日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 彼岸花 *

2011年09月25日 | 花や木

朝顔は健在。 空が心なしか高くなったような気がする。
いつまでも有難く陽ざしを覆ってくれている。 毎日黄色くなったり枯れた葉をとるようにはしているが、
これ・・全部ネットをとる時ってどう。 みんなそのまま捨てるのかな、ネット。
葉が枯れたら取り覗いてまた使うのかなぁ・・とか、最近そんなことを考えるようになった。

巷で彼岸花の写真を良く見かけるようになった。
我が家にもあるのだ。 実家が新築したとき、前の土手に彼岸花の葉が茂っていて夫が根こそぎ掘っていくつか
持ち帰ったのである。 さぁもう十年以上も前。 プランターに植えていたけど、咲かなかったりするし・・だけど
実家の前の記念のもの、沈丁花の大きな鉢のそばに寄せて植えていた。 

咲いたり咲かなかったり、いくつも植えていても咲くのは何割かで毎年皆咲くとは限らないそうだ、彼岸花って。 
名前の通り、お彼岸さんの頃、突然にぬっと茎が出てびっくりさせる。
今年は咲かないかな・・と思っていたら、3本だけ・・

お彼岸さんの頃に・・彼岸花って・・ね。 田舎では今頃緑に映えてきれいだろうなぁ。
私がいた頃、家の前が土手になっていたので、この頃一面に咲く赤く神秘的な赤は鮮やかに残像として残っている。
根に毒性があって、畑をもぐらなどに荒らされないように畔やらに植えてあるそうだが、子供の頃ちっとも知らなくて、
ままごとの、食材になっていた。 曼珠沙華とも言われるが、田舎ではゆうれん花とも言っていた。

今日は久々に美容院へ行って、パーマをあてた。 いつもの女性の主任さんでなく、若いイケメンさん。
ブロー仕上げの時、「ちょっと若くしときましょう」(って頼んでないけど・・) 少し髪をたて気味にして・・軽く硬めた。
うんなるほど、ちょっとだけ若々しくなった~。 頭がきれいになると気持ちが明るくなるから不思議。
今年は作ろうかな・・迷ったけど、美容院の近くにおはぎの美味しい丹波屋さんがあったので嬉しくなり、買って帰った。 
息子の所の分も届けた。 ひろとの好きなみたらし団子も忘れずに。 
来年はもう夫婦2人生活である、作って子供3人の所へ届けようっと。 

娘たち「何 頭」 「だからちょっと若々しくって(イケメンさんが)」 「まぁ いいんじゃない」 薄笑い。


* グリーンヒルズは今・・ *

2011年09月24日 | 花や木

この週はなつめの水ぼうそうが、かんたにうつり・・そしてゆいちゃんにも。 それはそう、なつめがお休みしている間、
ゆいちゃんも一緒だったんだもの。 
2才と1才・・1時間くらいは仲良くやんわりと行くが、後はなかなか穏やかには時間は過ぎない。
しかし一番可愛い時期なので、やりあったり泣いたりしても、可愛くて許せるんだなぁ、これが。

次女一家が新居へ出向いて私一人になった時間があった。 夫は午後から友人と中国語の勉強してるし・・東南西北・・
買い物がてら八幡屋公園へ行った向かう。 目的はグリーンヒルズへ上がる階段の右側、きっと咲いていると思う彼岸花。

咲いてる~。 夕日にあたって・・近寄って何枚か撮ったのにみんなぶれていてぞっとした、私ちゅーぶ?

丘に登るとあちこちに萩の花が開きかけていた。 

かなりの木の数である。 この場所にこれだけあるなんて知らなかった。



みんな花開いたらどんなに素敵だろう。 また来ようっと。

日没まであと20分、待とうかどうしようかと思いながら、USJのジェットコースターにレンズを向けたりした。



人も増えてきた、いつものように。



丘はきれいに草が刈りとられて整備してあった。 前に撮ったすすきのようなものはなかった。(いい被写体だったのに~)
今は萩の曲線がいい感じである。

萩の木のシルエットが夕日にいい絵になった。

娘たちの引っ越しでお互いに違った生活が始まるかと思うと、楽しい期待で嬉しい気持ち。
昨日屋上でお隣の奥さんが「寂しうなるよ」と言ったとき、「全然ですよ、だって5分ほどの距離ですもん」と言ったけれど、
朝ごはんの時、かんたが何を思ったのか私の膝にちょこんと乗って来て、可愛声で笑顔でそしてやさしい言葉で
話しかけられたら、なんだかちょっと涙が出てきた。 何これって・・。

 


* しゃぼん玉 飛んだ 屋根まで飛んだ・・・ *

2011年09月23日 | 花や木

覚えておいでだろうか、8月4日 ”しゃぼん玉消えた 飛ばずに消えた” の記事を書いていたのを。
写真はそのときのである。

あの時の得体の知れない茎が長くて花が大きいであろうと思われた白い朝顔。 この夏の間ずっと見守り続けていた。
(明日は咲くかな・・咲きそう!)と八分まで開いたりしても朝見ると少し変色してぽとりと落ちている状態だった、いつもいつも。
ある時は今にも全体が開きかけ(明日は絶対やわ!)わくわくしながら期待して起きたら、ぽきっと折れていた。
そんな風に何度もそれを繰り返したので、落ちた姿は哀れに思えて正直見るのが辛かった。
同じ朝顔に生まれて来ても、ピンクや青や様々な色模様を描いて目を楽しませてくれる朝顔ばかりなのに。

最近になって気付いた。 この朝顔は茎が太くて葉っぱが他と違い大きくて、カーテンを覆うのにふさわしい品種だった。
(あぁ・・これはきっと咲くのが使命でなく、葉っぱで覆うことが使命なんじゃないだろうか) 自分なりにそう思った。
(可哀そうだけれど、一番の目的である暑さを凌いでくれて ありがとうね~あんたは金メダルもの)と、そう思うようになった。

台風15号が去ったあと一気に涼しくなった。 エアコンがピタリと止まった、気温差に戸惑うくらいに。



朝起きると屋根の波板に繋がったグリーンカーテンの棚の端っこからぐっと背伸びして、外に向かって咲く朝顔、
どんな色が咲いているかどれだけ咲いているのか眺めるている朝、空の青に咲く花のなんて清々しいこと。 



時は6時40分ころ。 思わず心が躍った、衝撃! あの朝顔が咲いているではない! 
(わ・・すご~い!!咲いてる咲いてる・・初めてじゃん)
背伸びをしてグリーン棚を覗きながらじーーっと眺めた、笑顔のなっている自分が分かる。 
(涼しくなったからかな・・大きな葉で覆ってくれて涼しくしてくれる役目だったのかなって感謝したからかなぁ・・)
なんだか生まれた我が子を愛おしむようなそんな感情に浸った、うっすらと涙さえ浮かんだ。
だって余りにも儚い姿で落ちていたもの、咲ききれずに。

即効夫を呼んだ。

{お父さん!お父さん!  咲いてるよ! 咲いてるよ、あの白い大きいの!}



家でも話題にしていたので、夫もすぐに見に来た。 「おーーすごいなぁ、すごいすごい。 何センチあるんやろうか」
15センチほどあった。 暑かったから耐えられなかったのかな、涼しくなってなんとか花が持ちこたえられるようになったのかな。
残り朝顔は、色んな色で真夏よりもいっそうきれいに咲いているような気がするもの、ほっとしたように。



しかしお彼岸さんに咲くなんてね、清らな大輪の白はまるでそれは浄土の花のような、(そうやわ、きっとそう)
それにしても9時前にはもう花がしぼんでいた。 どれだけの時間咲いていたんだろう、「朝、一瞬なんやなぁ」夫が言った。
不思議な花である。 買った種の中に交じっていたのだろうか。 種の袋の写真にはこの種類は無かったもの、不思議。
私はこんなとき良く考える。 これは私に何を教えるための出合い何だろうかと。

飛ばずに消えた・・のしゃぼん玉の歌 野口雨情さんが生まれてすぐに亡くなった子供さんを忍んで作ったこの歌、
花を見ながらそれと重なったけれど、新聞にある時まで東北大震災の不明者や亡くなった名簿を日々追っていたとき、
ひと桁台の子供の名前を何度も見ては胸が詰まった。 若い人、働き盛りの人にしても同じだけれど・・
咲かずに消えた花、毎日毎日・・やはり追悼とそして今を感謝しなさいよ・・もっと感謝しなさいよ・・そんな・・。

そんな中でもなんだか嬉しくて、娘たちの引っ越し準備の荷物整理をしながら心の中で歌っていた、何度も。

♪ しゃぼん玉 消えた 飛ばずに消えた・・ではなく ♪ しゃぼん玉 飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んでこわれて消えた・・

* しゃぼん玉消えた 飛ばずに消えた * にコメントでいただいていた

>大きな朝顔・・・ある朝、咲いていたら、
>感動の渦に、のまれてしまいますね。 (^^)

そう・・そんな感じ。


* デジブック 『緑の夏』 *

2011年09月20日 | デジブック

どちらかと言えば、熱し易く覚め易いB型特有の性格な私。
2年前に作成したデジブックで思いがけない最優秀賞をいただいて、デスクトップ型のパソコンを賞品でいただいた。
以来子守やなんやでなんだか余裕もなく作成する事がなくなっていた。
たった1人に賞品と言うそんな栄誉をいただきながら、それではあまりにも感謝がなく申し訳ないと思いつつ時は流れた。

殆ど開かなかったデジブック、最近目にした「2011夏のデジブックコンテスト」 ”テーマ”夏の涼”の作品募集。
なんか締切が9月20日・・だったよねと、気になっていたここ1週間。 
性格と言うか性分は60を過ぎても変わらない。
学生時代も提出物と言えば、構想は頭で作成は間際になって慌てる方だった、それは必ずと言っていいほど。
ははは・・そんな余裕の無いことをしている人生だ、思えば私。

20日・・今日が締切・・心の中で(涼ったって今年の暑い夏、これと言った写真も撮らずグリーンカーテン一色だったわ)
(もうこれしか無い!) と決めた。
ゆいちゃんがお昼寝をしたら・・とか思いつつ、台風来てるし・・それに我が家は次女一家が引っ越すと言う嬉しいざわつきで、
荷物の整理や買い物やなんやと繁忙期。 昼間そんな余裕はない。 
(20日締め切りってことは24時や)勝手にそう思い込んで、家族に「母さん今日締切のデジブックするから」と部屋にあがり
パソコンの前に座ったのが9時だった。

デジブック広場を開いて一瞬失意に陥った。 受付終了しました。 
(あ・・やっちゃったよ~) やっぱりね、20日締め切りって夕方だったのかなぁ。
ゆいちゃんには悪いけど、一緒に遊びながら時々どんな風に・・写真は・・とか頭に描いていたのよばぁば。
写真と言ったって朝食を作る前のせわしく大切な時間、コンデジでちゃちゃっと片手で撮った写真が多いのである。
でも・・でも・・賞品云々ではなくって、お礼の意味で作ろうと思っているから。
自分の中で20日の24時を目指して作成した。 絶対に仕上げたいと頑張った。
それは今年が一生忘れる事の出来ない年であると言う事実を、何かの形で残して置かなければと言う気持ち。
そして”デジブック”との出会いで、私の人生が更に素敵に彩られていると言う事の感謝を込めて・・。

そんなこんなで出来あがった、デジブック 『緑の夏』


* 十六夜の海王丸 *

2011年09月13日 | 風景・お出かけ

三田へ向かう湾岸線より、天保山岸壁へ停泊中の海王丸を発見(夫のネタにちょうどいい!)
月曜にと思いきや、夫は珍麻雀とかで今日にした。 夫が一番行きたいだろうから。
娘や孫はマーケットプレイスの100均へ。 近所にも3ヶ所あるがここはまた違って種類も豊富、(私もこっち組がいい!)
でも更新ネタの無い夫にお付き合いだけど、あっと言う間にいなくなった。 撮るのは別々。 今回はコンデジと眼レフ。

ちょうどサンタマリア号が出て行った。

 3回目かなぁ。

かなり長い期間停泊なのでカメラおじさんは殆どいない。

 海遊館をバックに、雲がきれいだったので。

 正直、高いマストまで入れようとすると難しい。 

海王丸の船首・・

 夕日が沈みそう・・

 どこからか夫がレンズの中に・・  

 

(お父さん! 日が落ちちゃうよ! ささっと撮ってよけなきゃ!)
左の方がタイミングを狙っていたとブログに書いていたけれど、狙っていたのはお父さん、あなたがいなくなる事・・?
(申し訳ないわ・・気の効かないったら) 私はその人の視野に入らないようには気遣っていたけれど・・ね。
でもね久々にせっかくのブログネタ、私は他人のふりして声をかけずにいたのよ~夫君分かってたかな。



オレンジ色に染め上げて落ちる夕日。

ライトがついた。 
大阪港の夕日でさえいつも有難いのに、海王丸がまじかで楽しめるなんて・・嬉しいご褒美。



帰りの車の中からなつめが「あ!お月さま まん丸や!」大きな声で叫んだ。
十五夜と違い、早くも姿を見せた月、今日は十六夜。  「きれいやなぁ・・」みんなで眺めた月。
十五夜よりも煌々とそしてやさしい光を放っていたように見えた。 1時間の散歩、十六夜の海王丸。

昨年長女夫婦が神戸港を出航の”海王丸”の登檣礼を・・私は以前日本丸の登檣礼を見て感激で涙が止まらなかった記憶がある。