我が家のもみじに若葉が出ていて、びっくりしました。こんなことは、初めてです。
ほかのもみじは紅葉し、今では葉が枯れかけてきていますが、このもみじだけは、葉を落とした後、そこから、新芽が出ているのではありませんか。温暖化もここまできたか、という感を強くした次第であります。
植物をやっていると、環境の変化を敏感に感ずることができます。植物は正直です。外界の変化を微妙に感じで反応するからです。
若葉と紅葉が一緒にやってきた感じです。
先日のろうばいの花も、例年ですと、落葉して、幹だけになってから花が咲き始めるのに、今年は葉がついている間から花が咲き始めて、びっくりしたばかりです。
日本の四季もこの流れで行くと、昔とずいぶんと変わってきてしまいました。日本の季語も変わってきてしまうのかもわかりません。俳句にも影響します。困った問題です。
後、十年もすると、日本の四季もどうなるのだろうと、心配になります。日本人の長年培ってきた文化にも大いに影響します。由々しき問題となります。
今年は、秋刀魚と蟹漁が不況らしいです。海流の変化をもろに受けているのだろうと思います。
緑の若葉が素敵な色に出ていますね。これば、春ならうれしいんですが、季節はずれの若葉になってしまいました。晩秋と春が一緒にきた感じです。