goo

2012.05.03 お雛様七段飾りのイラスト(俯瞰図)

1段目 内裏雛(男雛 女雛) 屏風 三宝飾り 雪洞(ぼんぼり)

2段目 三人官女(白衣に緋の長袴をつけたもの(三白という)と、打掛を着せたもの
    (掛付)とがある。) 高坏(たかつき、足の付いた台)の上に紅白の丸餅

    ※上の「白衣に緋の長袴をつけたもの」という説明で、はっと気付きました
    が、私は打ち掛けを描いてしまいましたが、確か我が家の三人官女も白衣に
    緋の長袴だった様に思います。そしてそれが昔は一般的だった様に思います。
    現在でも神社で巫女の装束が白衣に緋の長袴ですが、それが古来からの
    「帝、そして神に仕える
女性の正装」だったのですね。

3段目 五人囃子(太鼓、大鼓、小鼓、笛、謡)

4段目 右大臣(若者) 御膳 菱台 左大臣(老人)
    (※右と左は、親王から見る状態)

5段目 橘(右) 仕丁(三人) 桜(左)
    (※右と左は、親王から見る状態)

6段目 嫁入り道具 1
    箪笥 長持 狭箱 鏡台 火鉢 茶道具

7段目 嫁入り道具 2
    駕籠 重箱 御所車
(牛をつけたものを牛車(ぎっしゃ)という。)

_______________________________________

前回も書きました通り、幼かった私はお雛様と言っても訳が分からず、又じっと
観察していた訳でもなかったし、背が小さいので上の方は見えませんでしたので、
ほとんど覚えておりません。
(それなのに、まして雛壇を上から描くことになろうとは…。)

そこで、念の為ネットで調べ、いくつかのサイトを参考にさせて頂きました。
http://www.tenhodo.co.jp/archives/kazarikata.html
http://www.kyuhodo.co.jp/hina/kazari4.htm
http://www.jp-guide.net/manner/ma/momo_sekku.html
これらの写真をしげしげと見て、想像で俯瞰図を描いたのが上のイラストです。
お雛様にも色々な飾り方がある様ですが、一般的と思われるものを描きました。

<ひな祭りの起源>
桃の節句は、もとは中国から伝わった暦上の節目の日で、女の子は三月三日の上巳
の節句に、人形が身代わりになって邪気を祓うと信じられていたことから、流し雛が
起源となっているそうです。
その後、平安時代に「ひいな遊び」と言って、おままごとのような形でお人形と遊ぶ
ことが始まり、日本に伝わった後少しずつ変化して、流し雛とひいな遊びとが合わさ
った様な形になり、江戸時代以降お雛様を飾ることが広まったということらしいです。

もう、5月となりましたのに、ノロマの私はいつまでもひな祭りの話ですみません。
(我が家のミニお雛様達も、4月30日まで飾っていました。毎年4月一杯飾ります。)
いつか書きたいと思っていた幼い頃の「ひな祭りの思い出」がようやく書けました。
しかも、イラストまで描くはめになったので大変時間を取りました。フラフラです。
次回、あと1話、「<ひな祭りの思い出>を書いて得たこと」をUPしたいと思います。



※その後、又調べていますと、とても参考になる記載を見つけました。

実は私は、ひな祭りはもともとの起源としては、日本古来の風習が発端になっている
のではないかと睨んでいましたが、それが分かる記載でした。納得しました。
http://www.kougetsu.co.jp/hinamatsuri/rekisi.html

コメント ( 0 ) | Trackback (  )