一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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デンマークの設計事務所で(3)

2007年10月11日 12時57分10秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
▲ 屋根に注目

みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

ドイツエコバウ建築ツアー(5)になりますが、まだデンマーク滞在中でのお話です。2007年10月9日の続きです。

ヴァントクンステン設計事務所のミニセミナーと説明が終わり、中庭から現場へ向かうために外へ出ると、いきなり上記写真の建物が…。この建物の屋根の植栽が、写真でもわかりますでしょうか。

ヨーロッパは、通りに面した建物表側の反対方向の裏側に、中庭があります。これは東西南北に限らず、道路側と反対に必ずといっていいくらいありますね。


下の写真は、設計事務所の建建物の外部裏側です。中庭に面しています。
大きなトップライトの廻りと煙突の廻りの瓦部分が白く見えますね。
これが防水処理のためになされているのですが、どこを歩いてもこういう処理が目立ちました。日本では、板金処理で終わるのですが、瓦の形なりに防水処理を瓦の外側からもしていて、メンテナンスもやりやすそうです。見映えは多少悪くなりますが、安心ですね。







このあと、ここを通って建物へ無向かう途中、



夏の日射を防ぐ窓の外のルーバーを見ました。冬は日差しを入れて、夏は外部で日射を防ぐ、庇や簾と同じですが、陽射しカットにはドイツでもこの方法はポピュラーです。






次回は、建築家のヴァントクンステン氏に案内して頂いた、

この建物を紹介する予定です。




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