日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* わ~い! *

2009年01月13日 | 雑感




寒いから鍋にしようか」 「いやぁ、父さん今日は麻雀やわ、鍋はあかん 「そんならミートスパゲティしよう」 
火曜日は麻雀のことが多い。 ミートソースはコンソメを入れて煮込む前までやって、後は娘に交代。 

母さん歩いてくるわ5時半。 うん」 「あれ? 父さん? あらお帰りなさい。麻雀じゃなかったん?
メンバー足りてん」 「なんや、そんなら鍋出来たのに~。 私ちょっと歩いてくるわ」 
おう、行って来い、行って来い
行って来いじゃなしに、お父さんも歩かへん」 「なんでわしが歩かんならんねん
なんでって、メタボやん、歩かな体脂肪減らへんし」 「わしは卓球してるっちゅうねん
卓球してて、その体脂肪やんか。 減らさな検査する意味ないやん、歩きなさいって言われてるねんよ
あんたと歩いてもペースが違うっちゅうねん」 「ペースって、合わせてくれたらええやん
(がんばれ~!)
みな夫婦で歩いてるやん。 あいさんかってご主人と歩いて減ってきた言うてたもん」 「・・・・
(もう一息や!)
手術のあと、一緒に歩くの楽しみやったもん」 本当は強制的に誘うのではなかったんだけど。
夜ウォーキングに出て行く健気な私の姿に、のうのうと暖かい部屋におれまい、心を動かせるんではない?
それでもって、夫をウォーキングに引き込もうと言う策略だったはず。

歩こうなぁ~、歩かへんかったら体脂肪減らへんよ」 「・・・・・・

行くで! 」 「え? 行くん(ニヤリ) ほな、はよう服着替えて」 「これでええ 
これでええってカッターシャツはあかんやろう向こうの方へ行って着替えている風。
(ヨッシャー!) ジーパンに着替えるなり、夫はさっさと玄関へ降りていた。
行くで! はようせい!」 「はようって急に・・」 「クリーニング屋まで行くで玄関の洗濯物を見て。
待って~、クリーニング屋のカード、カード 無い!お財布の中色んなカードあるのにそれだけ無い!
何してんねん! 」 (お~、いらついてるなあ) 部屋にも無い!娘がはようせな、やめるって言うで
もうクリーニング屋は行かんとこ」 「はよう行ってき
 (わ~でも嬉しいわ、昨日の今日やもん)

クリーニング行かへんのやったらこっちやで 西方向だ。(はいはい後をついて行きます) 
夫はすたすた歩き始めた。 (わー、嬉しいー)ニヤニヤしながら、けど(早いわ~)
ちょと早いわ、お父さん」 でも嬉しさは隠せない、にやにやしてる~私~。 
ほやからペースが違う言うたやろ」 (はいはい) 私、着いて歩くの必死。
駅の陸橋を越え、八幡屋公園へ。 「冬桜が咲いてんねんよ、昼間で無いと分からへんけど・・
黙って歩くのも変だし、でも夫が早いので少し膝が痛いし、私ははぁはぁ言いながら妹のことやら話した。
夫は真面目に黙って聞いてくれている。

中央体育館の上の丘陵へ登る。 ちょっともう少しペース落としてよ~」 怒らせたらあかんけど。
歩き方があかんわ足上げて歩かなあかん、あんた足こすってるやん。 足あげい本気になってますわ 
はい
 私、必死。 何歩か遅れては、一生懸命着いて行く。 でも・・でも念願の夫婦でウォーキング!
暗いから分からないと思うけれど、この時の私のにやけ顔、嬉しい気持ち気づかれていたかな。
歩いている人には1人会っただけ、季節が変わると多くのウォーキング者がいるのに、今夜は貸切だ。 
頂上へ上がりきったところで、海遊館のそばの観覧車のイルミネーションがカラフルな色で点滅、6時を告げている。 
きれいやね・・ちょっとだけ休憩しよ。 急激なウォーキングはあかんよ(勝手な理屈)
汗をかいているが、気持ちがいい。 360度のパノラマ、USJも、日本で2番目のタワーマンションも見える。
写真撮らな、ブログ用に」 夫はジャンパーのファスナーがひっかかって開かず、胸の携帯がとれない。
また歩き出す。 しかし、わしがこんなに歩けるん、夢見たいやなあちょっと神妙に言っている。
本当よね。 10分もまともに歩かれへんかったもんね。 すごいことよ、嘘みたいやね

最初はテレかそれともヤケクソか、口調が少しだけきつかったが、帰りは違っていた。
靴それではあかんで、それに膝をのばしてかかとから着けて歩くんやで」 「そっか、はい
家の近くまで来た。 夫から少し離れて歩いていた私良かったね、お父さん。 また歩こうな
両手を振ってさっそうと歩く夫の後姿、本当に手術前の苦痛を思うと、涙がふわっと込み上げた。
星が出ている、小さくて少ないが。 今夜も田舎では降るように、空いっぱいに輝いていることだろう。
カレンダーに、赤と青のシールを貼った。 
1ヶ月くらいのつもりで、夫を挑発しようと思ったのに、いとも簡単に(いや強制的に!)夫は落ちた。
同居人ではなかった・・と言う事かなあ。 

手術後、2ヶ月あまりの7月16日に2人でこの丘陵へ登った。 丘陵へ登るなどとんでもなかったのに、
一緒に登った時は胸がいっぱいになった。 あれからもう半年、改めて感無量。
2人機嫌良く帰宅したら、娘の茄子&ほうれん草&ベーコン添えのミートスパゲティが出来上がっていた。
私の自慢料理のひとつだったのに、今日娘は私を越えた? う~ん、99%。

            ◆ 歩くという そんな普通が 嬉しくて ファインダーの中の君 じっと見つめる


* 一日遅れのお鏡開き・・・ *

2009年01月12日 | 料理・その他食


昨日は出来なかったので、今日お鏡をくずしておぜんざいをした。
七草でおなかすっきり・・と思いきや、また好きなおぜんざいで食過ぎか?
昔は、家で作る大きな重ね餅、固くなって切り分けにくくなっていたりしたが、様々な形がお鏡感である。
今はプラ、お鏡の形はしていても、中には丸い小餅が入っている。 カビの心配はないが味気ない。
16個のお餅、いかに処分。 田舎で食べたお雑煮のお餅の味には到底勝ち目はない。 仕方ない、行事だから.

そう言いながら、出かけている娘夫婦は夕食いらないし、夫は敬遠。 私が・・また~まじ?

愛ちゃんの実家鹿児島にいる息子夫婦、昨年もそうだがまた阪神の金本選手の護摩焚きに出会い、
持参していたひろとのタイガースシャツにサインをしてもらったそうだ。 
昨年は帽子に! ラッキーな帰省のご褒美である。 
夫は一日家を出なかった。 TV、DVD漬け。 
時間が経っていく中で、(歩かなきゃ・・よし!) 6時から重装備で、暗いのですっぴんOK。
ちなみに「一緒に歩かへん?」 って言ったら「あんたが歩いて来」冷たい!
出たときは寒い!って思ったが、しているマフラーは10分ほどで邪魔になった。
43号線まで行って、Uターン。 帰り道はバス通りを・・20メートル置きの街灯で明るい、下向いて歩いた。

ウォーキングしている夫婦連れに出会う、本当のところ羨ましい。
昨年5月脊椎分離すべり症で手術をしたときに、退院後はウォーキングをするようにと言われていた。
これで一緒に歩ける・・私はメッチャ嬉しくて楽しみにしていた。 何度か誘ったがきかない。 
メタボな夫婦、歩いて改善しないとって言っても「卓球しているからそんなんせんでもええねん」きかない。
今回私は、歩くのに昼間の方がいいのだろうが、暗くなって歩くことにしようかなと思った。 と言うのも、
寒いのに暗い中歩く私が健気に見えないか? じっと知らん顔しておれる? 心がとがめないかい?
自分だって体脂肪減らさないといけないのに~。 夜、続けてみて夫を試してみようか、愛情度。
いくらなんでも・・黙ってみておれるかなあ。 1ヶ月やっても夫が心を動かさなかったらもう無理、同居人だ。

お昼のラジオで○沼恵美子さんが言っていた。 「私らになったら、もう夫婦じゃないんです、同居人」
我が家はいかに?! 


* 三人のお正月  *

2009年01月11日 | 雑感


8時息子夫婦のマンションへ迎えに行き、伊丹の大阪国際空港へ夫と見送りに行く。
9時45分、3人を乗せたANAが飛び立った。 関空と違って乗った飛行機を見送ることが出来るから嬉しい。
息子が元日2からお店なので遅れた3人のお正月。 年に2度の里帰り、嬉しいだろうなぁ。 
私も、そうだった。 新幹線で3人連れて帰るので、一足夫より先に帰省するのだ。
子供たちが小さい時は大変だったが、それよりも帰る嬉しさでいっぱい、どうってこと無かった。
3泊4日だが、楽しんで来て欲しい。 見送るたびに孫の成長した姿、ご両親や姉妹みなさん喜ばれるだろう。
写真は夫。 


伊丹まで行くので、ついでに三田まで足をのばせて。
何日か前から、神戸の1人暮らしの婦人のところで”すき焼き”をしましょうと約束していた。

JAパスカルさんだで新鮮なお野菜や材料調達し、三田牛のお店”肉のマルセ”でお肉を色々求めた。
帰りから雪がちらちら、六甲の山では吹雪いてきた。  やばい~! 車に向かって叩きつける。
 


婦人の所でも昼間雪がちらついたそうだ。 着くや否や、夫は近くの温泉へ行った。 
婦人と話をしながら、買って来た水菜や切り干し大根を炊き、お肉の時雨煮や何日分かの料理を作る。 
1人では中々お野菜が炊けないので、お惣菜は目を細めて喜ばれる。  こんな事くらい・・。

お正月は行く所もないし、じっと家にいたと言う。 私は賑やかなお正月だったのに。
身体の方は相変わらず頭がふらふらしたり、足元がおぼつかなくなっている。 
1人なので何かあったとき・・と、最近不安で眠れないと言う。 夢にお母さんが出てくるようになったと言う。
そんな話を聞くとせつなくなる。 「そんな、心配しなくても大丈夫よ」なんて励ますことも言うのはた易いが、
この年の月の経過は違う。 身体に自信のない本人にしてみれば不安は当然である。 
私たちだって、もし婦人に何かあったらどうしてあげられるだろうと話しているのだから。

結婚せずにいたのでプライドを持って生きて来られただけに、家具でも何でもいいものを置いておられる。
「立派なソファは欲しいと言う友だちがいるので約束したけれど、食器棚はあんたがもらってね」と言う。
ご自分の貯えまで・・暗証番号まで笑いながら、まるで私にそれとなく教えるように言っているのか。 
聞いたって何かあったって引き出せはしない(もうやめて・・)泣く訳にはいかないが悲しくなった。
「お母さんも心配しておられるのよね、大丈夫、何かあったらすぐに飛んで来るから、どうにかあっても
夫がどないにでもするから・・」笑顔で言ったものの、婦人に対してそんな言葉で良かったのだろうか、
今どんな言葉がベストなのだろうかと思う。 身体に来ている状態を思うと励ますしかない。

夫が温泉から帰って”すきやき”をした。1人だから当分食べたことが無いと、嬉しそう、3人のお正月。
いつもそう、会ったときには覇気がない、時間が経つと顔色まで良くなってきたような気がする。
27日には83歳の誕生日を迎える。 お刺身が好きなので、では誕生日は”手巻き”をしましょう。
私たちの実家の母たちは、兄嫁さんたちがちゃんとしてくれているので、本当に幸せである。
私たちに出来ること、ささやかだけど母達の身近で出来ない分させていただかなければ。
震災の後どんどん年を重ねていかれるお年寄りの1人暮らし方たちが多いが、婦人と同じ不安でいっぱいだろうな。
夜帰るときにベランダから身を乗り出していつまでも手を振っていた。 まんまるい月が白く輝いている。
夫には2人で話したことは言えなかった、なぜか。 帰りはいつもせつなくて悲しい。
3人の遅ればせながらのお正月、婦人の美味しそうに食べ嬉しそうな笑顔がせめてもの救いである。      13日記


* 満月の夜・・ *

2009年01月10日 | 雑感


夫も展君も今日から3連休である。
日曜から鹿児島の実家に息子とひろとと3人で帰る愛ちゃんに、「何処か」と夫は声をかけていた。
買い物に行きたいと言う愛ちゃんのリクエストで昼前、次女も一緒に会員制倉庫型店舗尼崎のコストコへ行く。
まずは食事、ホットドッグやピザが安い、お勧め! 土曜日で相変わらず多い人人。 

帰りの会話の中で水飴の話になり、尼崎の有名なお店の話が展開、寄ってみようと言う事になった。
夫と娘は行ったことがあったが私は始めて。 こじんまりとしたとても清潔感のあるお店である。
”ヒノデ阿免”阪神尼崎駅から庄下川沿いに南へ約5分
忙しそうに商品を箱詰めしながら店主が、割り箸に水飴を惜しげもなくたっぷりそれぞれの口へ入れてくれた。
私たちはとろり甘い水飴を喉にすっと飲み込んだ時「すぐに飲んじゃあいけませんよ、消えてしまいます、
ゆっくり口の中に含めて・・」商品を詰めながら言う。 (それを先に言ってよ~)顔を見合わせた。
「芸能人や官公庁や色んなところへ送るんですよ、ほら」詰め掛けの熨斗の名前を見せてくれた。
奥さまが、買い上げた商品を丁寧に包んでくれた。 「まあ座ってゆっくり味わって・・」(もう無いっちゅうねん)
愛ちゃんもおみやげに買った。 私も明日行く予定の、一人暮らしの婦人のところへ。
「これはお砂糖を使ってないから、芸能人や官公庁や・・」(まだ言う)誠実そうな上品な店主だけに面白い。
三田米を使った無添加無着色、もち米だけの甘さでつくられているそうだ。
我が家もとっさの風邪、喉のために買い置きしている。 (賞味期限は半年)
赤井英和さんがはなまるカフェのおめざで紹介してから、いっそう忙しくなられたのでは。


ぱっと見ても感じる、お店のあちこち隅々まで・・何もかも、全てに心が行き届いていて、実に気に入った。
写真も気を良く撮らせてもらったが、私たちの口に水飴を入れてくれた割り箸を捨てる入れ物、箱でもいいのに、
瓶に何枚かの和紙がレイアウトされ貼ってある、こんなところまで・・心憎いと言うか、感心した。
掃除も行き届いて、あちこちと飾られた花は、その道をたしなんでいる人の生け方であり、
お店の中が爽やかだった。 言葉少なの奥さまの、全てはセンスであり水飴に対するこだわりにぴったり。

少しの空間の少しの時間の中で、(これが気品、上品って言うもんやわ) ちょっとした衝撃を受けた。
少し楽しんで眺めていたいのと、逆に比べてなんと雑な自分の日常なのだろうかと恥ずかしくも思えた今日。


歩くと言った2日目、(今日はコストこでも歩いたし・・)いや・・でもこれではシールは貼れない!
どうしよう、時間は経つ・・薄暗くなる・・なんでもせっぱ詰まらないと駄目な私、(やっぱ歩いてこよう!)
5時過ぎ、ちょっと歩いてくるわ。 買い物もあったし、遠くのスーパーへ歩いていった。
風が冷たい、寒空に月が輝いている、満月である。 立ち止まってカシャ!
人気の少ない道を通り歌いながら(もちろん小さな声で)歩いた。  帰宅したら1時間以上経っていた。


えへん、2枚目のシールを貼った。 (世の中には・・3日坊主・・と言うことわざもあるぞよ)     13日記


* 公表しま~す! *

2009年01月09日 | 雑感


同窓会に向けて!と決行していたバナナダイエットをやめたのは、2ヶ月経った頃だった。
バナナダイエットを始めたのよと近所の人に言ったとき、私と同じくらいの年のぽっちゃりさんが、
以前やったことがあって、糖尿病にかかってびっくり、やめたら正常になったと言う話を聞いていたが。
2ヶ月経った頃、私も人間ドックの血液検査でひっかかり、再検査と言われ怖くなって即効やめた。
前回の血液検査ではどうもなかったのだが、バナナ作用かどうかは分からないが。

TVの影響でバナナダイエットが世間、いや世界にあっと言う間に流行したが、今はどうなんだろう。
病院で私と同じことを言っていた人がいた。 
思った。 ダイエット本の人は若い夫婦、まだ私の世代のような成人病などとは無縁だと思う。
今の私のような、脂肪肝だったり体脂肪が多かったり、少なくとも血液に異常のある者が同様にやって、
同様に、体に必ずしもいい働きとなって作用するとは限らないのではと言うことを感じた。
むろん根拠の無い持論だが、夫にもそうよねそうやなあと話して納得することにした。
やっぱり安易なダイエットは・・。

先生は歩きなさい、とにかく。 そうすればあなたの★マーク、みんな良くなりますよと言われた。
以前歩いていたときは、確実に体重も減って結果も変化していたのに何かが出来湧くといつの間にか中断。

歩かない、歩きます、歩く時、歩けば、歩こう!・・・・やっぱ歩こう!

よし! カレンダーにシール貼ろう。  長女に言ったら、「誰かに公表しないと続かへんよ」あっさり言われた。
公表しま~す! また歩き始めま~す! (ほんまに?)

大阪プールへ向かい、八幡屋公園のぐるりを歩いた。 近くでもつい楽な自転車、気まぐれウォーキングだった。
公園には葉牡丹の夫婦岩や牛や富士山とか創作がしてあった。 お金かかっているのに見ないとね。
秋の頃より人は減っている、ぐっと。 チャンス!歩きやすい。 ちらほらいても殆どが男性だ。





空は少し曇っているが・・今年も寒桜が。  外へ出るとね・・こんな楽しみもあるんだよね。
一眼レフはやめて、歩く時はコンデジにしよう。 歩いているのか撮影しているのか分からなくなるし。

長女夫婦がハワイ旅行でくれたカレンダーに決めて、赤いシール1枚目貼った。        13日記