一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

桜の季節に想うこと

2007年03月29日 10時37分45秒 | 建築家の日記
こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。

桜がいよいよ週末には満開になりそうな気配ですね。

当然ながら日本は、桜の名所が多いのですが、昨年行ったバンクーバーも街中に桜が多かったです。桜の花の期間が長く数ヶ月に渡るとのことでしたが、様々な種類の桜が植えてあるからだそうです。

この季節に桜を見ると、小学校の校庭に象徴的な大きな桜があったことと同時に小学生のときの記憶がよみがえります。

桜が咲いた石畳の芦屋川ほとりの土手を海まで歩きながら、なんと美しくて素敵な散歩道だろうと感激したことも、自然に浮かんできます。

冬の気が引き締まる季節は、自身の勉強や仕事が進むので私は好きなのですが、新学年、新社会人のスタートは、やはり日本は4月であるべきだと私は思います。

桜が咲いてこれから暖かくなり、活動的な夏を迎えていく方が新しくスタートする人たちには良い時期だと思います。


学校も2学期制になり、欧米のように9月スタートの話が出ているようですが、一年の四季を感じながら生活を送る日本とは異なる、欧米の真似を何でもするのは反対です。

住宅や都市は欧米の方が進んでいるので、良い点は取り入れたいと思いますが、風流さを感じない合理主義だけが良いわけではありません。

住宅もそういうバランスを考えながら選択し、設計していきたいものです。


P.S. 朝のときとは違い、この陽気で本日一気に満開までいきそうな気配です。週末まで強い風や雨が無ければ良いのですが。



ミタス 一級建築士事務所



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 造付家具のコストダウン | トップ | スイス漆喰のセミナーで »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

建築家の日記」カテゴリの最新記事