札幌から坂本仁先生、矢崎一雄先生、清水平君が駆けつけてくださり、倶知安第一会館で後志在宅医療推進フォーラムを開催しました。
テーマは「ちょっとオシャレな最期」
行政にポスター、チラシ配布をお願いしたのですが、うまくいってなかった様子で、集まったのは40人ほどでした。
しかし、矢崎一雄先生の基調講演では札幌市の在宅医療進展状況を教えてもらいました。
全国に比べて子の配偶者(嫁)の介護がほとんどないそうです。主たる介護者は配偶者と娘だそうです。
施設での医療も進み、独居者の在宅医療も行われています。
意見交換は中川明子、矢崎弘志、林久美子、追立正夫、佐名木幸子の皆さんから貴重なご発言をいただきました。
少しずつ在宅医療はこの地でも進展していくでしょう。行政の熱意も期待したいところです。
倶知安は雨でしたが、列車に乗って小樽に入ると雪です。札幌を過ぎて南へ下がると降り方が尋常ではありません。
状況のため、到着した新千歳空港ではアナウンス。「本日これからのすべての便が欠航いたします。滑走路の除雪が不可能な状態です」とのこと。
明日のPCATの本部会議と鴨下重彦名誉教授のお別れの会は欠席することを決断し、札幌まで戻りました。今晩は空港に泊まる人も多数出そうです。
後志の在宅医療がオシャレの領域に行くには時間がかかります。せめて今日だけでもとブラックスーツに渋く濃い紫のネクタイで司会をしたぼくのブラックユーモアは通じたでしょうか? 実はそのままお別れの会に行く出立ちでありました。