無情の雨・・と書いたが、今年はさほど残念を感じないのは、やはり開花が長かった精であろうか。
(この雨で散ってしまうなぁ) 近所の天満宮の満開の桜も撮らないうちに。
夫は午前ハローワークへ行く日なので娘と、なつめを保育園へ送って行った。
泣きはしなかったらしくてほっとしたようだ。 靴箱へ行くときゅっと緊張感で顔の表情が変わった(らしい)
喉も痛めて、口唇ヘルペスまで出来て・・小さな胸はどんな・・。
ハローワークの前に社保庁へ行った。 入るなり男の人の怒鳴り声が聞こえ、二人ともびくっとした。
「一体どう言うことやねん! 俺はな年金で家賃も電気やガス水道、残りで生活せなあかんのや。
勝手に記録にない言われて減らされて・・上のもん呼んでこいや」良く分からないが、気持ちは分かる。
職員はこんなん常だろうが平身低頭びびった感、しかし広くもない部屋に職員がいっぱいいる。
まるで定年を過ぎたかのような暗い感じのそんなおっさん(緊張感のない)私はその雰囲気にびっくりする。
その1人の男性に(声に)ぺこぺこ。 程よく対処できる人がいてない?年配の女性が対応に出た。
こんなことは何度もあるのだろう、そりゃぁ怒る人もいてる、未だ消えた年金未確認の人もあるのだから。
年金とかこう言う業務に面白いほど無知な夫婦、担当のおばちゃんに聞いてなんか分かったような、
けど夫がちょっと変な事聞いたら「まぁ私の言うこと先に聞いて」とぴしゃっときた。
色んなものをコピーしては説明してくれる、夫婦の生年月日確認後即覚え何度もそれを書いたりする。
こう言う時は褒めるに限る「さすがですね!覚えるの早い!」そう言うと、ニコ!今までで一番いい顔。
「仕事柄すぐ覚えます、いちいち見るのは大変ですから」表情が良くなった。
区役所もそうだが、なんでいつも爽やかな気持ちになれなくていい印象で帰れないのだろうね。
本当はこれを書いた日、日々のお役所へのうっぷんたらたら書いていた、草稿中にしていたのだが、
今読み返して本当はこれも市、区民の声やねんからと思ったけど、ぼやきはやめにして削除した。
なつめは帰ってきて寝るまで一度も「行きたくない」とか「もうやめる」とか言わなかった、はじめて。
ひらがなが読めるので、何人かの園児の名前を言い園のことを話している。
「お友だちできそう」 夫が「初めての(純粋な)笑顔やな」と言った。
雨の音の混じり風の音がするたびに、桜が散る情景が浮かんでくる。
* 今日の一枚 * おっちゃんの店で大きなやわらかい筍を買い茹でました、今年初