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2023.09.21 夜中の電話

数日前、スマホの充電器が壊れた。
それで、充電ができなかったので、スマホの着信も発信も不可能だった。

その日の深夜、固定電話が鳴った。
私が出ると、元職場の後輩のシゲちゃんだった。
私は、兄弟も亡くなり、叔母も痴呆となったので、今は、私をちゃん付けで読んでくれる
人は、このシゲちゃんだけとなった。

電話の向こうのシゲちゃんは、半泣き状態で、「みずえちゃんの声が聞きたくなったので、
電話したら、携帯が全くかからないので、不安に駆られて、固定電話に架けたのだ」
と言った。
その間、心配だったらしく、声も乱れて、半泣き状態だった。

「良かった良かった。みずえちゃん、元気だったんだ。携帯が、全然かからないので、
どんなに心配したことか。でも、安心した安心した。」と何度も言った。

彼女は深夜の電話を、申し訳無がっていたが、私はいつも12時過ぎまで、起きてるので、
深夜の電話はOKよと、いつも言ってある。

その間「みずえちゃん、ずっと元気にしていてね。もし、みずえちゃんに何かあったら、
もう耐えられないから。」と何度も何度も言って、少し泣いているようだった。

携帯のケーブルは、確かに故障していて、翌日買い直したケーブルが新規格で、
やり方がわからず、次の日も苦労したが、その後、携帯は、快調となった。
こんなことから、シゲちゃんには、悲しい思いをさせて、本当にごめんなさい。

私にできる精一杯のケアをしながら、毎日生活しているから、シゲちゃん安心してね。

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