一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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建築家ラング氏の建物

2010年12月13日 19時31分19秒 | オーストリア建築ツアー
▲ この大きく薄い庇のような屋根が構造的に成り立つには…


2010年12月5日 からの続きです。




ザルツブルグの街並みの見学時間を削って、
有名建築家と思われるラング氏の建物を案内してもらうことになりました。

これは石川先生と一緒にいたから実現したのです。
ザッハトルテは食べられませんでしたが、良かった~(^^)ゞ


オーストリアのスター建築家であるラング氏は

1987年からザルツブルグで活動し、

このザルツブルグやその隣接する街で、今までで70~80軒、
改修や新築の設計をしているとのことでした。

 


▲道路から見ると、こんな大きな庇のような屋根…



この建物の中に入ります



▲1階は、カフェなどの店舗関係ありました。






▲▼2階のメインフロアーは、展示会場かホールのようでした。
まだ完成していません。








▲外部の屋上に出ると、最初の写真の屋根を引っ張っているのがわかります。
あの薄い屋根で、あれだけ出っ張らせるには、構造的にはこれでなければ成り立ちません。
これを見ることができ、説明を受けて安心したのです。(^^)ゞ







▲▼建物の裏側に行くと、とんでも無い展望台が突き出ています。
これは、前面の大きな庇と構造的にもバランスを取っているのですが、

すっぽんの首のようなこんな不安定な建物、
ちょっとカンベンして欲しいというのが私の本音です…







▲で、この展望台の中に入ると、まだ工事中でした。
レストランになるそうです。





▲その展望台の窓から外部の景色をのぞいてみました。




▲同じく、展望台から見ると、真裏に建物があります。
これはマンションで、これも一緒に設計しているとのこと。
展望台の影がわかりますね。




▲この展望台の一番上の正面ガラス部分から、のぞいていたのです。







▲そのマンションへ。ここも、まだ工事中。写真に写っているのがラング氏。




▲マンションの室内です。




▲工事中で、取り立てて室内で目を引くものは、まだありませんでした。




▲開放的な廊下です。




▲こちらは、バルコニーです。各戸間の仕切りはできると思いますが…

明日も引き続き、その(2)をアップします。





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