがわかります。
せっかくなのでひとり2個ずつ注文です^^;
左のチョコレート系は「ボレロ」、木苺としっとりしたガナッシュにビターで香ばしいビスキュイが層になっていてチョコレート好きな人だったらより幸せな気分になれそう・・
右側の見た目もかわいらしい白いケーキは「リビエラ」
これはかなり気に入ってしまったというか、色々な素材がすごくいい感じで構築?されているというか・・もいちど食べたい!と今でもほんと思います。
白いドームみたいなのはメレンゲで出来ていて、その下部分はフロマージュブランとマスカルポーネのムース、そしてその中からレモンチュロ(洋酒)に漬け込んだという干しあんずが出てきたので、これにもびっくりでした。
友人が頼んだ二品は左が「パラディ」で白ワインのムースの下に色鮮やかな赤すぐりのジュレとムース、右は「タルトレット・ア・ラ・ルバーブ」甘いメレンゲと酸味のあるルバーブのコンポート、どちらもお互いが引き立てあうような組み合わせです。
③ツッカベッカライ・カヤヌマ (赤坂)
ここは赤坂にお店を出してから今年でもう20年にもなるそうですが、お店のことを本で読んで興味を持った家族からのリクエストで出かけてみました^^; ティールームなどはなくテイクアウト専門の伝統のウィーン菓子を置く店で、ツッカベッカライとはドイツ語でカフェを併設していない菓子店、という意味になるそうです。店の隣には昨年オープンしたオーストリア料理店の「カー・ウント・カー」(K.u.K)もありました。
外から見える店内がとてもきらびやかに見えてちょっと入りづらい雰囲気さえしてしまいましたが、逆にケーキは無駄な装飾を一切せずに本場オーストリアよりかも本家らしいとまで言われるウィーン菓子を作り続けているそうです。知識だけではなく人格も資格を得るときには重要視されるという、オーストリアのマイスターの資格を持つ栢沼(かやぬま)稔氏、ウィーンフィルのメンバーが来日するたびにこのお店にお菓子を買いに来るというエピソートがあるのですから驚きます。
下のケーキはザッハトルテ、別料金になりますが生クリームもつけてもらえます。これには店からのメモ書きが付いていて、「チョコレートのスポンジにアプリコットジャムをかけ、特別な配合と製法で作られたチョコレートが上がけしてあります・・」と記載されていました。スポンジ生地はあまり甘くなく、上がけしたチョコはさくさくとしたような、砂糖がざらざらしているような食感でした、これが本物のザッハトルテなんですね・・(ウィーン菓子そのものをよく知らないのでした^^;)
左はバームクーヘン、ラム酒を含んだ何層もの生地やマジパンにチョコレートでコーティングされています。何度も生地を敷きガス釜に入れていく作業があり、手間もかかるので2時間つきっきりで2台しか焼けないそうです。右はリンツァートルテでシナモンなどスパイスが効いた焼き菓子で上にラズベリージャムが敷かれていました、大人っぽい味わいです。
3店ともに違うタイプのお店なのに一緒にUPしてしまいましたが、それぞれに楽しめるお店でした。
いっぺんに書いたので又長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいた方には感謝です!
パティスリー・サロン・ド・テ・ゴセキのタルトはかなり本格的な雰囲気でその風味も伝わってくるようです。
イデミ・スギノのケーキはどれも本当に洒落た雰囲気で食べるのが勿体ないくらいです。
美しい姿の中に色んな驚きが隠されているのですね。
ツッカベッカライ・カヤヌマのザッハトルテも正統派といった雰囲気に惹かれてしまいました。
ザッハトルテというケーキはまだ食したことがないのでとても興味があります。
3店ともそれぞれの個性が出ていて本当に素敵ですね。
今度吉祥寺へ行ったら行かなくちゃだわ。
早く予定組まなくちゃ。。。(笑)
それぞれ皆美味しそうなので色々行きたくなってしまいます
他に支店を持たないケーキショップだと、ここのお店のケーキをつくっている人っていったいどんな人なんだろぉ~ってついつい気になってしまいます、
そう思って調べてみるとけっこう面白いですね(^^)v
これから暑くなってくるのでigu-kunさんも散策時の休憩も兼ねてケーキ店で小休止っていうのも楽しそうですね。
ちょっと??前まではあまり使われていない素材でしたよね、タルトだと余計美味しそうな感じがします。
パティスリー・ゴセキのそばには公園や動物園とか、ジブリ美術館(まだ行ったことないので行きたい~)があるし、場所的にもいいですよね、行った時は土曜日の午後でしたがけっこうのんびりとしていてカフェも待たずに座れました
3軒とも今すぐにでも飛んで行きたいお店ですね♪
イデミは以前家人Tが姉達と並んで入れたそうですが、性懲りもなく又行きたいと言ってます。
その時は、是非ともくっついて行かねばっ!
私もゴセキのルバーブのタルトはいただきましたが、
ルバーブの酸味と甘いタルトの組み合わせが絶妙で、
とてもおいしかった記憶があります。後日うかがったら、定休日だったりして。。。^^;ここは、試食を沢山させてくださいますので、それだけでもお腹が膨らんだりして。。。
イデミは、現在購入が大変なので、1度行ったきり。
アンブロワジーの出来上がりをサロンで待ったのですが、仕上げに時間がかかっているそうで、2時間も待ったんですよ~。その間、ケーキをちょこちょこいただいましたが、その日はイデミどっぷりの日でした。
ツッカベッカライ・カヌヤマは、名前だけは知っているのですが、未だ行ったことがありませ~~~~ん。
前は東京では探さないと無かったので、最近時々文字を見かけると嬉しくなってしまいます。
ジャムも大好きです
本当にどれもこれも食べたくなっちゃうくらい美味しそうなケーキばかりです。
イデミ・スギノは職場から近そうなので帰りに寄り道して是非行ってみたいです。
ザッハトルテ・・・ウイーンに行ったときに有名店で並んで買ったのを思い出しました。
甘いけど、なんとも大人の甘さだなあと思いました。
ルバーブのタルトが美味しそう♪
イデミ・スギノはすごく混んでいるんですよね~。
ぜひとも行ってみたいお店です。
ザッハトルテは一度、本場の物が食べたくってウィーンに行った時にホテルザッハーで食べましたよ~。
私にはかなり甘くって全部は食べ切れませんでしたが、いい思い出です。
奥様は娘さんと行かれたのでしょうか?
杉野英実さんは昨年の1月頃でしたがHNKの「プロフェッショナル」に出ていて録画をもいちど見直そう・・と思っていたら保存したつもりがされてなくてガ~ンでした^^; おもしろかったので残念・・
奥様とご一緒に行かれたら、是非雨漏り書斎さんのレポもお待ちしてますね(^^)v