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2010.03.05 震災後七年間漁師をした女性

整体師の先生から、良い店を思い出したと言って,ある店を紹介して
貰いました。
女性で漁師をしていた人が料理屋をしている店があるとのこと。
「とても、男らしい女性ですよ!」でっすって!

バスで2駅程のところなので、行って見ました。
気さくな女性で、いろいろお話が出来ました。
震災後、思うところあって、商社を辞めて、淡路島で漁師を7年間やり、
調理師学校で資格を取り、そして現在料理店を開いて4年とのことです。
お店は、阪神西宮駅の南で「ふく」と言います。

しかし、私と全く同じ境遇です。共通のものを感じました。
(つまり、神戸で被災した二人がそれぞれ大阪で勤務していたことです。
神戸でそんなことがあったことさえ知らない(としか思えない)別世界の。)

私も、震災が無ければ、定年直前に銀行を辞めて、全く未知のコンピュー
ターの世界へ老眼を抱えて遮二無二進んで行くことはなかったと思います。
苦難は覚悟の前でした。それどころか、どんないばらの道であろうとどん
な絶壁であろうと逆に力になる、必ず乗り越えて見せると思っていました。
そうでなければ、あんなに絶望の日々を神様は私に与えられたはずはない、
苦難を乗り越える力が、私に必要なので、そうされたのだと思いました。
そして、今もまだ何かが煮えたぎっています。私の中に。それは何なのか?



ふと見ると、「となりの人間国宝」というワッペンが貼ってありましたので、
聞いてみますと、先日、関西テレビ「よ~いどん」が取材に来たそうです。

テレビの放映の日は、3/9(水)だそうです。
皆さんも、関西テレビ「よ~いどん」(朝10時前)を見てあげて下さいね。

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