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2010.07.05 不思議!花瓶の水が腐らない。(その7)

チタンビアカップを入れた花瓶の水が、いつ迄腐らないかの実験記録の7回目です。

先日、友人から、電話が架かって来ました。
「貴女の実験では、水を毎日取り替えてるでしょう?それは、必要ないのではないの?
せっかくチタンで良くなっている水を、入れ替えることないのでは?」とのこと。
「私も、そう思うのよ。せっかくチタンを入れているのに、水を換える必要なかったかも
と途中で気がついたけど、最初に何気なく、水を換えてしまっていたので、行きがかり
上、その後も、水を換えている訳。だから、水を換えないとどうなるのか知りたくて、
その2つを比べて見る為に、同じ花瓶が複数欲しいので、早く探さなくちゃ。」と私は
答えました。

そうなんです。
私がチタンのビアカップを入れた花瓶で、水を換えたことは、必要だったのか余計なこと
をしたのか?それが、知りたいところです。

先月、私が、花瓶の水が腐らないことに驚いた時、メーカーに電話して伝えました。
メーカーでも、「そうでしょうね。チタンの切りくずを、ガラスの花瓶に入れて花を挿し
ておくと、水が腐らず花が長持ちしますから。」と、チタンが水を腐らせないことは、
承知していました。それは、確かに以前から、聞いていました。
「2007.10.5 チタンは水が腐り難いです。」
でも、チタンの切りくずは、大変鋭利なので、扱いに気をつけないと危ないのと、売り物
ではないので、一般には手に入りません。

あじさいを持って来てくれた友人は、私から、チタンは水を腐り難くすることを聞いて、
「だったら、チタンで花瓶を作ったら良いのにね。」と言いましたが、チタンは軽すぎる
為、花瓶には向いていません。花を活けるとひっくり返ります。

しかし、今回私の取った、ビアカップを花瓶の中に入れる方法は、偶然とは言え、大変
効果的な方法だったと思います。
何故なら、そのことにより、結局チタンのコップそのものに花を活けた時に比べて、水に
接しているチタンの表面積が2倍になるからです。
ですから、チタンの水を浄化する作用は当然倍加しているものと思われます。
それが、今回の花瓶に生けた花の水が全く腐らないと言う結果に繋がっているものと思わ
れます。

ちなみに、私が電話をした後、メーカーの担当者も、さっそく家で、チタンのビアカップ
を入れた花瓶で、あじさいを活けて実験してくれています。
聞きましたら、その人は、水は取り替えておらず、足りない分を追加しているだけだそう
です。偶然、私が、もう一つやりたかった方法で、あじさいを活けてくれている訳です。
今は花は枯れてしまって、葉だけの状態だそうですが、水は濁っていないそうです。






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