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瀬戸内国際芸術祭2010 女木島(めぎじま)

2010-10-30 | 瀬戸内国際芸術祭

男木島、女木島に行くのは高松港からですが、ここにも作品があります

大巻伸嗣 Liminal Air- core -
時と共に変わる光と空気の色、景色が
鏡面に仕上げられた柱の表面を変化させる

高松港に一番近い女木島は、歌謡曲「瀬戸の花嫁」の舞台
鬼の洞窟と言う洞窟があるので鬼ヶ島とも呼ばれています
この柱状節理は、その鬼の洞窟の周辺にあり、ほぼ水平です
柱状節理は曽爾高原、清津峡等々見ましたが水平は初めてです
鬼が住んでいたと言われる鬼の洞窟に入ると・・

サンジャ・サソ(Croacia) 鬼合戦、あるいは裸の桃の勝利
真鍮ワイヤー製の彫刻を展示 鬼に捕えられた人たちの魂と
その献身さを表現


行武治美 均衡
改修した納屋の内部に、手作業で削り出した1万個以上のミラーガラスのパーツを
張り巡らせる 中に足を踏み入れると、自らの姿や周囲の風景がガラスに映り込み
あたかも迷宮にいるかのような感覚が体験できる

薄暗い納屋の中で輝くミラーガラスのカーテンは息を呑むほど美しい

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006 から始まった「福武ハウス」が
場所を移して参画 現在休校中の女木小学校と旧保育所を会場に国内外のギャラリーが
アーティストの個展をそれぞれ行う  谷中の SCAI THE BUTHHOUSE もありましたよ
多くの芸術祭参加作品同様に福武ハウス内の作品も撮影禁止です
ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」をポップにイメージしたカフェLAST CAFE 

禿鷹墳上 20世紀的回想
1台のグランドピアノとその上に立つ4つの帆で構成されるインスタレーション
停泊している船のようにも見える作品から、時おり音楽が流れ
目の前に広がる海の波の音と呼応しながらひとつの旋律を奏でる
夜のため、明るさを求めると限られたアングルでしか撮影できず残念です

カモメの駐車場の向こうに高松の街の灯りがきれいに見えます

木村崇人 カモメの駐車場
漁港のそばに、数多くの風見鶏を設置
風が吹くと、風見鶏がいっせいに同じ方向に動くことで目に見えない風の形を視覚化


撮影が出来なくて残念な作品の中にレアンドロ・エルリッヒの「不在の存在」と題して
       足跡が現れたり消えたりする石庭 『見えないもの』
       見る人の姿を映さない鏡のある 『二重の茶室』
がありました
レアンドロ・エルリッヒはレストラン併設なので、このまま残されると思います
女木島にいらしたら、立ち寄ってみてください


瀬戸内国際芸術祭2010