多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

板鼻~安中~松井田~坂本 中山道六十九次ウォーク(6日目)

2018年05月13日 | ウォーク 中山道六十九次
5月5日(土)朝から古久家さんで健康的な朝食をいただく。ごはんは二杯十分食べた。7:30出発。
 

すぐに鷹ノ巣橋(碓氷川)を渡る。古くは夏は徒歩渡し、冬は架橋されたとか。
 

馬頭観音を過ぎると、安中郵便局の敷地に須藤本陣跡がある。
 

安楽寺の六地蔵、蔵作りの商家「サカウエ薬局」と続く。
 

便覧舎跡碑は日本初の私設図書館、その向かいには有田屋さんがある。
 

かつては700本もあったという杉並木。安政遠足(とおあし)の幟がたくさんたっている。間もなく遠足(マラソン)大会が開かれるようです。
 

道祖神の前の貯水塔に中山道を走る安中藩士の姿が描かれている。
 

創業は天保五年、遠足最中の老舗「小野屋」で最中とスイートポテトをいただく。これであと10㎞くらいは歩けそう。
 

八本木地蔵堂は何と!100年に一度の開帳される秘仏で、参勤の諸大名も下乗下馬したという。
 

このあたりは道祖神が多い。丸い形のかわいい道祖神。何の木だかわからないけど白い花が満開。
 

国道18号の下をくぐると、その先には石仏石塔群がひっそりたたずんでいる。
 

松井田宿の手前までくると妙義山がきれいに見渡せる。
 

家の敷地に立っている一里塚を過ぎ、信越本線の踏切を渡る。
 

このあたりはトイレがなかなかない。五料茶屋本陣跡に立ち寄り、トイレもお借りした。入館料は210円、文化3年(1806)再建されたもの。
 

ここに広重の絵のコピーがありました。松井田宿とこれから向かう坂本宿です。
 

榎踏切を渡ると雰囲気のいい田舎道に入る。夜泣地蔵と茶釜石。茶釜石はたたくと軽い金属音がする。
 

石仏と馬頭観音が続く。妙義山の眺めも良く、昔話に出てきそう。
 

碓氷神社、石仏石塔群と続く。
 

14:00本日の終点JR横川駅に到着。創業明治十八年のおぎのやさんで名物「峠の釜めし」を食す。おなかがすきすぎたので、ざるそばまでたのんでしまった。店内にはたくさんのお客さん、特に釜めしは非常においしかった。
   

JR横川駅は関東の駅百選認定駅。ここが信越本線の終点とあってたくさんの人でにぎわっています。この先の碓氷峠を越えるには鉄道はなく、バスしかありません。
 

今日の歩行距離は約20㎞、車で碓氷峠方面に少し走って峠の湯で汗を流しました。景色も良く、レストランなどもあるとても大きな温泉です。
 

群馬県のゆるきゃら「ぐんまちゃん」のお土産を買い、上信越道、北陸道と走って深夜2時やっと帰宅しました。上越市付近で高速道が単線になるところで12㎞の渋滞に巻き込まれた。さすがはゴールデンウイーク。北陸道に入り、富山ゴールドラーメンをおいしくいただいた。
 

今回の旅は熊谷~深谷~本庄(1日目)、本庄~新町~倉賀野~高崎~板鼻(2日目)、板鼻~安中~松井田~坂本の手前まで(3日目)3日間で約73㎞の道のりでした。次回はいよいよ中山道最初の難所「碓氷峠越え」に挑戦です。
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本庄~新町~倉賀野~高崎~板鼻 中山道六十九次ウォーク(5日目)

2018年05月13日 | ウォーク 中山道六十九次
5月4日(金)7:30JR本庄駅から出発。ほどなく本庄本陣跡。赤れんがの建物は旧本庄商業銀行跡で現在は洋菓子店。付近には古い蔵も残っていて町作りに活用されているようです。
  

欽明天皇二年(541)創建の古刹「金讃神社」のご神木のクスノキは嘉永十六年(1639)に植栽されたもの。
  

上里町に入りました。ゆるキャラは「こむぎっち」確かに周辺の畑は確かに小麦畑が多い。バスもこむぎっち号でした。
 

庚申塔、石仏石塔群と続く。
 

神流川(かんながわ)にかかる神流川橋を渡ると、いよいよ武蔵国(埼玉県)から上野国(群馬県)に入る。
  

瀧川一益と北条氏が戦い、瀧川一益が大敗した神流川古戦場跡を過ぎる。すぐにラスクで有名な、ガトーフェスタハラダ中山道店がある、すでにお店の前には行列が出来ていた。
 

明治天皇新町行在所には付近にはトイレも整備されていた。
 
周辺の山々の景色も開け、新町河原からの案内板もあった。スリーデーマーチ発祥の地碑を過ぎると藤岡市に入る。
 

藤岡市に入ると、間もなく関越道の下をくぐる。
 

烏川沿いの堤防に上がると見事な景色が広がった。河川敷ではソフトボール大会が開催され、熱気が伝わってきた。堤防で休憩し暑さでどろっと溶けたチョコレートをいただく、味は悪くない。
 

柳瀬橋を通り烏川を渡る。
 

烏川を渡るとだるまの町「高崎市」に入った。まもなく倉賀野宿。
 

倉賀野にある大恵鮨でタンメンをいただく。お寿司屋さんでタンメンをいただくとは思わなかったけど、ご主人のお薦めでした。野菜たっぷりで、こくのあるタンメンはとてもおいしかったです。
 

少林山達磨寺にちなんだ駅弁「だるま弁当」が有名な高崎弁当株式会社を過ぎる。高崎宿、JR高崎駅周辺はビルが建ち並ぶ。


高崎市の町並みを抜け君が代橋から再び烏川を渡る。
 

源頼義、義家親子が戦勝を祈願して建立したのは若宮八幡宮。


飯野茶屋本陣跡は群馬県史跡で茶屋や庭を見学できる。上段の間では皇女和宮が休憩した。
 

浅間神社の道向かいには藤塚の一里塚。塚木は樹齢200年以上の榎。日本橋からは二十八里目で群馬県で残る唯一の一里塚。
 

かわいらしい双体道祖神。板鼻宿に入り四代続くカツ丼の老舗「板鼻館」がありました。今日は食べられなくて残念だけどまたぜひ来てみたい。
 

板鼻宿につくころには疲れが限界にきていた。写真があまりとれていないけど、本陣跡の石碑だけはとりました。


16:30やっと本日の宿「割烹旅館古久家」に到着しました。中山道は東海道に比べると宿を探すのが難しい。ちょうどいいところに宿が見つかってありがたかった。夕食は手作りですごい品数でした、ビールと共にありがたくいただいた。合宿に来られてた大学ソフトボールチームの皆さんがたくさんおられました。
 

本日の歩行距離は約31㎞、これまでで一番長い距離を歩きました。今日は風があり、少し涼しくてありがたかった。さあ明日もう一日がんばろう。21:00就寝、zzz…。
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熊谷~深谷~本庄 中山道六十九次ウォーク(4日目)

2018年05月13日 | ウォーク 中山道六十九次
5月3日(木)昨日から夜通し中央道・上信越道と走り、JR横川駅(信越本線)へ。横川駅から出発地点の熊谷駅へは約1時間。7:00熊谷駅を出発。熊谷駅北口には一の谷の合戦で平敦盛を討ち取りその後出家した熊谷直実像があります。
 

熊谷市中心街を抜けて、武井本陣跡を過ぎ一番街の商店街に入っていきます。入口には八木橋デパートがある。
 

国道17号をしばらく進み、旧道にまた入ったところにあるのが、新島の一里塚跡。樹齢300年のケヤキはばっさり切られているものの新芽をしっかり出していました。
 

領界石「忍領石標」、地蔵尊と続く。
 

イチョウ並木道。短く切られている木からこれでもかっていうくらい新芽が出ています。
 

お庭のバラがとても美しいお宅がありました。見事に手入れされています。
 

深谷宿の東入口には深谷常夜燈があります。
 

深谷本陣遺構を過ぎると、七ツ桜や菊泉など日本酒の蔵元があります。
  

深谷宿西入口の常夜燈は高さ4mで中山道最大級。正妙寺参道口には女人講「二十二夜塔」がある。
 

普済寺入口には石仏石塔群がある。のどかな畑地の風景が広がる道を進む。
 

付近には食事をできるところが全然ない。やっと見付けた休み処「まるや」。店内は中山道を旅する皆さんの写真があり、雰囲気もいい。
 

まるやさんは元々はまぐろのお店らしい。昼食を注文するとまぐろのおさしみがついてきたー、とてもおいしい。手作りのおつけものなども売っていておいしそうでした。気さくなご主人さんとの会話も楽しかったです。
 

まるやさんを過ぎるとすぐに庚申塔群「百庚申」がある。付近は深津ネギの産地、ねぎ坊主が整列しています。
 

祠に安置された子育地蔵尊、庚申塔など石仏石塔群がある。
 

深谷市のゆるきゃらは、名産の深谷ネギをPRしてる「ふっかちゃん」、お隣の本庄市は旭・小島古墳群の笑盾持埴輪から生まれた「はにぽん」。どちらもなかなかかわいい。
 

15:30今日の終点、JR本庄駅に到着。今日は暑さと寝不足でなかなかきつかった。


今日のお宿は「埼玉グランドホテル本庄」、部屋からは北関東の町並みと遠くには赤城山など山々を見渡す。
 

今日の歩行距離はちょっと少ないけど23㎞。夕方から激しい夕立になり、食事はホテル内の中華料理孔雀楼でとることにしました。エビチリに赤城鶏のカシューナッツ炒め、めっちゃおいしかった。明日もがんばろう!!
 
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浜坂から浦富サイクリング

2018年05月12日 | サイクリング
4月30日久しぶりに日本海へサイクリングへ。9:00浜坂海岸からスタート。
 

国道178号沿いを諸寄、居組と小さな漁村をつなぎ、海岸線を爽快に走ります。
 

兵庫県と鳥取県の県境付近が本日一番の峠。といっても緩やかな登りで、景色もいい。
 

鳥取県に入り、最初の海岸は東浜。広くて静かな海岸でサーファーの方が数人おられました。
 

東浜を過ぎると2㎞ほど行くと本日の終点浦富に到着です。浦富海岸も今日はとても静か。11:30「tee room NAKANO」で唐揚げとサンドイッチの昼食をいただきました。
 

ここからは往路を戻ります。美しい海岸沿いを帰りはゆっくり景色を見ながら進みます。
 

東浜を見渡す坂道で小休止、坂道がなかなかハード、ふう~。タニウツギの花が満開でした。
 

途中で陸上岬の遊歩道を展望台に向かって歩いてみました。徒歩約10分くらいでしょうか。展望台からは東浜方面や日本海の先の先まで見渡せる。
   

兵庫県に入ると間もなく、気持ちのいい下り。
 

途中の展望台にはカメラ台までありました。くねった道を見下ろせる、絶好の写真スポット。
 

14:00浜坂海岸到着。本日の走行距離約30㎞。5回でやっと兵庫県の日本海側をつないで走ることができた。日本海側はアップダウンが激しいけど、やっぱり景色は抜群。次回は鳥取県に進出したいと思います。
 
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妙見山 ~牧野大池コース~

2018年05月12日 | 登山(多可町の山)
4月8日(日)久しぶりになんちゃってメンバーと妙見山へ。牧野大池コースから8:30出発します。牧野大池付近はキャンプ場もありトイレも水道も整備されている。
 

山桜が満開です。松林は枯れている木も多い、松食い虫にやられたのかなあ?
 

手作りの丸太橋「ひといきはし」を渡るといったん林道終点に出る。ここからまた続く山道に入っていく。
 

鹿柵をくぐると「ひとやすみはし」。
 

椿の林は木が大きくなっているので、椿の花は上の方で咲いています。椿の林を抜けたところが五合目。
 

五合目からはジグザグの急な登りになる。二つめの鹿柵を越えると間もなく尾根に出る。尾根を左に曲がると展望台がある。頂上よりも展望は開けている。
 

10:30妙見山頂上着。今日はとても寒い、雪がちらほら降ってきてびっくり。しばしコーヒータイム。
 

同じ道を下山し、余暇村公園チャッタナの森でランチ、きのこのドリアおいしかったです。久しぶりにおしゃべりにも花が咲きました。次はどの山に行くか相談するのは楽しいものです。
 
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