日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 生協さんの来る日 *

2011年08月09日 | 子供

火曜日はパンフレットで注文、私、長女、愛ちゃんの共同購入で家の前へ無料配達の生協さんの来る日。
この時はゆいちゃんのお迎えは待ち合わせ場所でなく、時間の関係で我が家まで連れて来てもらっている。

最初は私の言うままに、そっと注文書を手渡していたけれど、もう4ヶ月今では自分からさっさとお兄さんに手渡す。
それが楽しみになっている。 夏休み特定期間、出て来てくれた子にはプレゼントがありますよ~と言っていたけれど、
ゆいちゃんだけがもらえた線香花火、made in jyapan

 

この火曜くらいである、4階の屋上のグリーンカーテンを見上げて写真に撮るのは。
下からでは朝顔もなかなか見えない。 カーテンが目的なんだけど、まともに見る事が出来ない朝顔たち、
ちょっと寂しいと思ってしまう。


* コッシーの椅子 * 

2011年08月08日 | 子供

 同居の孫たちが一通り遊んだし、台所へ置くには場所をとるので普段は次女夫婦の部屋に置いている。

カラフルな色とそのキャラクターの表情、良くできていると感心している。 ちょうど1年前の8月のことだった。
”ダイソーの椅子でコッシーの椅子を作る”がネットなどで大流行で娘夫婦が夜な夜な作った。
作る以上に大変だったのは椅子の確保。 どこも品切れで猛暑日が続く中、6軒もダイソーを回りやっと探し当てて買った椅子、
遠くならあるだろうと最後になった大正には、なんといくつも重ねてあったようだ。 
うまい具合にキャラクターに合った椅子の色。 そこにカラーのビニールテープを切って貼って行く。
目の大きさや位置によって随分と雰囲気が違ってくるが、上出来だと思っている。

これはNHKの”みいつけた みいつけた!さん”のキャラクター。
もう危なくないかなとゆいちゃんに出してあげた、最初は数にちょっとひいたが、録画を見ながらなんだか不思議そう。
癒しの貴重な思い出の作品である。


* ごちになります *

2011年08月07日 | 料理・その他食

覆輪濃いピンクが3個並んで咲いた。 我が家の3人娘みたい。



外向けにいっぱい咲いているが、30個以上、今夏最高の数。 

午前はデパートで帰省のお土産買い。 地下食料品売り場は同じような買い物客でラッシュ。
午後、ゆいちゃんを子守の息子が来て、夫、次女母子の6人で関空へ行く。 ほぼ2ヶ月ぶりに香港から帰国の
長女を迎えに。 愛ちゃんはひろと、ひろとの友達の誕生会。

意外なほど元気な顔をして帰って来た。 蒸し暑い香港、夫と同じで夏の方がいい7月生まれの長女である。
台風の進路の影響はないかと、顔をみるまでは心配していたがほっとした。
夕食の準備にかかろうとしたとき、展君が帰って来た。 用事で出かけたついでにちょちょっとパチンコ。
「なぜか財布に・・1、2、3・・枚 おごりましょか」 
南港ATCの中のお店、バイキングに行った。 ステーキやお寿司その他食べ放題。 大勢の家族客だった。



予約して行ったので、奥のまるで貸し切り状態の場所、窓の外は大阪湾、大型フェリーサンフラワーも停泊。
眺めが良くて良い感じ。 若い子にはいい、ステーキは焼いて、お寿司もにぎって持って来てくれる。
来月の夫の誕生日はここにしよ。
あ・・用意も片付けもいらない、外食は主婦には最高の贅沢、あ・・いい。
賑やかになった。 何と言っても長女だし。


* 第93回全国高校野球選手権大会 *

2011年08月06日 | スポーツ一般

8時過ぎ出かけた。 必ず撮る車窓から、湾岸線を望む安治川。

「私は行け行け人間ではないから、最上段、ようとらないかも」 運転する夫にそう言いながら、(でもちょっと今日は
頑張ってみようかな)と思っていた。
最上段は広告看板の下があいて風が入り涼しく、下段とは雲泥の差、常連さんは一番に最上段を目指すのである。
以前はコンクリートだったが、リニューアルして椅子席に変わったので最高だし、場所によっては日陰になる。
しかしおじさんたちが荷物を置いたり一つづつとか開けて座っていたりするので、中々言い辛い。

私を降ろして、知人宅に車を置きに行くので先にスタンドへ行き、その間に席を確保しておくのである。
出来れば夫に喜んでもらいたいから、最上段を目指して階段をあがる。 まだぽつぽつ空いている、やっぱり・・。
席4つ分に自分と遠方から来たらしく大きなボストンバッグを席二つ分、自分は二つへ座って4つも席を・・。
優しそうな顔ならいいんだけど・・。 物も言わず、じろっと見た。 勇気・・勇気。

「お席空いていますでしょうか、出来れば2つよろしいですか」丁重に言ったら、黙ってあけてくれた。
「三和シャッターの右、とれたよ!」とメールした。 私、中々こんな勇気ないのよね。

開会式までには1時間があった。 土曜日と言うこともあって人が多い。 (5枚の写真を合成)

第93回全国高校野球選手権大会、開会式スタート。 1歳の時阪神淡路大震災で家が倒壊、その高校生が先頭で誘導。

 代表49校揃って前進。



開会式にふさわしく青空に白い雲、



選手宣誓

 

1日目第1試合、群馬の健大高崎と愛媛の今治西。 

朝日新聞社のヘリから始球式のボールを落花。 旗が置かれた定地点から大きくはずれた。

2日前に「行くのやったら一緒に」と言っていた友人、良くしゃべる人でちょっと苦手、1試合だけ見たら神戸の夫人の
暑中お伺いに行きたいし、行っても一緒に帰れないのでやむなく断ってもらった。
そしたら下段から「けんさ~ん」と手を振る人が・・(良くここと分かったね)
「寅さんみたいな大きな顔、ちょっと探したら分かりますわ」 初めての阪神電車出来たそうだ、乗り物無料の人。
それなら一緒に来たのになんかばつが悪かった。 案の定ずっとしゃべりながら観戦していた。

昨年のうちわを持参していた、好青年2人

入場行進もさることながら、健大高崎、今治西・・アルプスの応援団の臨場感は格別、TVでは味わえない迫力。

3点とられていたのに、4回で一挙に5点で逆転した今治西、5回が終わって席をたった。
ずっと看板の陰で見ていた私ひなたで見ていたかんたくらいの男の子と若夫婦に席に座るように言ってあげた。 
汗びっしょりの子供さん、熱中症にならないかな・・気になって仕方なかったから。

夫の車を待つ間・・振り返り・・・今日はスカッと爽やかな青空。

全国のあちこちの高校で育ててもらっていた甲子園の名物のツタ、少しづつ成長している。

いつものように、夫人のお気に入りの回転寿司に行った。 食欲だけは旺盛なのでせめても安心、有難いと思う。
今時はどこも節電で、気温が高めなのにやはりお寿司やさん、冷房が良くきいていてお客も減って来たので
いつまでも食べながら話に花が咲いた。 家の電気代節約。

京染めの服と、夏なので部屋に置いて育てられる花を暑中お見舞いに。
頼れる身よりの人もない事や、1人でいることの緊張感で夫人はまだしっかりしていて守られているように思う。
時間がたつほどに元気になられた。 やっぱり話さないと元気にならない、高齢者になると。
少しご無沙汰してしまったから、ほっとした。

夕方から夫は飲み会なので4時半に腰をあげた。 ベランダの手すりにもたれいつまでも手を振る婦人。
その時は笑顔でも寂しそうにも見えて、後ろ髪惹かれる思いである。 

帰宅後、夫は友達との飲み会に、胃薬を飲んで行く。 ほんとスケジュールいっぱいが夫の元気に繋がっているわ。
次女一家は京セラドーム阪神ヤクルト戦へ。  やれやれほっと・・家に1人になった時ってわくわく元気が出る。
みんなが帰って来るまできっちり掃除して迎えよ。  片付け洗濯整理、これにはすごい楽しい意欲が出るのだ。 
外向的な夫、内向的な私、合うはずが無いわ。

観戦途中で外へ出たそうで、思いがけなく淀川の花火がドームから見えたと大喜び。
今日予定がなければ、神戸か淀川か花火大会に行こうと言っていた。 ところが、予定ありあり。
阪神も6対1で勝って連勝。 みんなが充実の一日だった。  私は夫が何時に帰宅したのか知らない。

夫は一緒に観戦した友人との話の中で「それにしてもけんさん、タフやなぁ」 
満面のにこにこ顔で夫は・・「夏がメッチャ好きでんねん、暑うてもテンションあがりまんねん」 
(私、夏がメッチャ苦手でんねん、暑いの大の苦手やしテンション下がりまんねん)


* 雨宿り(その1) *

2011年08月05日 | 雑感

曇った朝だっった。 お昼にはゲリラ豪雨・・(今日は無理かなぁ)そう思っていたら夕方雨があがった。  
(良かった・・いける!)そう思いながらなつみは、彼に会うのに今日は浴衣を着て見ようと思った。 

それほど美人ではないが色白で面長、ほっそりとして女としては高い目の身長、彼女に浴衣は似合っていた。
短大を卒業した年、母親が縫って持たせてくれた紺地に紫陽花の模様が美しい浴衣である。 

袖を通すのは二度目だった。 過去に一度前の夫と天神祭に着た事があって、それっきりであった。
忘れたい過去ではあったのに、浴衣が仕方なくそれを思い出させた。

(あんなにやさしかったのに、暮らしてみると分からないものね)
ふーっとため息をつきながら二年間の短い結婚生活を思うと、多少の悔いが無いわけではないがさっぱりとしていた。

少し早い目に家を出た。 二軒先の並びのおじさんが植え木に水をやっていたので会釈をする。
「ええなぁやっぱり女は浴衣やなぁ、よう似合うとるで」 「ありがとう」 嬉しそうに笑顔で答えたなつみであった。

電車には浴衣を着た女性が何人もいた、今日は花火大会である。  電車の窓の外の景色が暗くなっていった。
殆どの人が降りた駅ではなつみは降りなかった。 もうひとつ先の駅で降りた。

改札口の5メートル先の、喫茶店のそばで宗は待っていた。 
「待った? ごめんなさい」 「いや今来たとこですよ」 「そうなん、良かった」 「浴衣いいですねぁ、良く似合ってる」
なつみから少しはなれて宗はまぶしそうに浴衣姿を眺めた。 「いややわ、そんなにみないで」なつみは恥じらうように言った。

並んで歩き始めた。 そこは駅添いに土手になっていて下の河原には街灯に水がきらきら輝いていた。
半月ぶりに会うのに嬉しいはずなのになぜか黙って歩いた。 時折二人の手が触れた。 
そのたびになつみは頬が赤らんだが、隣の宗には気付かれていない。  そして触れるたび胸の高鳴りを覚えた。

二人が会ったのは三ヶ月前だった。
良くある話だが、なつみが会社の帰り急に降り出した雨に雨宿りした時、軒下に飛び込んできたのが宗だった。
やむのを待ちながら、二言三言言葉を交わしたあと、えらく気があってメールアドレスを交換したのである。

なつめは26歳、前の夫と別れて五年がたっていた。 宗は30歳、出産後病気がちだった妻を3年前に亡くしていた。 
2歳だった子供は宗には無理だと、妻の実家の親が引きとって育てている。 

そんな過去を持つ二人である、たわいない会話をしながらもお互いの心を確かめるように一歩一歩歩いた。
夫と別れたなつみ、妻に先立たれた宗、過去を持つ二人に時間はいらなかった。
触れ合う肩、いつの間にか触れた手がそっと握られて・・・

な~んちゃって、行き場の無い朝顔同士がまるで悶えたように?からんだ蔓を見ていたら・・
あはは・・。  残暑厳しき折・・熱中症にはお気をつけ下さいませ。

同級生のゆいちゃん大好きなかんた、熱く・・熱く・・。  二人の将来への、貴重な証拠写真になった。