多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

関~坂下~土山~水口 東海道五十三次ウォーク(22日目)

2018年04月01日 | ウォーク 東海道五十三次
3月25日(日)東海道五十三次ウォークも終わりに近づいてきた。台風で運休が続いていた電車も運転再開した。JR石部駅からJR関駅へは、途中乗り継いで約1時間。7:00関駅を出発。
 

旧東海道の面影が残る関宿の街並みを抜けていきます。旅人に扮して行ってきます。でもサングラスに覆面姿は怪しいな(笑)高札場跡を抜けていきます。
 

地蔵院本堂は国指定重要文化財。地蔵は「振袖着せて奈良の大仏婿にとろ」と言われたほどの美形だそうです。
 

梅の花でしょうか?満開です。関宿を過ぎると奈良への分岐点がある、関宿かるたは「加太へは西の追分大和道」。
 

鈴鹿峠自然の家は旧坂下尋常高等小学校跡。東海道五十三次の宿場標柱がたっている。レトロな外観ですぐそばに鈴鹿馬小唄会館がある。
 

坂下宿は松屋本陣跡、大竹屋本陣跡、梅屋本陣跡と「松竹梅」がそろっている。現在は石碑が残るのみ。
  

坂下宿の氏神で鈴鹿峠を守護する片山神社を過ぎると急な登りになる。国道1号の下をくぐると階段。
 

芭蕉句碑、馬の水飲み場あたりは落石が多い。足元に注意しながら進む。
 

登りはあまり長くない、間もなく鈴鹿峠。鈴鹿峠は伊勢国と近江国の県境。
 

鈴鹿峠付近は茶畑が広がる。万人講常夜燈は高さ5.44m、近江の国側の目印になっている。
 

滋賀県甲賀市に入りました。「坂は照るてる鈴鹿はくもるあいの土山雨が降る」碑。天候が変わりやすい場所なのでしょうか。
 

新名神高速道下をくぐるとすぐ、山中一里塚跡。
 

鈴鹿馬小唄碑のある小さな公園を過ぎると、蟹坂古戦場跡。
 

田村橋を渡る。川の水はとても澄んでいて美しい。
 

田村橋を渡ると土山宿に入る。坂上田村麻呂を祀った田村神社、参道は杉並木。
 

11:30道の駅あいの土山到着。高岡商店「かにが坂飴」は素朴なおいしさ。道の駅で早昼、山菜ごはんとうどんの定食。
 

道の駅を過ぎ、国道1号線を進んでいると地元のおじさんに道が違うと教えてもらった。旧道に戻り進むと間もなく土山の一里塚。土山宿には森鴎外が宿泊した旅籠、平野屋跡などがある。
 

土山宿を過ぎ、次は市場の一里塚、日本橋から百十一里目。松並木が少しだけ残っている。
 

今郷の一里塚は復元されている。日本橋から百十二里目。足早に距離をかせぐが午後は気温が上がり、疲れてきた。


水口宿に入ると間もなく今日のゴール。今日の宿は旧街道からは少し離れた国道沿いにあるルートイン甲賀水口です。3月にオープンしたてのきれいなホテルでした。
 

今回は関、坂下、土山、水口と進みました。本日の歩行距離は約30㎞、結構長かったー。ただ鈴鹿峠はそんなにきつくなかったので、思ったより進めました。ゆっくり休んで明日にそなえます。

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