多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

智頭町散策

2016年08月30日 | 旅行
8月末 鳥取県は智頭町へ。まずは自家製天然酵母のパンが有名なタルマーリーへ。智頭町から少し
離れたJR那岐駅近くにあります。幼稚園(保育園?)を改装してあります。とてもかわいらしい作りです。
 

ピザのランチセット(1100円)をいただきました。パンが最高においしい、付け合わせの野菜も健康的。
お庭も広くて気持ちいいです。
 

智頭町市街に戻って、智頭宿にある観光駐車場へ停めて散策します。智頭町は杉で有名な町、あちこちに
杉玉にフクロウ玉にふくろうの彫物!杉玉を作れる工房までありましたよ。
  

石谷家住宅へ。入館料は500円。まずはその大きさにびっくり。家を支える梁もすごい木です。
   

部屋には清楚な生け花が生けてありました。お庭も広くて涼しい風が吹き渡ります。
   

国登録有形文化財の塩屋出店や下町公民館など古い町並みが楽しめます。
     

諏訪酒造では試飲もさせていただきました。お酒にちょっとしたおみやげ、ソースや醤油まで売っています。
 

智頭宿、御本陣跡を最後に通って駐車場へ戻りました。さーさんとなかさん、よっさんと一緒の楽しい旅でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笠形山 竜ヶ滝コース ~祝「山の日」~

2016年08月11日 | 登山(多可町の山)
2016年8月11日(祝)今年から山の日が制定されて8月に祝日ができましたー。「こんな暑いときに山かあ~」
と思っていたけど、やっぱり初回記念だし山に行きたくなった。朝からカラッとした快晴!近所の笠形山へ。
今日はネイチャーパークを通り越してバイクで林道終点まで行きましたー。カブで来られた方や車も3台くらい
停まっています。12:00とても遅い出発です。
 

登りだしてすぐにあるのは勝負滝。晴天続きなので水量は少なめです。
 

次は「竜ヶ滝」、水遊びでもしてる人がいそうなもんだけど、人っ子一人いない。
  

竜ヶ滝を過ぎて馬の足跡あたりで、まむしらしき銭形文様の蜷局を巻いたヘビと遭遇。ここは一目散に通り過ぎる。
「ひゃー怖かったー」帰りには会いませんように…。30分ほどで「天邪鬼の力水」到着。冷たい水が気持ちいいー。
 

力水を過ぎると沢からは離れていきます。暑さが厳しいけど、ずっと日陰だし、登るにしたがって涼しい風が吹いてきた。
13:15山頂まで30分の看板まできました。力水から一気にずいぶん登ってきたー。
 

看板から一登りで尾根に出ます。ここからは龍の背、立岩のクサリ場など楽しいところがたくさんあるので、気分も上々。
 

クサリ場のすぐ上が立岩の展望台です。千ヶ峰や妙見山がきれいに見えています。
  

ほんとに気持ちいいけど困ったのはアブとハエ。汗をかいているからかたくさん寄ってきます。特にアブは刺されると
かゆいので、タオルではたきながら登ります。頂上直下では萩の花やヤマジノホトトギスなどが咲いていました。この
あたりはほんとに自然が残ってる感じがして大好きです。
    

14:00笠形山頂上到着。今日は空気が澄んでいて明石海峡大橋も見えていました。
   

頂上で西脇市から来られた単独行の男性としばらく山の話で盛り上がる。その後頂上は貸し切り状態。昼食の
おかゆを食べて、頂上の景色をゆっくり楽しみました。15:45下山。8月11日に山の日ができて、休めるのは
ありがたいですね~。笠形山にもたくさんの方に来ていただきたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

燕岳 コマクサの花園へ!

2016年08月01日 | 登山(兵庫県外の山)
7月24日~25日、1泊2日で燕岳を目指します。今回のメンバーはなんちゃってメンバーズ6名。23日夜から高速
道路を8時間、午前3時中房温泉登山口到着。第一駐車場が数台空いていたので助かりました。駐車場にはトイ
レも整備されていて、ここでしばらく仮眠。午前6時30分、中房温泉登山口出発。しばらくは森林の中の急登です。
 

7:30第一ベンチに到着。第一ベンチから20メートルほど下ると水場があります。地面からわき出している冷たい
水ですが、何も整備はされていないのでくみにくい。小川の水をくむような感じで砂が入りやすい。
 

第一ベンチを過ぎてもまだまだ急な坂道が続きます。2休み、3休みと入れながらやっと9:30第二ベンチ到着。
第二ベンチを過ぎると針葉樹林が多くなりました。ウグイスがかわいらしい声で出迎えてくれます。
 

第三ベンチを過ぎると富士見ベンチ、本来なら富士山が見えるのかな?今日はガスがあがってきてて何も見えま
せん。ほんとに苦しい登りが続く。平らなところはほどんどありません、登りばっかり。
  

11:15合戦小屋に到着しました。ここでお昼にします。今日は日清の焼きそば&おにぎり!
 

合戦小屋を過ぎると森林限界が近くなり、様々な花も見られるようになりました。
  

合戦小屋からしばらく進むと尾根らしきところにでます。(視界が良ければこのあたりから遠くに燕山荘が見えるそうです)
ここからは登りは少し緩やかになってきますが、高度があがってくるので、息が切れる。他のメンバーもかなり苦しそうで、
休み休みゆっくり進みます。
 

いくつかの階段とクサリ場(一カ所)も出てきます。特に階段は苦しい…。本来なら尾根にでると燕山荘が見えるはず
ですが今日はガスで全く見えず、先は長いのやら短いのやら…。「はあーもう疲れて嫌になったー」と思って見上げると
ガスの中に小屋を見つけたーーー。
 

燕山荘の周りは見事なお花畑になっていましたー。
     

ガスで全く見えなかった登山道、燕山荘まで来ると西側は見えていました。燕岳頂上を目視できました。午後1時30分
燕山荘到着!登り始めてから約7時間、コースタイムを随分オーバーしてしまいましたが、みんな元気で何よりです。
 

燕山荘はとても広くて快適でした。なんと!チェックインもパソコンで自動発券でした。一番上にある新館の2階を6人
で使います。ピーク時はそこに10人だとか!さすがにそれはちょっときついなー。荷物をおいてあたりを散策します。
岩のおじさんにコマクサ、イルカみたいな岩に亀みたいな岩!常念岳への縦走路も歩いている人が結構多かった。
    

少し休んだ後、自炊室でコーヒータイム。燕山荘のケーキ(500円)を全種類食べ尽くすスイーツ大好きメンバー!
燕山荘は食事やスイーツ、飲み物も充実してるし、バンダナなどのグッズも多くてほんとに楽しめます。
 

晩ご飯はチーズインハンバーグに生ビール大ジョッキ(1000円)。恒例のご主人あいさつとアルプホルンを聞きながら
おいしくいただきました。本日は8時就寝、ほんとに今日はたくさん登ったーー、急な坂道が夢に出てきそうー。
 

翌日の朝食は並んだ順番で、一回目は4時15分。日の出が4時45分ごろのため素早く食べる。


4時30分過ぎに外に出ると、朝焼けのきれいな空。4時45分、見事に太陽が顔を出した。
 

朝焼けに染まる槍ヶ岳方面と燕山荘&燕岳。
 

日の出を見た後、燕山荘に荷物を置いたまま燕岳山頂を目指します。気持ちのいい尾根を緩やかに登っていきます。
めがね岩を過ぎると頂上まであと少し。最後は急なザレ場、岩陰にはリンドウやしゃくなげなどの花も咲いています。
    

燕山荘から約50分で燕岳(2763㍍)に到着。頂上は狭くて小さな岩の看板があります。北燕岳から北側の
アルプスの山々も見渡せます。振り返ると燕山荘が遠くに見えていました。
  

復路はコマクサの群落とイルカ岩の写真を撮りながらゆっくり下りました。
  

7:30、燕山荘に戻ってきてもう一度燕岳を振り返ります。これで頂上ともお別れ。
 

小屋に戻って部屋を片付けて、8:00燕山荘を出発、下山します。山荘がだんだん遠ざかっていきます。
 

9:15合戦小屋到着。ここで名物のスイカを食べました。8分の1が800円ですが、それをさらに三等分してもらい
ました。水分と糖分が染み渡る、文句なし最高においしい。またメンバー手持ちのお菓子が出るわ出るわで満腹。
  

合戦小屋を過ぎると長い長い下りになります。足がガクガクしてきたー。12:00無事に中房温泉登山口下山。
 

第一駐車場から少し下った有明荘で温泉に入りました。硫黄のにおいがちょっときつかったけど、お肌はつるつる。
 

安曇野に下り、午後2時ごろ、そば処「常念」でそば定食(1400円)をいただきました。そばはもちろんおかわり
自由のごはんやつけあわせの天ぷらや卵焼き、つけものもとてもおいしかったです。
 

今回は北アルプス三大急登の一つを制覇、なんちゃってメンバーにとっても初めての経験、ほんとにきつかったー。
コース的には道も良く整備されていて、危ないところもほとんどありません。華やかな山ガールたちや若い学生さん
、中学生の集団登山の方とも多くすれ違いました。道が狭いのため「登り優先」でゆずりあいながらの登山です。
今回は天気にめぐまれて、すばらしい景色に出会えましたー。みんなよくがんばった!また次回も楽しい山行を!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする