「あぁ~あ また通りぬけぇ~~」「造幣局ちゃうねんでぇ~~」みたいな・・・
グラウンドゴルフの時です、打ったボールがホールポストの芯に当たらずその狭い空間をホンマに器用にスルーして転がって遠くに行ってしまう瞬間・・・あぁ~あデス
その造幣局の桜の通り抜けに行ってきました(4月17日)。
桜は約125品種、約400本です。
今年の花は「天の川(あまのがわ)」
「天の川」の傍には
造幣局では、通り抜けの桜に親しみを持っていただくため、数多くの桜の品種のうちから一品種を「今年の花」として選び毎年ご紹介しています。という、看板と
「天の川」についての解説板
「天の川」は、東京荒川堤にあった里桜で、樹姿がほうき状となり、淡紅色の花が上向きに咲く珍しい品種で、花弁数は10~20枚です。
今年の桜の通り抜けには、新たに「八天桜(はってんざくら)」が登場。
「八天桜」は、長崎県佐世保市木風町(きかぜちょう)に群生していた桜で、佐世保市八天岳の「八天宮」にちなんで、この名が付けられました。花は蕾のうちは淡紅色で、開花すると白色に近く、花弁数は約120枚です。
楊貴妃(ようきひ)
昔、奈良にあった名桜で花色も優れた豊満な桜ということから中国の楊貴妃を連想して世人が名付けたと言われている。花は薄紅色で花びらは20枚内外です。
っと、「楊貴妃」には説明板が・・・
奈良公園猿沢池のほとりに楚々と咲く「楊貴妃」、わんちゃんのお気に入りベスト3の一つ、どうも水の便が悪いらしくなかなか大木にはならずに枯れてしまい、苗が植樹され今の「楊貴妃」は何代目になるのでしょうか
「楊貴妃」の大木が造幣局に居るのでぜひぜひ会いたかった。けど、花の時季には遅かった・・・
けど、うさこさんから造幣局の「楊貴妃」の写真をプレゼントいただきました
楊貴妃
うさこさんのご主人さんも17日に造幣局の桜の通り抜けに行ってらしたそうです。
それにもう一つの桜 「黒田百年」 が気になってました、入り口でお尋ねしてその木の前に・・・
「遅かりし・・・」
ガッカリしました、けど、気を取り直してポチャッとカワイイ桜たちをいっぱい撮ってきました。
花染衣(はなぞめい)
北海道松前町の浅利政俊氏が作出した桜で、花見時の衣裳といわれている花染め衣(はなぞめごろも)のイメージからこの名がつけられた。
兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)
金沢市兼六園にある有名な桜で花は薄紅白色で花弁数は多いモノで300~350枚あり日本で最も花弁数の多い珍しい桜です
紅笠(べにかさ)
北海道松前で育成された八重桜で花はその名にふさわしく薄紅色の大輪である。
紅手毬(べにてまり)
大手毬、子手毬と同様の八重桜で、多数の紅色の花が手毬のように枝に密生して咲くのでこの名がつけられたと言われています。
市原虎の尾(いちはらとらのお)
京都洛北市原にあった八重桜で花梗短く枝先に咲く有様は虎の尾のようで、花は薄紅白色の10弁で先端が割れている。
朱雀(しゅじゃく)
昔、京都朱雀にあった有名な桜で、花径約4㎝花弁は10枚前後の薄紅色で外弁はやや濃い紅色、花梗(かこう)⇔花柄、が長く花はやや垂下して咲く
松前(まつまえ)
北海道松前町の桜見本園で浅利政俊氏が「いと括り」の実生から選抜した美しいサトザクラです、花は蕾の時は濃い紅色、開花後は紅色、花径5~5.5㎝と大輪花で花弁数35~42枚である。
水晶(すいしょう)
花は白色で小輪ですが、気品高く花の外側は僅かに薄紅色、散る間際になると中心が紅色を帯びる。花弁数は20~50枚で、先端に切れ込みが多く変化に富んでいる。
大手毬(おおてまり)
説明板の毛毬がちょっと気になりました、ネットから毛毬の写真を拝借・・・
大島桜(おおしまざくら)
伊豆七島から自生するところから、その名が付けられたと言われ潮風や煙害に強いため海岸、工業地帯に多く植えられており、花は大きく一重の白色で芳香がある。
普賢象(ふげんぞう)
室町時代から知られている有名な桜で花の中から二つの変わり葉が出て、ソレが普賢菩薩の乗った象の鼻に似ているところからこの名が付けられた。
平野撫子(ひらのなでしこ)
京都の平野神社境内にある桜で花弁が撫子の花のように切込みがあるところからこのながついた、花は大輪の薄紅色で花弁数は40枚内外です
妹背(いもせ)
京都平野神社境内で代表的な名桜で、薄紅色の花が咲き、時に一つの花梗に二つの果実のつくことがあるのでこの名が付けられた。
林一号(はやしいちごう)
仙台の植木屋、林氏が最初に育成した新しい八重桜で花びら数は25~30枚ある、花は淡い薄桃色。
箒桜(ほうきざくら)
「ヤマザクラ」と「シナミザクラ」との間に生じた桜と考えられる、竹ぼうきを逆さに立てたような樹形を作る、花径3㎝ほど薄紅色の長楕円形で花びら数は20~30枚。
「御殿の櫻」 金子みすゞ
御殿の庭の八重ざくら、
花が咲かなくなりました。
御殿のわかい殿さまは、
町へおふれを出しました。
青葉ばかりの木の下で、
剣術つかひがいひました。
「咲かなきや切つてしまふぞ。」と。
町の踊り子はいひました。
「私の踊りをみせたなら、
笑つてすぐに咲きませう。」
手品つかひはいひました。
「牡丹、芍薬、芥子の花、
みんな此の枝へ咲かせましよ。」
そこで櫻がいひました。
「私の春は去(イ)にました、
みんな忘れたそのころに、
私の春がまた來ます。
↑道草さんからいただきました。
【おまけ】
グラウンドゴルフの時です、打ったボールがホールポストの芯に当たらずその狭い空間をホンマに器用にスルーして転がって遠くに行ってしまう瞬間・・・あぁ~あデス
その造幣局の桜の通り抜けに行ってきました(4月17日)。
桜は約125品種、約400本です。
今年の花は「天の川(あまのがわ)」
「天の川」の傍には
造幣局では、通り抜けの桜に親しみを持っていただくため、数多くの桜の品種のうちから一品種を「今年の花」として選び毎年ご紹介しています。という、看板と
「天の川」についての解説板
「天の川」は、東京荒川堤にあった里桜で、樹姿がほうき状となり、淡紅色の花が上向きに咲く珍しい品種で、花弁数は10~20枚です。
今年の桜の通り抜けには、新たに「八天桜(はってんざくら)」が登場。
「八天桜」は、長崎県佐世保市木風町(きかぜちょう)に群生していた桜で、佐世保市八天岳の「八天宮」にちなんで、この名が付けられました。花は蕾のうちは淡紅色で、開花すると白色に近く、花弁数は約120枚です。
楊貴妃(ようきひ)
昔、奈良にあった名桜で花色も優れた豊満な桜ということから中国の楊貴妃を連想して世人が名付けたと言われている。花は薄紅色で花びらは20枚内外です。
っと、「楊貴妃」には説明板が・・・
奈良公園猿沢池のほとりに楚々と咲く「楊貴妃」、わんちゃんのお気に入りベスト3の一つ、どうも水の便が悪いらしくなかなか大木にはならずに枯れてしまい、苗が植樹され今の「楊貴妃」は何代目になるのでしょうか
「楊貴妃」の大木が造幣局に居るのでぜひぜひ会いたかった。けど、花の時季には遅かった・・・
けど、うさこさんから造幣局の「楊貴妃」の写真をプレゼントいただきました
楊貴妃
うさこさんのご主人さんも17日に造幣局の桜の通り抜けに行ってらしたそうです。
それにもう一つの桜 「黒田百年」 が気になってました、入り口でお尋ねしてその木の前に・・・
「遅かりし・・・」
ガッカリしました、けど、気を取り直してポチャッとカワイイ桜たちをいっぱい撮ってきました。
花染衣(はなぞめい)
北海道松前町の浅利政俊氏が作出した桜で、花見時の衣裳といわれている花染め衣(はなぞめごろも)のイメージからこの名がつけられた。
兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)
金沢市兼六園にある有名な桜で花は薄紅白色で花弁数は多いモノで300~350枚あり日本で最も花弁数の多い珍しい桜です
紅笠(べにかさ)
北海道松前で育成された八重桜で花はその名にふさわしく薄紅色の大輪である。
紅手毬(べにてまり)
大手毬、子手毬と同様の八重桜で、多数の紅色の花が手毬のように枝に密生して咲くのでこの名がつけられたと言われています。
市原虎の尾(いちはらとらのお)
京都洛北市原にあった八重桜で花梗短く枝先に咲く有様は虎の尾のようで、花は薄紅白色の10弁で先端が割れている。
朱雀(しゅじゃく)
昔、京都朱雀にあった有名な桜で、花径約4㎝花弁は10枚前後の薄紅色で外弁はやや濃い紅色、花梗(かこう)⇔花柄、が長く花はやや垂下して咲く
松前(まつまえ)
北海道松前町の桜見本園で浅利政俊氏が「いと括り」の実生から選抜した美しいサトザクラです、花は蕾の時は濃い紅色、開花後は紅色、花径5~5.5㎝と大輪花で花弁数35~42枚である。
水晶(すいしょう)
花は白色で小輪ですが、気品高く花の外側は僅かに薄紅色、散る間際になると中心が紅色を帯びる。花弁数は20~50枚で、先端に切れ込みが多く変化に富んでいる。
大手毬(おおてまり)
説明板の毛毬がちょっと気になりました、ネットから毛毬の写真を拝借・・・
大島桜(おおしまざくら)
伊豆七島から自生するところから、その名が付けられたと言われ潮風や煙害に強いため海岸、工業地帯に多く植えられており、花は大きく一重の白色で芳香がある。
普賢象(ふげんぞう)
室町時代から知られている有名な桜で花の中から二つの変わり葉が出て、ソレが普賢菩薩の乗った象の鼻に似ているところからこの名が付けられた。
平野撫子(ひらのなでしこ)
京都の平野神社境内にある桜で花弁が撫子の花のように切込みがあるところからこのながついた、花は大輪の薄紅色で花弁数は40枚内外です
妹背(いもせ)
京都平野神社境内で代表的な名桜で、薄紅色の花が咲き、時に一つの花梗に二つの果実のつくことがあるのでこの名が付けられた。
林一号(はやしいちごう)
仙台の植木屋、林氏が最初に育成した新しい八重桜で花びら数は25~30枚ある、花は淡い薄桃色。
箒桜(ほうきざくら)
「ヤマザクラ」と「シナミザクラ」との間に生じた桜と考えられる、竹ぼうきを逆さに立てたような樹形を作る、花径3㎝ほど薄紅色の長楕円形で花びら数は20~30枚。
「御殿の櫻」 金子みすゞ
御殿の庭の八重ざくら、
花が咲かなくなりました。
御殿のわかい殿さまは、
町へおふれを出しました。
青葉ばかりの木の下で、
剣術つかひがいひました。
「咲かなきや切つてしまふぞ。」と。
町の踊り子はいひました。
「私の踊りをみせたなら、
笑つてすぐに咲きませう。」
手品つかひはいひました。
「牡丹、芍薬、芥子の花、
みんな此の枝へ咲かせましよ。」
そこで櫻がいひました。
「私の春は去(イ)にました、
みんな忘れたそのころに、
私の春がまた來ます。
↑道草さんからいただきました。
【おまけ】
「日本語って難しいですね」って一言では解決しないところがかえって趣が増すのかも?
桜の傍の立札が簡単明瞭にその花を紹介されててナルホドです、そうですね江戸時代風の立札、ナルホド雰囲気バッチリです、同感。
これは別の話になりますが、
立て札の文面が「あたかも大きな毛毬のような状態になるので、この名がつけられた」とありながら、花の名前が「大手毬」というのは、文章として、やはりおかしい気がします。そう書くなら花の名は「大毛毬」でしょう。
「あたかも~」というのなら、毛毬と毛毬、あるいは手毬と手毬というように、たとえられるのものと花の名前が一致しないと、書き方としておかしいと思います。(ま、この件は造幣局の管轄ですが・・)
私は「どうなっているのかなあ」と思ったことには、わりとこだわるタチですので、どうか、ご容赦ください。
最後に、江戸時代風の立て札の写真と桜の花の写真、並べてみると相性がバッチリのように感じました
お花見とかお祭りとか人出の多い方が好きなんですよ、
賑やかで良いなぁって、人出が少ないと寂しいかなって。
「飲み会で言うなら、最終の5次会、6次会」ですか?
陀羅尼助さんは豪傑なお人なんですね。
桜前線とともに旅するってことやってみたいなって、
夢見る夢子です。
手毬と毛毬、写真を追加です、ご覧になってくださいね。
いつもコメントありがとうございます。
造幣局の通り抜け、大阪にずっと住んでいたのに縁が無かったという・・・なんでかなぁって、不思議です。
京都の平野神社も主人の実家の近くなのに有名な桜の樹があるなんて全然知りませんでした、迂闊!!
来年の課題です(笑)
この歳になって、桜ってどうしてこんなに惹かれるんでしょう、若いころは知らない間に咲いて知らない間に散っていたのに・・・
レポートはまた後程・・・
川べりにホームレスの人々のブルーシートがいっぱい並んでいたころがありました、今は見かけなくなりました、どちらへ行かれたんでしょうね。
大阪育ちのわんちゃんですが、この桜の通り抜けの体験はこれで3回目ということで、ここ10年そこそこでのことなんですよ、知らなかったわけじゃないんですけども・・・
しかし、娘と母親にせがまれて、1度行きました。八重桜は花びらが多く、毬のかたまりのように咲いているのだなあという感想です。周りの桜が散ってしまって、造幣局の桜だけですから、見納めの桜、飲み会で言うなら、最終の5次会、6次会の楽しみみたいな感じですね。それぞれの八重桜の名前が優雅で、花に酔い、名前に酔うという気分でした。
桜のアップの写真、いいですね~。楽しませてもらいました。
花の名前の由来もおもしろかった。それぞれ桜のゆかりの土地にたいするイメージがふくらみました。
大手毬の写真の解説文、大毛毬になっていますが、たぶんミスでしょう。手と毛はにています。
平野撫子もあったのですね。京都では見たことがありますが、造幣局にもあったことは覚えていませんでした。
八重桜はボリュームがあるので見栄えがしますね。そんな中にあって朱雀のシンプルな美しさも特筆物ですね。
いろいろ桜を楽しませていただき、有難うございました。
宴会が終わった瞬間に何人かのホームレスが寄って来て、後片付けを申し出てくれました。代償は、残った食べ物や飲み物です。〝持ちつ持たれつ〟で、さすがは大阪だ、と感服したものです。
4月もあと10日ばかり。京都の週末は、は京北町の「黒田百年」が締め括りをする様です。
「御殿の櫻」 金子みすゞ
御殿の庭の八重ざくら、
花が咲かなくなりました。
御殿のわかい殿さまは、
町へおふれを出しました。
青葉ばかりの木の下で、
剣術つかひがいひました。
「咲かなきや切つてしまふぞ。」と。
町の踊り子はいひました。
「私の踊りをみせたなら、
笑つてすぐに咲きませう。」
手品つかひはいひました。
「牡丹、芍薬、芥子の花、
みんな此の枝へ咲かせましよ。」
そこで櫻がいひました。
「私の春は去(イ)にました、
みんな忘れたそのころに、
私の春がまた來ます。