(6)
ここへ来て、私が最初に感じたことは間違っていなかったと、いよ
いよ強く確信するに至りました。
それは、《チタンは水を活性化し細胞を潤す》という仮説です。
もともと、抜け毛が減ったことから始まり、そして髪が増えたこと、
白髪が黒髪に生え替わったという、髪の毛の問題から始まったこの
発見は、今、単に髪の毛に留まらず体全体の賦活の結果であること
を知りました。
(1)体の隅々の細胞が賦活され、体全体が元気になり、髪の毛を作る
細胞である毛母細胞に迄、充分な栄養が運ばれた結果、元気な毛母
細胞が、どんどん細胞分裂し、質の良いケラチンを生成して新しい
毛髪を次々作り出した為、髪の毛が増えた。
(2)地肌と毛根(すべて細胞から成る)がしっかりした為、毛が抜け
落ちるのが押さえられた。
(3)毛母細胞は色素を持たない為、生成する髪の毛には、色は付いて
おらず、髪の毛の色は色素細胞が作り出すものである。
故に、新しく生成される髪が黒くなったのは色素細胞メラノサイト
(メラミン産生細胞)の活性化による。
体中の細胞、つまり、血液、リンパ、筋肉、骨、骨髄、皮膚、臓器、
その他すべてが(体中全部が細胞から成り立っている)活性化した
結果が、髪の方へも廻って来ている訳で、髪は確かに体のエネルギ
ーの余剰であると言うことが出来、漢方で髪の毛のことを「血余」
と言う訳が如実に理解出来ました。
活性のある水を補給した為に、全ての細胞が若くなり、体が活性化
され、結果として髪の毛が蘇ったことが分ります。
又、水の美味しさは、安全性のセンサーで、体に良い水は美味しい、
危ない水は不味い。これは体のセンサーが感知してくれるものです
が、チタンで作った料理が美味しいこと、チタンの器に保存してお
いたものが、長持ちして、美味しくなること。そして、チタンの
カップで飲む水が美味しいことは、周知の事実ですが、それらも全
て、同じ理屈であり、体のセンサーの回答であると私は考えます。
故に、チタンには「水を活性化させる力がある」と思います。
まるで、悠久の年月を、地下鉱石の岩盤の中を通過しつつ磨かれて
地上に湧き出て来た清水の様に、チタンは水道の水を変える力があり、
その活性化された水は我々の60兆個の細胞を潤し、体中を活性化
させると思われます。
私の仮説=《チタンは水を活性化し細胞を潤す》は、この6~7月に
かけての私のブログに掲載した、毛髪に関する事実の記載の中から、
私が自然に導かれ、辿り着いた結論です。
しかしながら、今のところ素人の私の推測であり仮説に過ぎません。
根本的な知識不足、説明不足、言葉足らずの個所が多々あったこと
と思いますが、その点どうかご容赦下さい。
しかし、私の仮説=《チタンは水を活性化し細胞を潤す》について
は、間違いが無いものと私は信じております。
この後は私の力の及ぶ所では無く、研究者の手にゆだねるしかあり
ません。
どなたかによる科学的な証明を熱望しつつ、ここに筆を擱く次第です。
< 完 >
(カテゴリー)小論文=チタンについての私の仮説
( ↑ ここに、全文(6章)があります。
お読み頂く場合は、「その1」から読んで下さいね。)