【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

カノコガ・オオツマキヘリカメムシ・シオヤアブ・ジュウジナガカメムシ・ツマグロヒョウモン・ヒメクチバスズメ・ジャコウアゲハ

2022-08-18 | 
少子高齢化が叫ばれている昨今ですが、昆虫たちには一切関係ありません。種を存続させるために、彼らは日夜交尾にはげんでいるのです。なかには、オスが交尾の直後に命を落とすミツバチ、交尾のためにオスがメスを脅迫するアメンボなどなど、人間の倫理観が通用しない「アッ!!と驚く」昆虫たちも存在します。

カノコガ(鹿子蛾、Amata fortunei)鱗翅目(チョウ目)ヒトリガ科カノコガ亜科
2018-6-17けいはんな丘陵乾谷方面

チョウ目ヒトリガ科(カノコガ亜科)に属するガの一種。
大きさ (開張)30-37mm
体に比べて翅はやや大きいが、これを捕獲して一般の人に見せて、ガだと言っても信じてもらえないような、およそガとは思えない風貌をしている。フタオビドロバチ⇒こちらに擬態しているとされる。羽に触れると、鱗粉の模様が判子を押したようにそのまま手に付くことから、ハンコチョウとも呼ばれる。
黒い翅にやや大きめの白斑をつけ、全体的に黒い体の腹節の一部は黄色くなる。また触角が細く、ハチのような姿である。もちろんガなので刺すことはない。
名前の由来は、翅の鹿の子模様。腹部が大きいものが雌である。

オオツマキヘリカメムシ  カメムシ目 > ヘリカメムシ科 > ヘリカメムシ亜科
2020-6-09 散歩道で

個体はこちら

シオヤアブ:肉食系のアブ(塩屋虻、Promachus yesonicus)ハエ目(双翅目)ムシヒキアブ科
2022-7-05アガパンサスの花に(我が家の庭で)
 
シオヤアブは昆虫界きっての優秀なハンターとして知られるムシヒキアブ科の昆虫で、このシオヤアブも様々な昆虫を捕まえて体液を吸う事で生活しています。また、ムシヒキアブ科のアブはその生態が似ている事からまとめて「ムシヒキアブ」と呼ばれる事もあります、 シオヤアブの見た目の特徴は、体は全体的に黒色で胸は褐色の粉で覆われ、羽は透明で細長く、足はやや太めです。また、腹の部分は毛で覆われています。

ジュウジナガカメムシ  カメムシ目 > マダラナガカメムシ科 > マダラナガカメムシ亜科

2007-7-28散歩道のスズサイコに


2022-7-13散歩道(煤谷川斜面のスズサイコに)
好物はガガイモ科(ガガイモ,イケマ,カモメヅル)の汁:ガッテン!!スズサイコ(ガガイモ科)に居ました
橙赤色と黒色の綺麗な模様を持つナガカメムシ。
本種のような赤と黒の模様は典型的な警戒色で、鳥などの天敵から身を守るのに効果がある。

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族
2022-6-26 シオンの葉に(福ちゃんちの庭で)

この蝶々の好物がスミレと聞けば思い当たることがある、わんちゃんちの庭でツマグロヒョウモンが羽化したことがあった、白色のスミレの花がいっぱい咲いていた。こちら

ヒメクチバスズメ  スズメガ科・ウチスズメ亜科


2022-8-10
庭にスズサイコが一株、そこに居ました、デッカイなぁ( ^ω^)・・・

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶、麝香揚羽)チョウ目アゲハチョウ科
2015-4-20 木津川堤防(京田辺市)
 
成虫は、前翅長45mm-65mm、翅を大きく開くと約10cmほど。
和名は、雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来する(成分はフェニルアセトアルデヒドであることが判明している)
ジャコウアゲハ類が食べるウマノスズクサ類は、毒性のあるアリストロキア酸を含み、ジャコウアゲハは幼虫時代にその葉を食べることによって、体内に毒を蓄積する。この毒は一生を通して体内に残るため、ジャコウアゲハを食べた捕食者は中毒をおこし、遂には捕食したものを殆ど吐き出してしまう。一度ジャコウアゲハを捕食して中毒を経験した捕食者は、ジャコウアゲハを捕食しなくなる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


もう一つの交尾中こちら

植物観察会 精華町乾谷方面 2022-6-23

2022-07-04 | 木津川市植物同好会
 6月例会のお知らせ
日 時  6月23日(木)  [今回23日が中止の時は24日(金)]
     光台1丁目のバス停に10:00集合
観察地  精華町乾谷方面
バスの時間:奈良交通バス(トチノキ経由登美が丘光台循環)
祝園9:26発 (2番乗り場 学研登美ヶ丘駅行)光台一丁目9:38着
祝園9:37発 (1番乗り場 学研登美ヶ丘駅行) 光台一丁目9:48着
観察場所乾谷方面からの帰路ルートについて
精華町くるりんバス:料金は精華町内一律100円です。
祝園駅前行き 乾谷15:12発  祝園駅前15:48着
👆のくるりんバスでアピタ・コーナン前15:35着
山田川駅前行き 乾谷15:08発  山田川駅前15:22着
持ち物  弁当 飲み物 帽子 マスクなど(暑さ対策を忘れずに)
23日、観察会日和になります様に・・・・・    

重要
 観察会中止の判断について
目的地近くの降水確率が50%以上の時 自動的に中止となります。
前日の夜6時50分頃からのNHK天気予報で観察地近くの降水確率を各自で確認してください。
 担当 運営委員C・U

2018年6月の観察会は「けいはんな丘陵を行く」こちら
小さな生き物や可愛いお花たちにいっぱい出会ってます。
ナニワイバラのとげとげの実や、ヒシがいっぱいの池やスズサイコにも・・・・会いたいな。
皆、元気にしてたでしょうか。
                                 
バスを降りて光台の住宅街を抜けて乾谷方面に・・・・・

メドハギ(目処萩.)マメ科


メドハギの葉を落として茎を束ねたものを、占いの筮竹(ぜいちく)のかわりに用いたことから、「筮萩(めどぎはぎ)」と呼ばれ、それが転訛してメドハギという名前が付けられたと言われています。


メドハギの花 2021-9-18

ヒメコウゾ(姫楮、学名:Broussonetia kazinoki )クワ科コウゾ属の落葉低木。


見るからに美味しそうな実、一つ失敬、小さな種のようなものが口に残り、味は甘くて美味しいのですが食感がイマイチと感じました。
ヒメコウゾは樹皮中の繊維が強く、良質な和紙の原料となっていました。和紙の原料としてミツマタ、コウゾ、ガンピと習った記憶が・・・
和紙の原料としても使われているコウゾ(楮、学名:B. kazinoki × B. papyrifera)は、本種とカジノキ(学名:B. papyrifera)の雑種である。


     
ウツボグサ(空穂草、靫草、学名:Prunella vulgaris L. subsp. asiatica (Nakai) H.Hara)シソ科ウツボグサ属の多年生植物の1種。
日当たりのよい山地に自生する。草丈30センチメートルほどで、地下茎を伸ばして殖える。夏に紫色の花穂をつけるが、花が終わると褐色に変化して枯れたように見える。漢方でも使われる薬用植物で、別名をカコソウ(夏枯草)、セルフヒールといって、利尿や消炎に用いられる。

アベリア(Abelia) スイカズラ科 ツクバネウツギ属
中国原産のシナツクバネウツギ(=タイワンツクバネウツギ)と、同じ中国を原産とするアベリアユニフローラの交配種で、イタリアのロヴェリ種苗園で実生から選抜されたもの。
日本へ渡来したのは大正時代末期で、花期が長く、丈夫な性質を持つことから、東京オリンピック以後の緑化ブームを契機に全国へ広まった。現在でも多くの街路や公共の緑地、マンション等の生垣や植え込みに植栽される。


コゴメオトギリ(小米葉弟切、学名:Hypericum perforatum subsp. chinense)オトギリソウ科 中国原産
別名:コゴメバオトギリ(小米葉弟切)

コゴメオトギリは中国原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年生草本です。西洋弟切(学名:Hypericum perforatum)の変種です。日本に帰化し、種子や地下茎で繁殖し、荒れ地や造成地に群生します。茎に2稜があり、直立して上部で良く分枝します。葉は全て有柄で、明点があり葉縁に黒点があります。花弁の腺は黒点です | Hypericum perforatum subsp. chinense | かぎけん花図鑑 (flower-db.com)

ヤブジラミ(藪虱)セリ科 ヤブジラミ属
果実が衣類にくっつくのをシラミに例えてこの名がある。
果実は長さ2.5~3.5mmの卵状長楕円形でカギ状に曲がった刺毛(しもう:植物の表皮にあるとげ状の毛)が密生している。

ヒメガマ(姫蒲、Typha domingensis )ガマ科


浅い池沼や川辺でみられる高さ1.5~2mの多年草。太い根茎をもちます。
花には雄花と雌花があり、茎先に円柱状の花穂を出し、長さ6~30cmの雄花の穂(雄花群)の下に長さ5~20cmになる雌花の穂(雌花群)がつきます。
雄花群と雌花群の間には裸出した軸があります。花粉は黄色く、短粒で合着しません。
柱頭は線形~披針形です。果実期には柱頭が着色して雌花の穂は茶色くなります。
果実は堅果です。
《利用》
花粉は蒲黄(ほおう)と呼ばれ傷薬に用いられます。
熟した雌花の穂は火口(ほくち)に利用されました。火口(ほくち)とはこちら

コジキイチゴ(乞食苺、Rubus sumatranus)バラ科 キイチゴ属。別名:フクロイチゴ



茎は鉤状の紅紫色を帯びた刺があり、紅紫色の長い腺毛が密生する。
果実は長さ12~18㎜、幅7~11㎜の楕円形、橙色に熟す。果実を割ってみたら空洞だった(なるほどフクロイチゴ)

アジアンタム

道路の下をくぐる所にアジアンタムの仲間が大きな群落を作っていました。

上を走る道路が風・雨除けになるのか居心地がよさそうでした。

 

ツクバネウツギ の萼片(衝羽根空木 学名:Abelia spathulata)スイカズラ科

キツネノボタン(狐の牡丹 Ranunculus silerifolius)キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。
実の形から(特に兵庫県三原郡・津名郡、山口県玖珂郡で)コンペイトウグサと呼ばれることもあり、
同じキンポウゲ属のウマノアシガタやタガラシと共通する成分(ラヌンクリン ranunculin)を含む有毒植物である。

スズサイコ(鈴柴胡、学名: Vincetoxicum pycnostelma )キョウチクトウ科(旧分類ではガガイモ科)

京都府カテゴリー絶滅危惧種. 環境省カテゴリー 準絶滅危惧種 こちら

ヤマモモ (山桃 学名: Morella rubra )ヤマモモ科 ヤマモモ属の常緑樹。

ヤマモモの実が色づき始めてました
もうちょっと色づいたころ、ヤマモモ酒作ってました。こちら

大きなネムノキ
ネムノキ (合歓木、合歓の木、Albizia julibrissin)はマメ科 ネムノキ亜科の落葉高木。

別名、ネム、ネブ。夜になると小葉が閉じて垂れ下がる就眠運動を行うことが知られている。

オナガミズアオ チョウ目・ヤママユガ科。


古くはユウガオビョウタンと呼ばれていた。

大型の青白色をしたガで、成虫の開帳は80-120 mmほど。触角は櫛歯状で、雄でははっきりとよく発達する。
出現期は4-8月頃。初夏と夏の2回発生し、蛹で越冬する。
幼虫は緑色の芋虫で、節ごとに毛の束が少しだけ出る。食草はハンノキ、ヤシャブシ。幼虫の姿はこちら
成虫は口が退化していることもあり、物を食べたり飲んだりすることはない。

久しぶりの観察会、暑さには負けました、柘榴方面は省略でした。

植物観察会:けいはんな丘陵を行く(乾谷・柘榴方面)2018-6-17(日)

2018-06-28 | 木津川市植物同好会
光台1丁目のバス停集合10時出発
国立国会図書館通り西側歩道を歩く

ナニワイバラ(難波茨)バラ科バラ属の蔓性植物

トゲトゲの実 今年の実?去年の実?
春から初夏には可愛くてとても良い香りのお花が咲くそうです。

原産地は中国の南部と台湾、日本には江戸時代に難波商人によって持ち込まれて販売されたので それが和名の由来になっています。
近畿地方から九州にかけて野生化しているようで蔓には鋭い棘があり長くて最大に伸びると10mにもなるようです~

光台2丁目の住宅街から道路の下をくぐって観察。
多くは開発地に生える外来植物
イヌコモチナデシコ      ブタナ
 
他にはコゴメバオトギリ、メドハギ、ヒメジョオンなど観察。
その中にカナビキソウ、ネジバナを見られました。
 

そこで先生が、ネジバナの花粉塊を細い草茎に付けて取りだして見せて下さいました。
過去に こちら
田舎道を歩くようなカンジ、のどかな田園風景・・・

クマノミズキ

ツルウメモドキなど観察。

道路の下をくぐる所にアジアンタムの仲間が大きな群落を作っていました。

上を走る道路が風・雨除けになるのか居心地がよさそうでした。

ドクダミの群生も見られました。


柘榴の集落近くでノブドウ、コジキイチゴなどの実を観察、
ノブドウ

コジキイチゴ

これらを食べてみた人もありました。
ヒメコウゾはスルー。


田植えの終わった田んぼ、ときおり吹く風が早苗を揺らしている、水面が所々光って見える、早苗の間にじっと目を凝らすと小さな生き物が・・・「ホウネンエビ」和名は豊年蝦の意味で、これがよく発生する年は豊年になると聞いたよっと教えていただいた。また農薬のない田んぼに居てるとも。



ヒヨドリジョウゴ                        トウバナ
 
 
ヤブヘビイチゴ
  

柘榴の集落から乾谷方面に向かい適当な場所を見つけお弁当タイム、招かれざる生き物が現れそうな場所、一人でだったら到底ムリ、みんなでワイワイ言いながらだと平気。顔面を襲ってくる小さな虫たちには、事前に虫よけスプレーをシュッ、シュッ。
お昼から乾谷の方に山の中の農道を歩きました。

サルトリイバラの実(秋になると赤色に)            ヤマハゼの実
 

コナスビ
                   
イチヤクソウも花の痕が残るもの                ウツボグサ
   
ウツボ(靭)とは昔の武具で矢を入れて持ち運ぶ物とのこと。

乾谷の奥の池(ヒシがいっぱい)



この池の周辺では耕作されないまま荒れた田(耕作放棄水田)が目立ってました。

こんなところでスズサイコが見つかりました(京都府RDB絶滅危惧種)みんなで、何株も見つけることができました。スズサイコはガガイモ科、なので、実が特有の船形をしてます、果実の殻があっちこっちに見つかり昨年の枯れたスズサイコも残ってました。

ガガンボがスズサイコの花に挟まれて逃げられなくなっていました。


以下は先生のお話です。
これはガガイモの仲間の花の仕組みで面白い所です。カガイモの花の蜜は花の奥底に有り、その蜜を吸った者は花粉塊を抜き去らなければ花に挟まれて虜になってしまうのです。相当の力のある者で無ければ取れません。かくしてガガンボは虜になったのです。

帰り道ウツギの実 サカキの花
 

オカトラノオ                  
 
 
ヤブジラミ               アゼムシロ(ミゾカクシ)
 

道々で撮った花たち
チゴザサ                     テリハノイバラ
 

ミゾソバ


ガマ


カズノコグサ
 


コマツナギ                    ヤクシソウ
 

ニワゼキショウ                     ヒヨドリジョウゴ
 

ネズミモチ
 

生き物たちも
カノコガ                   カエル
 


トンボ
          

撮ったお花たち以外にも観察したお花たち
クサイイ(湿地の草)、アカメガシワ、ネムノキ、
畑の周りにはオッタチカタバミ、カタバミイヌガラシ、イヌタデ、ツユクサ、アメリカフウロ、ヒメコバンソウ、ノゲシ、ノアザミなどが賑やかに咲いていました。
柘榴の集落近くでアオツヅラフジ、ムラサキカタバミ、スイカズラ、ユキノシタ
お昼から乾谷方面へ山の中の農道でコシアブラ、ミヤマガマズミ、
里山周辺の主役級 ニガナ、コウゾリナ、ヨツバムグラ、キツネノボタン
乾谷からの帰り道でミソハギ、アカネ、ワレモコウ、コバノガマズミの若い実、ソクシンラン、トキワハゼ、ツルニンジン、ササユリの花後、ネナシカズラ

観察会で歩いた乾谷・柘榴方面


奈良へお使いに行くときは精華大通りを西へ、国会図書館の信号を左折、R163を横切り押熊方面に向かいます、そんなとき車であっという間に通り過ぎてしまいます。その道路のそばを行ったり来たりしての観察会でした。
近くには住宅街が拡がっていて大きな道路もあります、そんなすぐ近くに静かな田園・・・
先生は「こんな静かな田園が隠れているとは・・・」っとお話しされてました。
歩数にして13500歩、参加者7名でした。
          

里巡り『風薫る川堤と里山』~せいか小さな旅~

2014-05-30 | せいか小さな旅
≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫

「せいか小さな旅は毎月22日ですよ、みなさぁん覚えといてくださいよ~~」
第11回 せいか小さな旅:2014年5月22日  
・・・里巡り『風薫る川堤と里山』編・・・
山田川堤を西へ、、西へ、、乾谷・新谷の里山を辿る旅
初夏を身体いっぱいに感じながら みんなでウォーキング

《コース》
スタート⇒近鉄山田川駅⇒山田川堤を西へ⇒旧山田荘小学校跡⇒乾谷大師堂⇒光明寺⇒乾谷川源流⇒乾谷の里山⇒光台五丁目:春の丘公園⇒解散(お昼前)
スタート前に
「スタンプラリーでスタンプが満杯になられた方が3名おられます、シルバー人材の方たちといろいろ相談した結果、シルバー人材センター作製の堆肥10㌔入りを一袋、または毎月、一日、十日、廿日にシルバーでシルバーサロン(10:00~3:00)というのがありますが、そこでのコーヒー券2杯分、お楽しみ券としてお渡ししたいと考えております、それに小さな旅のダイジェスト版DVDをお渡しします」3名の方がゲットされました。
「皆さん期待を込めて参加しましょう」

ちょっと簡単なストレッチ体操を終えて出発です。

普段なら、あっという間に車で通りぬける道を川の向こう側に見ながら、ひたすら散策道を歩きます、久し振りに会った歩き友達と話しがはずみます。

山田荘(やまだしょう)小学校跡



昭和11年(1936年)当時の山田荘小学校

明治19年7月 創立(当時から東畑には分校あり)今年創立128周年
昭和61年4月 新校舎(桜ヶ丘)に移転
平成5年3月  東畑分校廃校(東光小学校新設につき同小学校区に)
当時、東畑分校に通われていたM(ふるさと案内人)さんによりますと、4年生までは分校に通い5、6年生になると東畑から自転車でこの本校に通っていたそうです、学校行事(運動会、学芸会、式)の日は全員が本校に。
敷地の面積も手狭になり、だんだんと国道の往来も激しくなり防音対策など検討されましたが、国道から、かなり離れた高台の静かなところに移転(現在の山田荘小学校)
通学校区は桜ヶ丘、旧乾谷、柘榴の3地域から(旧村からの割合は減り現在90%は桜ヶ丘地区から)
石碑が残ってるだけで小学校跡という雰囲気はないですね、創立(昭和11年)当時の写真など見せていただきました、国道163のすぐ傍にあったんですが、当時は車の往来もあんまりなくノンビリとしていたそうです。

山田荘小学校跡から歩いて(何分ぐらいだったかな?)
乾谷大師堂


「祠(ほこら)の中に弘法大師様がおられるので、ぜひお顔をみられたら良いんじゃないでしょうか」
っと、ふるさと案内人のロクサンがお話されました
弘法大師(空海)について ➱こちら
お話の後、石段を数段上り祠の中を皆さんそれぞれ覗き込みました。
豆ライトをかして下さる方がおられて、中を覗きますと小さな(お顔が可愛い)弘法大師様が座っておられました(視線が合ったような気が・・・)

光明寺






ちょっと高台に位置してます、ご本尊の方から家々を見守るように、また、地域の家々から下からでもご本尊がお祈りすることができるように・・・
開創の時期については不明
寛政四年(1792年)に焼亡する
寛政八年(1796年)に僧侶知覚が復興する
平成25年10月27日に晋山式実施(ご住職を新しくお迎えしてお披露目する) 
無量山 光明寺 第32世 寛空直典(かんくう じきてん)只今、独身
ご本尊 阿弥陀如来立像(江戸時代作)

平城京の都を作る時の瓦をここら辺りで作ってたという跡が、木津の市坂、歌姫、押熊辺りに瓦窯跡があります。高温で堅い瓦を造るためには登り窯式で作られたらしい、押熊の交差点近くのマンションの裏辺りに、押熊瓦窯を復元した瓦窯跡があるそうです(おやおやそうですか)

乾谷川源流


光台、精華台の雨水は汚水とは別に側溝からマンホールへそしてこの水路へ、この水路は押熊への道路の下を走ってR163の交差点のところで山田川へ流れ込んでいる。

付近の民家



竈の煙を抜くための屋根の上の窓が印象的でした

R163へのいつも通る道路の下をくぐって、乾谷の里山の方へ



イノシシ除けのフェンスにいっぱいの毛虫たち

ここの里山では4月に鹿と遭遇したそうです(写真を見せていただきました)なんでもスゴク人馴れしていたので奈良公園から来たんではないかなっと噂されてるそうです。
里山風景を満喫しながらの散策でしたが普段はイノシシ除けの柵がしてあって、入れないそうです。



光台5丁目春の丘公園で解散、バスで近鉄新祝園まで出て狛田駅まで一駅乗って帰りました。

「わんちゃん、このお花の名前は何ていうの?」
  
「ムラサキツユクサでこっちはタツナミソウでぇす」



巣を張って獲物を待ち受けるクモの種について神奈川県在住りゅうさんよりコメントいただきました ➱こちら

ふるさと発見の旅~春~ふるさと案内人と歩く

2014-05-03 | せいか小さな旅
≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫

ご存知ですか? 精華町のええとこ! ふるさと案内人と歩く。
春爛漫の里山 巡礼記の道 古墳 いちご園
菱田~僧坊~谷集落を辿る旅
4月22日(火)


コース 約6㎞
近鉄狛田駅前(スタート)→第17番 菱田長福寺跡/西方寺→川西側線跡→山田池・下狛新池→第16番 下狛僧坊・若王子→第15番 僧坊鞍岡山 神宮寺跡/鞍岡神社→鞍岡山古墳群→下馬遺跡→いちご園→JR祝園駅

この、第15回 ふるさと発見の旅に参加して初めて知りました、南山城三十三札所があるってことを・・・
南山城三十三所は1684年~1688年(貞享のころ)綴喜・相楽二郡の代表的な観音霊場が選ばれていた、発起人は相楽郡綺田村(山城町内)東光寺に住まいする僧「如範(じょはん)」が西国巡礼にならって南山城内に三十三の霊場を選び、ご詠歌を作って人々に勧めた・・・。
札所は精華町七、加茂町五、木津町五、山城町六、田辺町七、井手町三、約42㎞、当時でも数日で一巡できたそうです。
最初は賑わっていたそうですが諸般の事情により南山城三十三所は消えていった・・・

狛田駅東側集合、簡単なストレッチ体操の後、南山城三十三所 第十七番 菱田 長福寺へ、このお寺跡は現在菱田区集会所になってます、十一面観音は西方寺にお祀りされてました。この日ご住職が特別に開扉してくださいました。

西方寺


近鉄、JR線路を越えて「川西側線跡」を見学
川西側線は祝園弾薬庫へと続くJR片町線からの引き込み線でした。


途中の煤谷川には鉄橋跡がありました。
クリックで説明板は拡大します








平成19年以前の写真

祝園弾薬庫
昭和18年(1943)の晩秋、在学していた旧制商業学校3年生に、0月0日から3日間、00部隊に出動、作業に従事するといった通告を受けた。集合は早朝の京都駅前、未だ陽の昇り切らない薄暗い時刻であった。終結した約150人は当時の奈良電、現在の近鉄京都線の急行に乗車、臨時停車した「狛田」で下車、隊列を整えて生駒山脈北部に連なる丘陵に通じる道路を行進した。
少し行くと踏切があり、その先、道路と線路が並行する。一面に立ち込める朝霧の背後から蒸気機関車の排気音が追って来た。やがてC11形タンク機関車に牽かれた貨物列車が隊列の横を通り過ぎて行った。約2㎞ほど進むと営門があり「祝園部隊」の表札が掲げられていた。
当時学生間で秘密事項として流布していた「帝国海軍に戦艦大和あり、陸軍の弾薬庫祝園部隊が府下南部にあり」と称されていた砲弾工場、貯蔵庫である。
ここは、昭和14年京阪沿線の枚方にあった禁野(きんや)弾薬庫が大爆発を起こし、施設が壊滅、周辺地域は被害を受け、京阪も数日間不通となる大事故があった。軍部は急遽代替施設をこの地に設け、片町線田辺~祝園間の途中で分岐する引き込み線を敷設していた。弾筒に火薬を充填する作業場、山間の窪地に点在する貯蔵庫、それらを結ぶ道路とトロッコの線路からなっている。
初めのうちはいつ爆発するか判らないと、ヒヤヒヤしながらの作業であったが、2日目からは度胸もつき、充填や運搬の作業を終えた。
帰途も営門を出て駅へ向かって行進していると、背後から汽笛を鳴らし、貨物列車が下り勾配を滑るように隊列を追い抜いて片町線との分岐点へ向かって行った。約60年前の出来事だが未だに私の頭脳の一隅にその光景が刻み込まれている。
(随筆:田辺・川西側線、片町線より)

山田池


下狛新池

田んぼに大切な水源ですね。
大きな池の周りの渕を歩いて次のお寺に移動です。

第十六番 下狛僧坊 若王子




第十五番 僧坊鞍岡山 神宮寺跡から鞍岡神社、鞍岡神社の境内からは精華町が一望できる・・・っと期待してたんです(息子たちが子どもの頃、一緒に眺めた記憶が)
樹木が生い茂ってて・・・

鞍岡神社




 
左:阿像  右:吽像




菅原道真公とご縁があるようです。

精華町に遺跡や古墳群があるってこと初めて知りました。
下馬遺跡は甘南備丘陵の南東側斜面に位置する。
発掘調査では、平安時代後半から室町時代を中心とする時期の集落遺跡であることがわかった。
鞍岡山古墳群は鞍岡山1号墳から4号墳と四基の古墳が所在。
鞍岡山3号墳➱こちらを離れたところから見学。



最終お楽しみ
”味わえます 大地と愛情が育む逸品”美味しいモノが溢れているまち

《いちご》
精華町の特産品の代表である「いちご」は、30年以上に渡って精華町の顔となっている。京都府内最大の栽培面積を誇り、いちご狩りは毎年3万人以上を集める観光の中心としても活躍している。
いちご狩りは1月中旬から5月までで、品種は「さがほのか」「とよのか」「章姫(あきひめ)」などが栽培されています。
実はいちご狩りはお弁当タイムの後だったんですよ「ダイジョウブかなぁ?」大丈夫でしたね、デザート感覚で・・・幾つ食べれた?かな。覚えてないくらい・・・





精華町に住み始めて40年以上になります
「知らなかったぁ 精華町のええとこ・・・」

煤谷川土手に・・・


現在の祝園分屯地営門

2014.5.2 撮影


ふるさと案内人さんからのお知らせ

今月、5月の22日(木)は
第11回 せいか小さな旅・・・里巡り『風薫る川堤と里山』編・・・ です。

9時 近鉄京都線・山田川駅改札口前 集合、 12時 精華町光台五丁目/春の丘公園 解散
(事前申込み不要)参加費:100円(当日徴収)
※前日午後7時の天気予報で降水確率50%以上は中止。

今回は、精華町の山田川堤を西へ、そして乾谷・新谷の里山へ。

この乾谷里山ルートは、今回初めて歩くところです。 新緑と田植え前の段々畑、里山風景をたっぷり味わっていただける・・・かな?!

<コース予定>約5Km
近鉄山田川駅 ⇒山田川堤を西へ ⇒旧山田川荘小学校跡⇒乾谷大師堂 ⇒光明寺 ⇒乾谷の里山 ⇒光台五丁目/春の丘公園(解散)
初夏の息吹を身体いっぱいに感じながら みんなでウォーキング・・・ です。  
※お帰りは近くのバス停から祝園駅行のバスに乗車、20分程で近鉄/JRの祝園駅に到着です。
今度の22日(木)9時 お待ちしています。。。