多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

庄野~亀山~関 東海道五十三次ウォーク(21日目)

2017年11月25日 | ウォーク 東海道五十三次
11月24日(金)車は亀山駅に駐車し、加佐戸駅まで戻ります。9:30加佐戸駅出発。庄野宿に入り旧小林家住宅
(現在は資料館)に立ち寄った。案内の方に色々と説明していただいたので分かりやすかった。
 

高札は江戸時代のものがそのまま残っており、字もその当時のものだそうです。また焼米はこの地の特産で、非常食
として小さい米俵に入れて持ち歩かれたそうです。
 

資料館から少し進むと庄野宿本陣跡、高札場跡と続く。
  

女人堤防碑は水害に悩まされたこの地で、女人のみで六年かかって作られた堤防、藩に無許可で築いたため、女人たちは
いったんとらえられたが、後に許され労をねぎらわれ、報償まで出たそうです。
 

鈴鹿山脈が見渡せる田園の中をしばらく進む。中富田一里塚跡は日本橋より百三里目。
  

川の合流点の守り神の川俣神社にお参りする。このあたりには三つの川俣神社があり川の合流点(川俣)を守る。
 

安楽川にかかる和泉橋を渡る。今日は天気も良く、鈴鹿山脈が見事に見え、川も美しい。
 

刑死者の供養を発祈するため、谷口法悦は「南無妙法蓮華経」と刻まれた題目塔を建立。「谷口法悦供養塔題目碑」
 

和田の一里塚跡は日本橋から百四里目。北塚が復元されている。
 

みんな知ってる「亀山ローソク」の会社がありました。会社の紋も亀のマーク。
 

能褒野(のぼの)神社一帯は古墳群があり、その中の前方後円墳は日本武尊の墓と言われる。社殿までは3㎞ほどある
ので鳥居だけ。このあたりが亀山宿の東の入口。


午後一時を過ぎた、おなかが減って力が出ない。食事をできるところがなかなかない。亀山商店街に入りやっと見つけた
のが「むかい」。お肉屋さんで松阪牛のステーキやしゃぶしゃぶやステーキの有名なところです。ここで亀山みそ焼きう
どんをいただきました。熱々の鉄板に乗って出てきたー、味が濃くておいしい。
 

樋口本陣跡を過ぎ亀山市の町中を抜けていく。亀山城跡など見どころもありそうでしたが、足早に次の宿を目指します。


野村一里塚跡は日本橋から百五里目。樹齢400年の椋の木はとても立派、椋の木の一里塚は全国でもここだけ。
 

布気皇館太神社は常夜灯が並び紅葉も見事。次は西国三十三霊場の会合に昼寝で欠席し選に漏れたと言われる昼寝観音。
 

高速道路の高架下を進む。旅人の絵や広重の絵が壁の側面に描かれている。
 

鈴鹿川と先に見える山並みが気持ちいい。これから向かう鈴鹿峠方面でしょうか?


関宿の入口には小万のもたれ松がある。父の仇をうった小万が村の若者のいたずらに会い身を隠したと言われる。
 

関宿は昔ながらの雰囲気のある格子の家が並ぶ。百五銀行も昔風な造り。
 

15:00JR関駅到着。日が傾いてきて急に寒くなってきた。
 

先日の台風21号の影響で関駅から亀山駅は不通になっていました。復旧は1月になるようです。電車の時刻に代替バス
が運行されており、亀山駅まで戻りました。
 

今日の歩行距離は約16㎞。関宿から先は鈴鹿峠越えで交通アクセスが悪いので、今日はここで終わりにします。今回
は桑名(富田駅から)・四日市・石薬師・庄野・亀山・関を一泊二日で進みました。次回はいよいよ三重県(伊勢國)から
滋賀県(近江國)へ入ります。京都三条大橋がいよいよ近づいてきましたー。
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桑名~四日市~石薬師~庄野 東海道五十三次ウォーク(20日目)

2017年11月25日 | ウォーク 東海道五十三次
11月23日(祝)東海道歩きもついに20日目に突入した。車はJR富田駅に駐車し四日市宿を目指す。9:30出発。
富田は桑名宿よりもかなり四日市宿に近く、中間宿として栄えた。富田は弥次さん喜多さんもお酒のアテに食べた
焼蛤が有名なところです。
 

弘法大師が蔓延していた悪疫を沈めるために、薬師如来を彫ったと言われる薬師寺。
 

力石は何と!重さ120㎏、小力石は19㎏で子ども用かな?こちらは持ち上げることができました。
 

大神宮常夜灯のすぐそばの米洗川を渡る。かわらず松は樹齢約200年、一本だけぽつんと残っている。
 

境内には前方後円墳が残る志氏神社の鳥居。
 

海蔵川のそばにあるのは三ツ谷の一里塚跡で、日本橋からは九十九里目。
 

三滝川にかかる三滝橋を渡る、四日市の町並みが見渡せる。川の水は澄んでいてとてもきれい。
 

三滝川を渡ったところに笹井屋本店がある、藤堂高虎も参勤交代のたびに立ち寄ったという。「日永のなが餅」は長くて
やわらかくて、甘くておいしい。とても元気が出る!
 

表参道スワマエ通りの商店街に入る。手作りのサンタクロース姿の大入道は首が自動で伸び縮みしてるー!!
 

あっかんべーしてる四日市市のゆるキャラは、こにゅうどうくん。からくり人形の大入道から生まれたゆるキャラ。
 

徳川家の庇護があつかった興正寺の銀杏は、見事な黄色。
   

日本橋からちょうど百里目は日永の一里塚跡。残念ながら面影は残っていませんでした。


時間はちょうどお昼過ぎ、追分駅前の洋風食堂でとんてき定食をいただきました。とんてきは四日市のB級グルメで
とてもおいしかった。豚肉は疲労回復にもいいみたいですよ!


杖衝坂を上ると杖衝坂碑や芭蕉句碑「徒歩ならば杖つき坂を落馬かな」があり芭蕉が落馬したそうです。また日本武尊
血塚社は承応年間の創建。このあたりは采女村で天皇の身辺に仕える采女の出身地だった。
 

采女一里塚跡は日本橋から百一里目。四日市の町並みが見下ろせる。
 

京都の伏見稲荷を勧請した豊富稲荷神社を過ぎると、鈴鹿市に入った。
 

延命地蔵尊を過ぎるととてんてき來來憲さんのでっかい看板、さっき食べてしまったので食べられないのが残念~。
 

小沢本陣跡を過ぎると佐々木信綱の生家がある。周辺には信綱の作った句がたくさん展示されている。
 

国道1号の高架を渡ると石薬師寺。境内は見事に紅葉していました。本尊は弘法大師が爪!で彫ったと伝わる薬師如来。
    
石薬師の一里塚跡、日本橋から百二里目。大きな木の下に常夜灯がある。
 

しばらく田園の中の気持ちいい道を進む。15:30、庄野宿手間のJR加佐戸駅到着。富田に戻るJRは通勤時間以外
は1時間に1本くらいしかないけどぎりぎり間に合った。本日の歩行距離は約20㎞、そんなにハードでもなくちょうどいい
距離だった。今日は湯の山温泉「蔵之介」で温泉に入り、おいしい食事をいただいてゆっくり過ごしました。
 
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浜坂から余部サイクリング

2017年11月25日 | サイクリング
11月3日(祝)10:00浜坂海岸出発。季節外れの静かな海、白浜青松100選にも選ばれている松原が美しい。
 

国道178号を余部方面に向かいます。桃観峠まではゆるやかに登る。桃観峠から余部までは気持ちいい下り。
 

11:00余部鉄橋に到着。道の駅で休憩し飲み物を補給しました。
 

余部鉄橋から少し戻り県道260号線に入ります。260号線に入るといきなりの急登。高度をぐんぐん上げます。
 

30分くらいかかって御崎の集落にやっと到着。ここからはさらに急な登りになります。
  

12:00余部埼灯台着、日本一高い場所にある灯台です。今日は天気が良く、遠くまで青い海が広がります。
  

灯台からさらに登ると急な下りになります。アップダウンを繰り返して不老の水までくると一休み。
 

道は1車線~1.5車線。落ち葉に覆われて走りにくい。小さな漁村をつないでいきます。
  

但馬御火浦と呼ばれる美しい海岸沿いを進みます。
 

三尾集落あたりでまた海岸線まで下ると、その後はきついカーブの恐ろしい登りが待っていた、ひえ~!お地蔵さんの
そばで思わず大休止。当然自転車には乗れず押して上がりました。
 

三尾トンネルまでくるとやっと下り。赤崎まで下り右に折れると浜坂へ戻ってきます。14:00やっと浜坂海岸到着、
海岸沿いを戻ってくるのに3時間もかかったー(行きは国道178号を1時間)、アップダウンのきついハードな坂道。


お腹もぺこぺこで渡辺水産2階のレストランで煮魚海鮮定食をいただきました。海の幸いっぱいでおいしかったー。
   

帰りは七釜温泉ゆーらく館で汗を流して帰りました。今回の走行距離は30㎞くらいだと思いますがアップダウンがきつく
てハードでした。豊岡から海岸線をつないでこれたので、次回は鳥取に向かってもう少し走ってみたいと思います。
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京都大原散策

2017年11月25日 | 旅行
10月29日(日)朝からあいにくの雨だけど、負けずに大原散策に出かけます。大原三千院は前回行ったのでパス。
門だけ写真に納めました。
 

三千院を通り過ぎ勝林院の前を左に曲がると大きな五葉松がある宝泉院があります。
 

お茶とお菓子付きで800円でした。手入れされたきれいなお庭です、少し紅葉が始まっていました。
  

部屋から見渡す庭はまるで絵画のようです。五葉松の枝振りも見事です。
 

次に訪れたのは天台宗の古刹、来迎院。東呂川沿いに山道を300mくらい登ったところにあり、静かな佇まいです。
1109年聖応大師良忍が建立した。
 

来迎院からさらに300m、山道を登った先に音無の滝があります。山道は比叡山へ続いているようでした。
 

今日は1日雨が降り、観光客も少なかった。静かな大原の里もいいものです。
 
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京都国立博物館と三十三間堂

2017年11月25日 | 旅行
10月28日(土)京都へ小旅行。まずは京都伊勢丹内にある都路里へ。京都タワーが見える窓側の席♪
 

昼食に茶そばと白玉パフェのセットをいただく。白玉パフェはたくさん白玉が入っていてお腹いっぱい。
 

その後国宝三十三間堂へ、中の撮影は禁止なのでお庭と外観のみ。1001体の観音像が並ぶ姿は圧巻。また国宝
風神雷神像や観音二十八部衆像など見事な彫刻。お堂の西庭では通し矢(江戸時代の弓の競技)にちなみ、正月に
弓道大会が行われているそうです。
 

次にすぐ三十三間堂のすぐとなりにある京都国立博物館へ。開館120周年の特別展覧会が開催されてます。10
月3日から11月26日までⅣ期に分かれて開催さている、この時はちょうどⅡ期の最終日近く。レンガ作りの建物
は旧館で、とても歴史を感じさせる。現在は立ち入りできず、隣の平成知新館で展示はされています。
   

博物館内は撮影禁止ですが、空海の書や、雪舟・狩野派の絵画、絵巻物、その他彫刻や金工など全国の博物館や
寺院から収集さたものが多く見応え十分です。屋外にある雪舟の絵の中に入ってみました。ゆるキャラのとらリンも
たまに登場します。
 

屋外には噴水や彫刻があり、天気が良ければゆっくり楽しめる。
  

秋の京都は人出が多い。でもやっぱりそれだけの魅力があるからなんでしょう。古都の歴史を感じる1日になりました。
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