日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 初心者は・・・ *

2006年02月10日 | 絵 他

 午後は彩画教室で半日を過ごす。 今年からみなさんと同じ月一にして頂いた。
夫には気楽そうに見えるのが申し訳なく(今日は彩画教室なのよ)なんて言えなかった。

たいていは一人だが、私よりひとまわりは違うかなと思える奥さまと一緒になった。
(いいな・・チューリップ)グラデーションのきいた素敵な描写。 正直羨ましかった。
私は初心者用。 ティッシュで描く梅。 ティシュで太目のこよりを作り水で濡らし、
顔料をつけ描くと言うより押して梅の形を作って行き、花芯やしべは金粉で描く。
なんちゃこれは恥かしくて玄関にはおけないので自室に。 しかし春を予感させる。

先生がとってもいい香りの桜餅と、まったりと美味しい緑茶を出して下さった。
いつまで続けられるでしょうねと言う話をしていたら、「先日NHKの番組でね・・
『100歳万歳!』って言うのがあるでしょ、ご主人が亡くなられて10年、95歳から筆を持たれた
岡山の光信松江さん(現在101歳)の『描くは発見』の話をして下さった。
素敵な話だった。 絵のことだけではなく私なんかまだまだ松枝さんの半分ちょっと越したくらい。

わ~・・まだまだこれからやん私、なんだかちょっと若くなったような気分。 
がんばろうっと!

パソコンしてる夫に遠慮がちに絵を見せたら、何も言わず横向かれた・・。


* 初・・ 彩画教室 *

2006年01月13日 | 絵 他

習い始めて7ヶ月を過ぎた。 長い人で十年もされている方もおられるそうだ。
年数によって、お手本が違うので、自分はこれは少し幼稚っぽいと思っても、
基本から入るので、我慢、我慢。 先輩のお手本が羨ましい。

今日の午後、今年初の教室。 たいていはマンツーマンだけど、飛び込みの
方があり、二人一緒に。 時間延長、後はコーヒータイムで三時間も要した。
好きなことをしていることほど、楽しく充実している時間はない。

年末に先生が、「毎月のお手本をミニ色紙に書いて掛けて下さいね」と言う事で
下さったカレンダーである。 今日は銀箔の色紙に書く。
一度書いて本番なのだが、うまく書けるはずがない。 今年はもっと本腰入れて

『 口紅水仙 』」
副花冠と呼ばれる、中心の杯のような部分が赤いことから口紅水仙と呼ばれる。
ヒガンバナ科水仙属  花言葉『詩人の心・高潔』


* 今日はこんな日・・・ *

2005年11月30日 | 絵 他


あ・・11月はもう今日一日やわ・・ せわしいな・・なんて思いながら、彩画教室である。
前回の教室の日、先生と話しながら書いてることが楽しくて嬉しくて仕方が無かった私。
(好きなことをしているのだから、たとえむつかしくても楽しいのは当たり前)

「先生・・ 私こんな雰囲気の中に一日どっぷり浸ってみたいです」 なんて言ったものだから
「ええわよ・・今度お弁当持っていらっしゃい」 と嬉しそうに答えて下さった先生。
絵を書きながらも時には、為になる話や世間話や、お茶の時には恋の話等も・・
八つ年上なのでまるでお姉さんのよう。 お茶を飲みながらしみじみと私は・・、
「今年、先生とのお出会いがなかったらどうでしょうね私・・ こんな時間持てなかった訳だし」

子育てが終ったら、いつかやりたいと思っていたので今はこの事が嬉しくて充実の時間である。
やはり何かをやりながら、何かを得る・・ これからはそんな日々を重ねたいから。

新しい年まで、もう1ヶ月、と言う事で、今日はお正月の祝い箸・・の箸紙、ぽち袋に絵を書いた。
贅沢にもこのせわしい時に、どっぷりと絵に浸った11月の終わりの日。

帰宅した主人に「ねえねえ、見て見て!」
(ええやん) って誉めてくれるかと少し期待して見せたのに、
「まぁまぁなのは、梅と竹やな・・ 後は今一や」 「え~!」 (自分、絵苦手なくせに~)

明日は新しい月。  家中のカレンダーをめくって・・ さぁがんばるぞ 


* 今日のひと言 ・ 気付きは大切に・・・ *

2005年09月03日 | 絵 他
朝から夫が自分のと私の机を入れ替えようという話になった、お気に入りの机だったけど。
夫は息子が使っていた平机、大きいので書き物をする時は便利、PCだけの夫には広すぎるから。
言われたら待ったがきかないB型。 (何も今から・・)と言う顔の夫を起こして机の部屋移動。

少し遅いブレック・ファースト。
キャー! 今日は彩画教室だぁ~! あわててシャワー&壁塗り「行って来ま~す」



                 



今日で六回目、マンツーマンでラッキー!
しかし先生が一回書かれるのを見て、自分で練習して即本番である。
そんなにうまく行かないよ~!
でも楽しい。 その間の色んな話が楽しい。 先生はとっても素敵な方。
ジャーン! 結構時間が延長したけれど出来上がり。
おまけに自分の落款印ができあがったのである。 これを押すとこましに見えるから不思議。

    
                           



次の生徒さんが来られていたからちょっと緊張だった今日。 三十分オーバー。
さぁお昼何しよう・・夫がいるし・・。

「ただいま~ ほら、見てん!」 「なかなかええやん・」 「はんこもほら!」
「行くで!」 「え? ご飯・・」 「TVでやっててん、生玉神社で落語会のなにややってたでー」
イベント好きな夫。 こんな時の行動は早い。


                 



って言うか、生玉神社なんか知らへんし、なんか「彦八まつり」って書いてあった。
神社はいっぱいの人、落語の門下ごとにテントが貼ってあってそのお弟子さんたちが夜店の屋台よろしく、
汗だくで売っている。 館内では師匠さんたちの入場料2000円の落語は始まっている。
台風で蒸し暑いけれど、ごったがえす人人人。 ひとまわりしたけど結局帰ることに。
「しょうもなかったなぁ」多分写真でも撮ったら・・って思っていたに違いない。
私も久しぶりに花とか撮りたかったのに。
「おい! 撮れ!」って見上げて言うから・・。 空に飛行船、それにすごいスピード、BMWの宣伝みたい。
三枚写したら視覚から消えた (しょうもな・・くはないけど) 私は花が撮りたかったのだ!
ま・・すぐ見えなくなったけれど、花は動かないものね、まいっか。


               


もう二人もおなかすきすき・・、けど車ではビールが飲めないから・・。
黒門市場で買い物。 食料買いこんで・・帰路。
そうやコーナンへ行かないと。 29日に○ショナルのガスレンジ取り寄せてもらっていた。

おっちゃんが探してくれている間に、コーナーへ行ってみた、もしかして?って勘で。
29日は17,800円だった。 今日はお買い得、15,800円やん!
おっちゃんが「17,800円です」「それはないわ~、2,000円下がっていましたよ~」
「注文してくれた時は、17,800円でしたから」「そんな、でも買うのは今日ですよ」
「じゃぁ、商品見に・・」「もしそうなら、返品して買いますよ、そんな馬鹿な・・」
「下がってますが・・」って言いながら携帯で店長に。 五秒?で切った。
「はい、15,800円で」(当然やん!、でもあの時商品なかったからラッキー!やったわ)
黒門市場で買ったお肉2,000円がただってことやん! 

あ・・でも、気付きって大事にせなあかん。 気がつきながらまいっか・・では見逃していた。

日常でもそう、今気付いたことは後回しにしないで即・・実行。 言うは易し、行うは難しやね。
私良くやるのよね、後で・・って。 そんであの時すぐにやっておけば良かったって後悔すること多々。

今日はものすごく得した気分! さすが大阪のおばちゃんやん!なんて言わないでね。
たった一枚写した木槿、ぴんぼけ。 まいっか・・。



                   


                 

               

* ゴッホ展に行ってきたよ・・・ *

2005年07月19日 | 絵 他
昨日は展覧会の最終日とあって、30分開館を早めていたにも関わらず、沢山の人、人、人。
15分前に到着なれど、テントの下は長蛇の列。 帽子、扇子、本、お茶、用意はばっちりどうってことない。
人数制限があるけれど、第一陣で入場。 外と違って館内は涼しくほっと救われた。

500円なりで、音声ガイドを聞きながら作品を追って行った。彼の五つのテーマに分かれて彼の足跡を尋ねる。
その時々の彼の人との関わり、絵に対しての苦悩などが一枚一枚の絵に表れていた。
油彩と言えども、細やかな線で書かれたような綿密な描写の「古靴」この絵の靴は一体誰?何を描いたか、
そんな所にまで見識者の思いが及んでいることに、一枚の絵に対する果てしない奥行きを感じ驚いた。
私もこの絵の前で何回もガイダンスを聞きなおして見入っていた。

人が多いので中々最前列には行き難い・・しかし日頃の花の写真撮影で培った積極的根性が役に立ったことは言うまでもない。 ずっと前列で見て行った。

年代ごとに印象派のそれも出会う人達によって、対象物、色あいがものの見事に変化している。
10幾年かの彼の画家人生で描かれた200点もの作品の中で自画像が40点もあると言う。
モデルを買えない貧しさもあるが、後で思えばその自画像に描かれる彼そのものが、その時の生き様なり
心情であったように思うと、暗く悩み深い事柄のなんと多かったことであろうかと。

タイトルの終わり「最後の風景の」の中で、ユートピアの夢破れ、精神療養している時、最後に描いた
「糸杉と星の見える風景」燃えるように描かれた糸杉、その風景の中に彼はふるさとへ帰りたい・・
そんな思いを残していた事を聞いたときに、ガイダンスからはドビッシーの「月の光」の曲が流れていて
耳に心地よくその曲を聞きながら人はこの世を去ろうと言う時、ふるさとへ・・
たいていは同じような気持ちになるのであろうと思うと胸がジーンとして来た。

暗い色合いの絵が多い中で、点描法による中間色の明るい絵は目を引く。 それに彼が仲間達と築こうとした
ユートピア、黄色い家。 そして「夜のカフェテラス」は彼の夢や思いが描かれているようで素敵だった。
目の前で見る絵の中に、筆に絵の具をのせキャンバスに向かうゴッホの命の音が聞こえる(オーバー?)ようだった。

記念にと、彼の思いに胸揺すられた「糸杉と星の見える風景」のクリアファイル、ゴッホの代表作
向日性のひまわりを描いた明るいタッチの絵、今回の展示になかったので。
それと一番好きな色合いだった「夜のカフェテラス」この二枚のフォトカードを買った。 

人は、人の一生は出会う人によって大いに変ると言うことを改めて感じた。
人生もそして見近なブログにも似たようなことが言えるかも知れない。

特別に好きな画家ではないが、見てそして感じた事柄、それらはまた新しい何かを私の中に
風となって爽やかに吹き込んだような・・、そんな気がしたゴッホ展であった。
 
アッシー君が、きんつばを買って待っていてくれた。 ありがとう、暑い思いをしなくて済んだよ!
しかし待っていなかったらもう少しゆっくりと廻りたかったゴッホ展でもあった。