8月11日、昨日の夜から高速を走り、飯豊山へ。弥平四郎登山口へは、集落から4㎞ほどは1車線のダート林道。車のタイヤがパンクしないように慎重に!!登山口にたどり着くのもなかなか遠い。
林道の終点まで来ると駐車場がある。30~40台くらいは駐められる。
登りは新長坂ルートから。5:30出発。
まず沢を渡り、山荘のそばを通る。山荘の名前何て呼ぶんだろう?
山荘から先はほんとにきつい登りが3時間ほど続く。慎重に少しずつ高度を稼ぐ。ぎーやんにもらったポテトチップス食べて元気でた。
左側が谷のトラバース路、しかも誰も登ってこない、落ちたら見つけてもらえないなー、全く気が抜けない。十森の水場を過ぎるとザレた尾根に出る。日があたりだしてめちゃくちゃ暑い。まだまだ登る。
息もたえだえになったころ、上ノ越ルートとの合流地点に出た。
急な登りは一息、緩やかに登る。景色も開けて気持ちいい。
いったん下ってまた登り返す。
10:00三国岳避難小屋到着。急登と暑さでかなりバテて、ここで早めのお昼ご飯。ビールまで飲んでしまって、今日はここで泊まることにした。シュラフや食料など荷物が重くてしんどいので、三国岳避難小屋で2泊して、荷物はデポして頂上を目指すことにします。三国避難小屋はきれいで最高に良かったけど、水が涸れていてくめなかった、十森でくんでくるんだった。泣く泣く2リットル1500円の水を買ってありがたくいただいた。それから飯豊山ではトレッキングポールのキャップ必須でした。忘れてしまったと思って、1個300円で買ったのに、リュックに入れてた。寝不足で判断能力がおかしくなってるのかな?
お昼ご飯を食べた後は、小屋に入らせてもらってお昼寝、4時間くらいは寝て元気になった。夕方、小屋からの景色は最高です。今日は宿泊者が多くて25名くらい。さすがは山の日、しかも3連休。茨城県から来たお姉さんに色々山のことを教えてもらった。知らない方としゃべる機会が多いのも単独行のいいとこ。
8月12日、午前5時三国避難小屋を出発します。切合小屋までがまずは難所。はしごは1ヵ所のみ、ところどころ崩れたトラバース路がくせもの、慎重に進みます。上り下りもけっこうある。
切合小屋まであと1㎞くらいまでくると緩やかな道になる。お花畑が広がる草原。
1時間半くらいで切合小屋。水場で水をしっかり補給する。ぎーやんにもらったパイナップルかりんとう、甘くて元気出る。
かわいらしいお地蔵さん。周りの石垣は雪から守ってくれてるんだろうな。
少しだけ岩稜を登る。他には危険な箇所はない。
切合小屋からはいったん登って下る。本山小屋直下は最後の苦しい登り、しかも雨が降ってきてカッパを着た。9:00、テント場を抜けると本山小屋到着。飯豊山神社にもお参り。
本山小屋から頂上までは20分ほどなだらかな尾根を行く。9:30飯豊山頂着。
御西小屋へ向かうお姉さんに写真をとってもらい、往路を戻る。帰りは気持ちが楽になり、お花畑を楽しむ。
雨もあがり、最高の景色。
切合小屋の手前の登山道に熊のふん?真っ黒。大きさから言って間違いないな。
切合小屋でしっかり水を補給(三国避難小屋の水場は枯れていて、2リットル1500円!)。切合小屋から三国小屋までがきつかった。疲れた体に登りと暑さがこたえる。13:00三国避難小屋到着。三国避難小屋は水が乏しい以外は最高の居心地。広々と使えて小屋の中でトレーをひいて調理もできた。
昨日よく寝て休めたので今日はとても元気。小屋番のおじさんや他の登山者とたくさんおしゃべり。ちなみに今日は宿泊者は4名。小屋からの景色を楽しむ。トンボがたくさん飛んでる。
13日、ガスの中からの日の出。
5:30名残惜しいけど三国避難小屋を後にする。小屋番のおじさんありがとう、いつまでも元気でがんばってください。
お花を楽しみながら。
いったん登り返す。天気も良くなってきた。
下りは上ノ越コースへ。このコースは比較的安心できるけど、トラバースにロープもたくさんあります。
8:30上ノ越までくると大休み。下りもなかなか遠い。
上ノ越から1時間で駐車場につくコースタイム、しかし下りがきつくて1時間半もかかった。歩いてきた道も遠かったなあー。
10:00駐車場着。新潟県阿賀町にある御神楽温泉に入って帰途につきました。コンビニで山形名物冷やしラーメン、北鯖江パーキングエリアで越前そばと草履みたいな、ソースカツ丼とおいしく、たらふく食べた。また山に来て、おいしいものいっぱい食べたい。
2泊3日の飯豊山。とてもハードな山で危険箇所もある山でしたが、ふところが深くて、人が少なくて静かでのんびりできました。避難小屋に泊まったのも初めてだったので良い経験でした。気軽に行ける山ではないけど、また来たいな!!