一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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ちょっと変わった内装仕上げ

2007年12月19日 12時25分50秒 | 住宅ノウハウ・実例
     ▲このブラウン色の部分の塗り方について話合いでした。

みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日の現場での打ち合わせは、メーカーと工事業者と現場監督、私、スタッフが集まってのものでした。

アイカのジョリパットで、イタリアンアートという仕上げがあります。

工事中の建物で、メインのアクセントを最終的にどうするかをずっと考えていました。ドイツにエコバウ建築ツアーに行ったとき、候補として頭の片隅にあった、このイタリアンアートに決めたのです。

理由は、ドイツのホテルやその他の場所でほとんど同じような仕上げをアクセントで使っているのを実際に見たからです。

一般の壁は漆喰ですが、このアクセント部分には漆喰とのつなぎの部分にワンクッション入れて、使いました。

ですが、私が思っていたものと仕上がりが違ったのです。

新しい塗り方で、新しい材料で値段も高いので、あまり使われないからでしょう。事前にメーカーでもらったサンプルの違いが許容範囲を越えていたので、メーカーも含めて一同に集まってもらったのです。

今後、どのように手直しをするか、どのようにすればサンプルのように塗れるかを指導してもらうためです。手直ししてもまた失敗することは避けなければなりません。または、私が望んでいることが過剰なのか、手直しは無理なのかを判断してもらう意味もあります。

結果として、もう一度重ねて下地から塗り直せばOKということでした。大切なことですが、どのように塗ればより良いかも指導してもらえました。

年末完成に向かって、この部分がネックになっていたので、少しでも早く解決するために、今後の手配や工期、準備についてもその後一気に話し合ってきました。



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