一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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「住宅最大のトラブル転じて福となす」(8)

2006年12月14日 07時06分50秒 | 住宅最大のトラブル転じて
おはようございます。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

昨日は、かなり以前から決まっていた都内のセミナーに朝から晩まで出席しており、アップできませんでした。本日は、早めにアップしておきます。


初めてご覧になる方は、2006年11月30日 からご覧下さい。


業者が倒産して、私が行うべきことは二つですひとつ目は何とか安く工事ができるよう、様々なところに声を掛けました。特に、業者を紹介してくれた大手グループの方には何度もお願いしました。取締役の方も来社してお詫びされ、真剣に対応して頂き、可能な限りの実質的な協力をしてもらう約束も頂くことができました。

もうひとつは、倒産した社長の行方です。私は人を見抜く眼はある方で、誠実で決して悪い人間では無いと感じました。しかし、そういう状況に追い込まれると仕方が無いのかもしれません。社長が潜んで居る可能性のある場所についていくつか情報を得ましたので、住所を地図で探しながら足を運んでみました。

たどり着いたところは、夜はあまり歩きたくない、とある繁華街の雑居ビルでした。この部分は、建築とは関係ありません。小説家ならハラハラドキドキのやり取りと状況を面白く書けるのでしょうが、簡単に流して結論を申し上げます。

信じられないことに、その社長とその社長をバックアップするつもりだという人物にそのビルで会うことができ、腹を割って必死の交渉をした結果、なんと契約金が、施主宛にそっくり返ってくることになったのです。半信半疑でその場を去りましたが、本当に後日、Aさんに全額返ってきました。

倒産して社長が行方を隠している会社から、そういうことは有り得ない話です。裁判で整理をして時間が掛かって、せいぜい5%とか10%が戻れば良いほうです。私にとっては非常に幸運だったということですし、その社長はやはり本当は誠実な方だったということです。またバックアップしたいという人の存在が無ければ無理だったでしょう。

普通は、避けたい人ですが、そんなことは施主のために言ってられませんでした。必死の思いが伝わったのだと思います。

このときのやり取りや交渉は、後日談も含めて実はいろいろとありました。
簡単ではありませんでしたし、相手の言うことを鵜呑みにすると
またトラブルになったはずです。油断できませんでしたので、その後も慎重に交渉しました。

このあたりの内容は、雑居ビルの交渉と同じく、公開するには問題があります。

次に話を進めます。結論として私はできるだけ予算に近い工事をしてくれる業者を探さないといけません。

すると間もなく、その特殊な工法の材料や木材を納品している業者から連絡があり、工務店を紹介したいとのことでした。ミタス一級建築士事務所の事務所にお越し頂き、お二人とお話いたしました。若いですが工事業者の営業部長でした。作業着を着ていて一見すると『露天商のおにいちゃんかな…』というようなイメージの方でした。(失礼!(^^;))

いろいろお互いの話をした後に、その方が「自分はこだわりのある住宅をしたいんです。先生に協力させて頂いて学ばせてもらいたいと思います。予算を教えて下さい。」と聞いてきました。




次回、 「住宅最大のトラブル転じて福となす」(9)へ続く

神奈川県横浜市 住宅設計 注文住宅の ミタス 一級建築士事務所のホームページ 
http://www.mitasu.com/




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