一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

イタリア修道院の最上階リフォーム

2009年11月09日 11時04分00秒 | イタリア ミラノサローネ2009
▲ 最上階に登ったところ。
この部屋です。



前回 2009年11月4日 イタリア修道院のリフォーム の続きです。


この最上階は、
私がイメージしている「ハイブリット200年住宅」のイメージに近いのです。


1階が型枠ブロック鉄筋コンクリート造で
2階が大断面部材の木造で、登り梁がこのように化粧表しのイメージです。



階段を登り…途中見下ろすと






▲途中、踊り場というか途中階の廊下です。




▲目指す階が見えました。




▲到着して、逆に下を見る。





▼最初の写真と、これらがメインの部屋です。


















▲大きな梁がむき出しです。
このように無垢材は必ずヒビが入りますが、
貫通して二つに割れるほどのヒビではない限り、心配はありません。




▲天井の木製梁と塗り壁の間に、隙間がありますね。
こういうことも無垢材と塗り壁ですから起こります。
リフォームで埋めれば良かったと思いますが、
この程度は特に気にならないのでしょう。




▲窓の外を見ると…自身の建物と周りの建物です。



この部屋は、事務所として貸すことを想定してリフォームしたそうですが
水周りが奥にあります。

次回は、それを紹介します。



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