一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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ニッチに鏡を…

2008年11月12日 21時02分49秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲洗面所にニッチを造り、ミラーを付けた訳は… 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日も朝から、大学の先生の講義でミッチリ勉強をしてきました。


さて、住宅リフォームの実例からヒントです。


「洗面脱衣所に、洗面化粧台以外に、できればもうひとつ鏡が欲しい…」
とのことでした。「そしてほんの少しでいいから物が置けたら…」

お嬢様も年頃ですし、朝の忙しいときの化粧などのためです。

洗面脱衣の広さは0.75坪(1.5畳)、三面ミラー収納の洗面化粧台と、
造付けカウンター収納を新規に造りました。

そのカウンター収納のうえの壁には既存の窓があり、それは残しているのです。

窓を塞いだり、窓にミラーをという工夫も可能は可能ですが、

「壁にニッチを造り、そこに鏡を張り、少し物が置けるようにしましょう。
 照明を付けて、顔が影にならないようにしましょう。」

と提案し、OKをもらってプランに入れました。
完成後も喜んで頂いているようです。

このデザインは女性のインテリアスタッフにすべて任せましたが、
照明器具の取り付け位置や形状に付いては、ダメ出しをしました。


残念ながら、照明器具についての考察は、スタッフ全員まだまだ不足しています。
どこに付けるとどうなるか…はもちろん、電球の種類や形状や大きさ、
それぞれの特徴と違い、照度、材質、カタログの読込み、注意事項意…。

具体的にかなり指導してきたつもりですが、まだまだ不充分です。

照明器具のメーカーでも、図面を持っていくと選んでくれますが、
図面だけで器具を選ぶのですから、そのレベルでは当然不充分です。


私は誰にも教えてもらったことはありません。
スタッフには、何が足りないのでしょうか?

ふたつ足りません。

ミーティングでは繰り返して教えていますが、言葉ではわかっても、
本当にわかっている人は残念ながらいません。

これは、ミタス一級建築士事務所のスタッフに限りません。
ほとんどの設計事務所のスタッフもちろん、ハウスメーカーや
工務店のスタッフについても同じでしょう。

で、結局、何が言いたいかというと…

これからの1年間は、妥協することなく徹底的にスタッフを鍛えるゾ!
と燃えています…

後半は、みなさんにではなくスタッフ宛てのブログになってしまいました…。(^^)ゞ




一級建築士事務所 横浜市 住宅リフォーム 

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