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三沢自転車商会

スポーツ自転車の商品情報満載
チャリは今日もラブリーかい?

2017 MULLER MCR853d

2016年09月21日 | 2017モデル/ロード

金属フレーム専門メーカー。ミューラーの新作発表が行われました。

シクロクロスでは今でもクロモリが人気。貴重なクロモリの選択肢。今回フルモデルチェンジになったMCR853d。美しい表面仕上げはさすがです。

貴重な純レーシングスペック。レイノルズ853を採用。ジオメトリが見直され、シビアな下りでも安定した走行を目標に設計されています。しなやかで担ぎやすい。まだまだクロモリが活躍する世界。

近年ブレーキ選択が悩ましいですが、これはカンチとディスクどちらにも対応。これ1本で解決。価格258,000円。


2017 ペンナローラ RC-1

2016年09月18日 | 2017モデル/ロード

特長あるキワモノフレームのラインナップが面白い、ペンナローラの2017年モデルが発表されました。

どれも個性があって唯一無二の性能を誇るペンナローラが、廉価モデルをリリース。RC-1はあくまで価格帯にこだわったというだけあって、性能はいたってオーソドックスで普通です。この普通というのが、意外。乗りやすい。

安定していて真っ直ぐしっかり走る。当たり前だけど実は重要。特にエントリー価格のモデルには安心という性能が大切。見た目はエントリー向けとも思えない凝ったデザインですが、ヘッドはノーマルサイズ、ワイヤーが外出し、BBはネジ切りと実にベターな設計がメンテナンスしやすくてショップとしては嬉しいところ。

実は発表されてすぐに試乗させて頂きました。本当に普通に走るんですが、逆に悪い箇所も見つけられない。乗りやすい良いバランスに仕上がっています。ホイールがキシリウムだったので、走りのキレが増していてバージョンアップさせても遜色ないレベルだと感じました。

カーボンながら頑丈さもありそうで、初めてのカーボン完成車にイタリアブランドという新しい選択肢。フル105スペックで価格219,900円は優秀。

フィブラのようなつながり方をしているトップチューブとシートチューブ。乗り心地を高めようという意識を感じられる形状。流れるラインは美しい。

エアロフレームかのようなボリューム感あるBB周り。これでもネジ切りというのが、面白い。見た目ほど過剰な高剛性ではないです。


2017 KOGA クロスレーサーグラベル

2016年09月17日 | 2017モデル/ロード

2017年のコガラインナップが発表されました。

ロードはほぼ継続で、カラーリングの変更だけに留まっています。最近のコガの面白いアプローチはオフロード系。他社にはないコンセプトと車種展開。雪用、砂用とコアな車種を次々投入し、ドロップハンドルの可能性を示してくれています。

新作はグラベルロード。写真は廉価モデルのクロスレーサーグラベルですが、さらにハイクラスグラベルロードも登場予定。

未舗装路での走破性や耐久性はもちろん、ジオメトリに手が加えられ、荷物積載時の直進安定性を重視するという新しい切り口。まさにマルチパーパス。通勤やツーリングをメインに、ちょこっとオフロードを楽しみ、たまには輪行。そして旅も。夢が膨らむモデルです。価格139,800円。


2017 アンカー RL6

2016年09月14日 | 2017モデル/ロード

新作ロングライドモデルはアルミバージョンも同時発表。

RL9のカーボンに近づけるようなアルミ。これは面白い。解析技術が高いからこそ、近づけるという言葉が数値で表わす事が可能になり、現実的にできるようになりました。

まるでカーボン。乗り心地はアルミ最高レベル。そしてタメのあるしなやかなペダリング。アルミでもロングライドを楽しめるように。メリットは扱いやすさ。輪行でも耐久性の高いアルミは気持ちが楽。溶接処理のキレイな感じもまるでカーボンのようです。極上ラグジュアリーの新しい形。価格125,000円(ソラ完成車)。


2017 GIANT TCR SLR2

2016年09月13日 | 2017モデル/ロード

軽量アルミレーシングのTCR SLRがフルモデルチェンジしました。レーシングなアルミフレームは、昨今新作も多く激戦区のモデルとなっています。

GIANTのアルミロードはラインナップが大幅に変更され、統一されています。レーシング系は変わらずTCRですが、軽量なSLRのみのラインナップに絞られています。

前作より9%の軽量化を果たしながら、ヘッドやBB剛性がアップしています。TCRアドバンスドのノウハウをアルミにも生かし、重量に対する剛性比は最高レベルに。振動吸収にはカーボンフォークとカーボンピラーでまかなっています。

より走る。ピュアレーシングアルミ。105完成車で7.9kg。GIANTらしい圧倒的なコストパファーマンスも魅力。価格165,000円。

もう一色はツヤあり。違うモデルに見えるほど、塗装の違いで面白い。


2017 コルナゴ モンド2.0

2016年09月12日 | 2017モデル/ロード

大ヒットしたエントリーグレード。モンドがフルモデルチェンジ。

エントリーのコンポを搭載して価格を抑えていますが、フレームは本気のレーシング仕様というのが好評だったモンド。バージョン2.0となって少し方向性も変わった印象。

一つはジオメトリの刷新。ガチなレースっぽさが薄まり、エントリーに合わせたちょっと緩めのポジション設定に。これがなんとも微妙。コルナゴの前作のレース用というイメージと違う。

アルミ素材を6011に変更。ハイドロフォーミングで特長あるトップチューブ形状。そしてスムースウェルディング加工による美しい溶接部。接合部が滑らかです。走りはもちろん、美しさも重要なイタリアンブランドらしい出来です。価格130,000円(ソラ完成車)。

珍しく左側から撮った理由はイタリアンカラーがこちらにしかないので。カタログは右なので分かり難いところ。


2017 リドレー フェニックスA

2016年09月11日 | 2017モデル/ロード

リドレーのアルミモデル。今回はティアグラの完成車で登場です。

カラーリングが4色と豊富に。そして3XSというジャパンオリジナルのショートジオメトリもあります。

エンデュランスのアルミモデル。評価の高いフェニックスカーボンを踏襲した走るロングモデル。フォークは上位機種のフェニックスSLと同様のカーボンフォークを採用していることがポイント。優れた振動吸収性と剛性、そして軽量性を両立させています。

ファーストロードの選択肢として、また小柄な女性やジュニアにも合わせられるサイズもありおすすめです。価格168,000円。

リドレーは弱ぺダ押し。このカラーとサイズに限り、原作コミックでリドレーのバイクを愛用するキャラクター、東堂尽八がリドレーのジャージを着用した描き下ろしイラストのタペストリーが付属します。


2017 アンカー RL9

2016年09月09日 | 2017モデル/ロード

アンカーの2017年ラインナップが発表されました。今年は日本チャンプを獲得したこともあり、プロフォーマットの実力を証明できた感じですね。

ブリヂストンが誇る「推進力最大化解析技術」。計測、分析、シミュレーションという工程を科学的に検証して製品を生み出す技術。レースだけじゃなく、今回はロングライドモデルにも使われ、新作が登場しました。

RFXシリーズから受け継がれる伝統。ラグジュアリーというコンセプトを正統進化させた新作RL9。

前作RL8を上回るように解析。リヤセンターを長く、ハンガーも下げ、ジオメトリーも変更。それでも剛性レベルは上げて、快適性を高めた分だけ剛性も上げるという感じで「やさしいのに進む」というロングライドの理想像に仕上げています。

重量もフレーム&フォークで1390gと軽量。レース系も良いけど、アンカーの真骨頂はこっちのラグジュアリーなシリーズ。日本人が求める、軽くて進んで振動少ない、海外モデルと違った味付けが魅力です。価格220,000円(フレームセット)。

真横から見ると、よくある極細チューブですが実は扁平。しなやかさの演出。


2017 スコット アディクト30

2016年09月08日 | 2017モデル/ロード

スコットの2017年ラインナップが発表されました。ロードはほぼ継続モデル。トピックスはMTBオリンピック金メダルバイク。今一番速いMTBはスコット。

ロードの注目モデルは軽量モデルのアディクト完成車。価格も下がりエントリー向けかと思ってしまうゾーンに。しかしレースやヒルクライムに最適なポテンシャルの高いレーシングフレームが最大の魅力。完成度の高さとクオリティで、壊れにくく安心しておすすめ出来る軽量フレーム。

105でRS11ホイールという標準的なスペックながら完成車重量7.8kgはさすが。軽い。「登れる」という性能はアディクトという名前を聞けばすでにブランド化しているほどの強いイメージがあります。新色のステルスは、以前の上位モデルのような佇まい。価格299,000円。


2017 FELT FR5

2016年09月06日 | 2017モデル/ロード

そういえば、ようやく情報解禁となったFELTのニューモデル。7月くらいに現物を見ていましたが、写真撮影など禁止だったので。

FELTのロードラインナップは大幅に変更されました。レース系もコンフォート系も一度にモデルチェンジを行い、ブランドロゴも一新され、新たな一歩となる変革の年です。

レーシングなFシリーズは名称も改め、FRシリーズに。個人的にFシリーズが高印象だっただけにもっと良くなるという嬉しいニュース。期待せずにはいられない。

新作のポイントは2つ。一つはジオメトリーは変えていないこと。レーシングでニュートラルな性格は踏襲され、安心して乗れる良い部分はあえて変えない。それから驚異的な重量剛性比も変わらず素晴らしい数値。

そしてもう一つは、快適性の向上。リヤブレーキをチェーンステイに移動させた事が最も分かりやすいポイントですが、シートステイを柔軟に使うという意味でブレーキ位置を変えています。それは200km走った最後の数百メートルでフレッシュなスプリント勝負をするために。快適性と路面追従性を大幅に向上させました。

レーシングライダーの方はもちろん、一般のサイクリストで軽くて良く走るヒルクライムに適したエントリーカーボンをお探しの方にも、ロングも楽しめそうな満足感の高いフレーム性能を提供してくれる、楽しみな新作です。価格248,000円(105完成車)。