日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* こんぺいとうさんの大阪初コンサート・・ *

2006年01月30日 | 歌・音楽・映画・観劇

 

私がこんぺいとうさんを知ったのは、何年まえだろう・・。
妹のネット繋がり、パンフルートの岡田さんと クラッシックギターの前田さんのユニット。
HPでは何度か聞かせていただいていたけれど、一年前に妹から送られてきたCD。
聞こえて来る懐かしき歌の数々がはじめて聞くパンフルートとギターの素敵な音色。
即、お出かけ時のCDの一枚に加え、私たち夫婦はお二人の演奏を楽しんで来た。
二枚目のCDは発売時に自ら購入させて頂いた。

28日(土)大阪こんぺいとうさんの熱いファンの方々の企画で大阪初のコンサートとなり、
念願の生演奏を聞かせていただける運びとなった。

三泊四日の予定で千葉から来阪した千葉の妹について九時より、お手伝いの輪に加えていただき、
リハーサルも見せて頂くと言う光栄となった。

開場時には夫が友人や家族と来てくれ、スタッフネームを下げた私を見て笑いながら、
「あんた、それ何してんねん」 「いや~、いつの間にか頼まれたのよ~」 受付けのお手伝い。

演奏中は私もお誘いした友人と最前列で聞かせて頂くことが出来た。 
お二人は目の前なので、細かな表情も分かるし、緊張感がひしひしと伝わって来る。
第一部は前夜妹や娘たちとカラオケに行った時私が歌った曲1地上の星でスタート。
2 ペチカ   3 冬の夜   4 通りゃんせ   5 ずいずいずっころばし
6 青い目をしたお人形   7 砂山   8 大きな古時計   
9 スィートメモリー
10 冬の華
   11 冬のソナタ

大きな古時計では、アンケート用紙の裏に書かれた歌詞でみなさんと共に合唱。
奏者と聞く人が一体感となれるとてもいい雰囲気なのである。 
童謡唱歌には、ふるきを尋ね郷愁に誘われパンフルートの美しい響きやギターの繊細な音色、
私の脳裏にはいつの間にかふるさとの自然や父や母の姿が描かれていた。

第2部では一曲目は
12 アメイジンググレイス、私たち夫婦には忘れられぬ思い出の曲。
普段良く耳にするが、非常に感慨深く聞く度に胸がいっぱいになる。
13 ラ・グリマ   14 ロンドンデリーエア 15 禁じられた遊びは前田さんのギターソロ、
中学の時、夫が弾くギターのこのこの曲にころっとなってしまった私?
いまだ聞くと身体中に熱い血が流れて行くようで、夫との青春時代が走馬灯のように・・。
16 アルビノーニのアダージョ   17 サウンドオブサイレンス   
18 明日に架ける橋
19 コンドルは飛んでいく
では、盛り上がったムードがいっそう最高潮に・・。
パンフルートとギターの音色は場内に響き渡り別世界にいるような錯覚さえ覚えた。
20 見上げてごらん夜の星をでは場内で一緒に口ずさみながら・・   21 メドレー
22 宝雨(たがらーめ)は前田さんのオリジナル曲、岡田さんのケーナとの素晴らしい演奏。 
色々なジャンルの曲が二時間と言う中で見事に織りなされて素晴らしい・・感動であった。
曲紹介に加え、岡田さんのトーク・・関東と違ってまた緊張だったと思うけれど、紳士的で上品な、
寡黙な前田さんがトークに反応される笑顔はまた印象的で大変楽しいものであった。 
最後、23 ひばりではパンフルートの持つ音色そのものが、ひばりとあいなって場内をひばりの鳴き声。
大阪の人の為にと「悲しい色やね」の演奏には、さすがやわ・・、大阪港の夕日がオーバーラップ。
お二人の、演奏に加えての熱い思いはみなさんを魅了し、感激のうちに終了した。

お二人を支えるかたたち、発起人のかたを含めたスタッフの方たちとのお出会い、
ネットを通じてお誘いされた方たちの多く、ネットで繋がれた縁の素晴らしさすごさを目の当たりにした思い、 
ネットで知り合った妹の友人ぷーさんや、夫や私の友人ともに素敵なひと時を過ごした。
我が家も息子をのぞく家族全員6人と二つの新しい命・・いい胎教になったのではない?

物は豊かになったけれど、心の少し寂しくなった今・・懐かしき童謡唱歌に、心をあずけてみるのも、
時に大切なのではなかろうか。 我々が郷愁を味わうこともももちろん素敵なことなのだけれど、
将来これからの日本を背負って行く子供たちに、人のやさしさや思いやりや温かさ等、
人としての大切な心を伝えて行くことの必要を感じつつ、
こんぺいとうさんの演奏にそんな願いが込められていることを深く感じたひと時であった。

妹と久しぶりに語りあかしながら、コンサートを通じて、我が家にいいタイミングで来てくれたことは、
まさに神の使い? ちょうど良い時にちょうど良くなる・・? その事を実感。
1月我が家に起こった旋風、新しい月に向い明日書いてみようかな。