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小豆島「海音真理」一泊旅行③[完]〔小豆島(主に土庄町)観光編〕

2023年03月23日 | 旅行記

「海音真理」をチェックアウトしました。帰路も福田港~姫路港の航路で、フェリーの出航時刻は15:30、レンタカー返却は15時。それまでは時間の許す限り観光スポットを訪れます。

まずは小豆島町最後の立ち寄りスポット「道の駅 小豆島オリーブ公園」に向かいます。運転は妻に任せて、私はスマホでGoogleマップを見ながらナビをします。10分ちょっとで「道の駅 小豆島オリーブ公園」に到着です。

(風が冷たかった昨日とは一転、上着なしでちょうどいいくらいに気温が上がってきました。)

何と言ってもここでの見所は、この「ギリシャ風車」をバックに❝魔女のほうき❞で空を飛ぶこと。

(観光パンフレットより。ほうきにまたがってこんな写メを撮ることができます。)

さっそくオリーブ畑を通り抜けて「ギリシャ風車」に行ってみます。

(「マンザニロ種」。オリーブの品種にもすっかりなじみました。)

「海音真理」の方が言っていましたが、オリーブの木は今のシーズンは次に備えて剪定する時期で、オリーブ畑の景色としては一年で一番❝寂しい❞季節だそうです。

(こちらは「ミッション種」。確かに葉も少なく、枝も剪定されているようで、貧相に見えます。)

「昭和天皇御手播きのオリーブ」がありました。昭和天皇が種を播いたオリーブの木だそうです。

(こちらは剪定対象外でしょうか、元気に茂っています。昭和25年(1950)に種を播いたと杭の側面に書かれていました。)

オリーブ畑の中を数分歩くと、見えてきました、「ギリシャ風車」の広場です。

(いい景色です。この映える景色は快晴が絶対条件ですね。)

ほうきにまたがった若者でいっぱい。(笑) 飛んでいる人を写メしてみました。

(大きな石の上から「せーの」で思い切り飛んで、スマホを構える人はなるべく下から連写、、、それがコツだそうです。)

この風車、建設当初は風を受けて回っていたそうですが、あまりの風の強さに回り過ぎて危険な状態になることがしばしばあり、その後回らないように固定されたそうです。

(風車の正面に回ってみました。こちらからの景色もいいですね。)

妻も飛んでみたくなったようで、後でほうきの貸し出し場所へ行ってみると、行列状態でした。ほうきを持っている人で返却に行く気配のある人なんて全然見かけませんでしたので、あっさり断念。

「オリーブの原木」という案内板が出ています。

(昨晩の「静かなる光と祈りのミニツアー」で教えてもらった、小豆島で最初の(日本で最初の)オリーブの木でしょうか、行ってみます。)

風通しの良さそうな場所に「オリーブの原木」がありました。ここもいい景色です。

(この「オリーブの原木」は樹齢100年超。ちなみに、土庄町の西方、観光名所にもなっている「樹齢千年のオリーヴ大樹」は、2011年3月15日にスペインのアンダルシア地方から小豆島へ贈られた古木で、日本の生まれ育ちということではここの「オリーブの原木」が日本最古。)

お土産を見るために「オリーブ記念館/売店」に来ました。どんなオリーブオイルが売られているのか、ちょっと見てみます。

(ありました、先日小豆島町へのふるさと納税の返礼品で送ってもらったオリーブオイル。)

ちょっと品がないですが、並んでいるオリーブオイルで一番高そうなものを探してみました。(笑)

(これは昨晩「海音真理」の「オリーブ会席」で生素麺に回しかけてもらったオイルです。何だか嬉しいですね。)

とても美味しかった「海音真理」の部屋の置き菓子を発見。妻がお土産で何箱か買いました。

(後程訪れた「土庄港観光センター」ではありませんでした。ここで買っておいて良かった。)

想像はしていましたが、❝オリーブ❞をからめた麺類が溢れています。

(ラーメン。「オリーブ」って書いておくと売れ行きがいいのでしょうね。)

もちろん素麺もオリーブをからめています。

(よく見る乾麺タイプ。)

こちらは半生タイプの素麺。

(お土産で買おうかと思いましたが、昨晩の夕食で「生素麺」を食べたので、❝半生❞だしスルー。(笑) また生素麺を食べたくなったら、今回訪れることはできませんでしたが、「遠くへ行きたい」で土井善晴さんが訪れていた「マルカツ製麺所」のオンラインショップで購入することにします。(笑))

素麺の製造過程で出る❝端っこ❞「ふしめん」もひっそりと売られていました。

(棚の一番下、目立たない場所でひっそりと、、、。)

コイツもいました。(笑)

妻も満足のお土産タイムになりました。最後に「幸せのオリーブ色のポスト」を撮って、「道の駅 小豆島オリーブ公園」を後にします。

(最高の景色です。)

小豆島町とはここでお別れ。次は、土庄町(とのしょう)のスポットを訪れます。妻が運転していますので、助手席から気に入った景色を写メできます。(笑)

(「手延そうめん 島の光」。このあたり、素麺の製作所が多かったですね。)

土庄町最初の観光スポットは「土渕海峡」(どふちかいきょう)。ギネスブック認定の「世界一狭い海峡」。

海峡の❝両岸❞にまたがる白いアーチ。

(どんな意味があるのか分かりませんが、アーチで飾られています。)

海峡の縁を歩いているという感覚ゼロですが(笑)、きれいな散策路。

そしてここは「からかい上手の高木さん」の❝聖地❞でもあります。

(❝聖地巡礼❞、達成!(笑))

世界で一番狭い海峡はこうなっています。

(海峡の定義は分かりませんが、普通の水路にしか見えません。(笑))

ここで振り返ると、土庄町の名物スポット「迷路のまち」の入口を示すアーチがあります。

(「迷路のまち」は、食べ歩きしたり、「妖怪美術館」を訪れたり、「西光寺」にお参りしたり、迷いながら(?)そぞろ歩く、楽しいエリアです。)

「迷路のまち」はその名の通り複雑な路地が迷路のようになっていますが、実は理由があります。それは、①海賊から島民の生活を守るため、②海風から建物や日常生活を守るためで、その昔、意図的に造られた町並みです。

「迷路のまち」を楽しみたいところですが、時間がないので、次のスポット「土庄港」周辺に移動します。「土庄港観光センター」の駐車場へイン。

(大型バスが立ち寄るのか、駐車場は広大です。)

小豆島の数ある港の中で一番にぎわっているのが土庄港だと思います。

(土庄港、「オリーブポートとのしょう」という別名があるようです。正面2階左の窓全面に「高木さん」。(笑))

港の周辺にはいろいろなモニュメントが点在。

(「石と歩んだ歴史の島」。小豆島各地にある「大坂城石垣石切丁場跡」とその歴史が記されています。)

その近くには「大坂城里がえり太閤石」。

(大坂城の発掘現場から小豆島産の石が出土、400年を経て、故郷の小豆島に返還された石とのこと。)

「二十四の瞳」のブロンズ像「平和の群像」。

そして、私が是非とも見たかった「太陽の贈り物」(2013年の瀬戸内国際芸術祭の作品)。

(「Olive Line」とのコラボショットが定番。)

この角度でも一枚撮っておきたい理由があります。

(オリーブの葉の王冠の輪の中に入港中のフェリーを納めてみました。)

その理由は、「からかい上手の高木さん」の❝聖地❞だからです。(笑)

(❝聖地巡礼❞達成!(笑))

土庄港周辺の観光はこれで完了。観光センターでお土産を買って、例の観光スポットへ向かいます。

(醤油蔵「タケサン」の焼肉のタレ「焼肉天国」、手延べそうめん「島の光」のレトルト素麺を買いました。「小豆島の波おと」は「小豆島オリーブ公園」で妻が買ったもの。1箱もらいました。)

例の観光スポットとは、ここ「エンジェルロード」です。

(駐車場は満車。ちょっと離れた第2駐車場に停めて歩いてきました。)

ちょうど干潮のタイミングで「トンボロ現象」発動中。「エンジェルロード」が出現していて、大勢の人が歩いて渡っています。

(小豆島一番の人気スポット。とにかくカップルだらけ。(笑))

地上から見ていてもイマイチ景色の良さが分かりませんので、「約束の丘展望台」に登ってみます。

(5分強でしょうか、登ります。途中の景色が素晴らしい。)

展望台に着きました。これは絶景ですね。

(この写メを撮るために狭い展望台の一番前に出る必要がありますが、並びました。(笑))

「エンジェルロード」、車も人も多くてちょっと困りましたが、景色は最高です。快晴ならば展望台に登って、記念の一枚を。おススメです。

さて、ここで時刻は14時。14時になったら土庄を出発して福田港に向かうことにしていましたので、この先の(福田港から遠ざかる)2つの観光スポット、「鹿島明神社」と「樹齢千年のオリーヴ大樹」は断念です。

(「エンジェルロード」近くのビルの壁にラッピングされていた写真。「ここから車で7分」ですが、タイムリミットです。ちなみに、断念した2つのスポット、実は「高木さん」の❝聖地❞です。(笑))

駐車場に戻るために歩いていると、「迷路のまち」のシンボル的景色のランドマーク、「西光寺」の三重塔が見えました。

(「迷路のまち」から見る景色とはちょっと違いますが、これは嬉しいですね。)

ちなみに、これが「迷路のまち」のどこからか見える、「西光寺」の三重塔のある景色。

(観光パンフレットより。)

福田港から遠ざかるスポットは断念しましたが、道中にある見所は訪れることにします。まずは「宝生院のシンパク」。

(この森のようにも見える巨大なシンパクは樹齢1600年以上の大樹。)

宝生院の御神木にして、国指定特別天然記念物。

(パワースポットの雰囲気です。シンパクのみなぎるパワーをいただきたく近くに行ってみます。)

根元の周囲は何と17m! 触れることは禁止ですが、ごく近くで見ることができるように周囲に通路が設けられています。

(これはすごい。実際に見るとその迫力に圧倒されます。)

モザイクがかかっていますが、人と比べるとその巨大さが分かります。

(右端に男性が1人立っています。)

幹に最接近できる所でアップを撮ってみました。

(まるで何かを語っているかのような複雑なシワ。世の中の苦しみを一身に引き受けてシワとなっているようにも思えます。)

「宝生院のシンパク」、妻も私も感動しました。訪れる価値あり、おススメです。ここからは島の北岸に出て、海沿いの景色のいい道を福田港に向かって走ります。途中、「道の駅 大坂城残石記念公園」に立ち寄ります。

島の北側は訪れる人もまばら。小豆島オリーブ公園やエンジェルロードのにぎわいが嘘のようです。ここは県指定史跡「大坂城石垣石切り飛びこし丁場跡及び小海残石群」。

(「小海」はこのあたりの地域名。)

大坂城の石垣を築くための石材を運び出す方法が再現されています。

(「修羅」と「ロクロ」という運搬用具で切り出した石材を運んでいたようですが、この用具そのものが重くて丁場まで運ぶのがたいへんだったと書かれています。この石ひとつを見てもいかに重労働だったかが分かります。)

島内の所々で見かけた「小豆島石の絵手紙」。

(ひときわ絵が上手だった2つの石の絵手紙。2つの石の間の軽自動車は私たちのレンタカー。)

さて、この後も順調に走って、15:03に福田港のレンタカー返却場所に到着。係の人が待っていて誘導してくれました。サクッと返却手続きも終わり、あとは船に乗るだけです。

(帰りはヤドンのシールはもらえないようです。(笑))

フェリーが入港してきました。

(予定通りの船に乗ることができそうで、ホッと一安心。)

帰路のフェリーはヤドンのコラボ船ではないようです。代わりにゆるキャラらしきぬいぐるみがいます。

(小豆島のゆるキャラ「オリーブしまちゃん」(左)と、しまちゃんのガールフレンド「ミモザのりくちゃん」(右)とのことです。(笑))

ちなみに、土庄港~高松港のフェリーは「高木さん」ラッピングのコラボ船のようです。

(乗船する機会もなさそうですので、パンフだけいただいておきました。)

フェリー前方の席は眺望抜群のようです。

(最前列が特等席ですね。)

私たちはテーブルを挟んだファミレスタイプのゆったりした席に落ち着きました。「海音真理」をチェックアウトしてから昼食も食べずに観光していましたので、遅めのお昼ということで、船内の売店でうどんを注文。

(メニューはうどん(500円)一択ですが、さすが讃岐です、うどんが美味しい。)

ベタなぎの海をフェリーは進みます。途中の島(無人島?)も石材を採る島なのか、こんな景色の島がいくつもありました。

(作業所のような建物も見えます。)

行きは寒くて展望デッキに出る気がしませんでしたが、帰りは随分と暖かくなりましたので、デッキに出てみました。

(さすがにしばらくいると風で肌寒さを感じます。)

前方に行ってみたいところですが、立入禁止で入れず。後部は一番後ろまで行くことができました。

(小豆島、いい所でした。)

定刻通り姫路港に到着。姫路駅行きのバスの到着を待ちます。

(今降りて来たフェリーからはまだ車が吐き出されています。ほとんどの乗船客が車利用のようです。)

バスも定刻に来て、無事姫路駅に帰ってきました。

(姫路城の超本格的ジオラマ。)

行きに妻が発見した姫路駅構内の「御座候」。「帰りに買って新幹線で食べよう。」と言っていましたので、忘れず購入。(笑)

(物価高のご時世なのに、1個110円でがんばっています。)

姫路駅に停車する東京行き「のぞみ」に乗車です。

(妻と並んだ席を指定済み。私は新大阪駅で降りて、妻はそのまま乗って行く段取りです。)

姫路駅から新大阪駅はすぐですので、さっそく御座候をいただきます。

(いわゆる「回転焼」。関西では「御座候」、九州では「蜂楽饅頭」。「今川焼」や「大判焼」は関東というよりは全国で通りますかね。)

そんなこんなで私が単身住まいに先に帰宅。夕食には、「土庄港観光センター」で買った「島の光」のレトルト素麺をいただきました。

(意外にもボリューム満点。お腹いっぱいになりました。「海音真理」の「オリーブ会席」に感化されて、オリーブオイルを垂らしてみました。(笑))

私の帰宅から3時間程経ったでしょうか、妻も無事帰宅したとのメッセージが入りました。これで、人生初の小豆島、「海音真理」一泊旅行は終了です。

旅はいつもそうですが、訪れてみないと分からないこと、訪れるからこその感動がいっぱいです。今回の小豆島への旅もそんな驚きと感動の旅でした。お世話になりました!

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