エミー賞もあと1週間を切りましたが、
こちらも完走しました
作品、主演女優=クレア・フォイ、助演男優=ジョン・リスゴー、
監督=スティーヴン・ダルドリー、脚本=ピーター・モーガンなど
主要なものでは5ノミネートのイギリス王室を描いたロイヤルドラマ。
モデルになっているエリザベス女王もファンだというのも納得の作品
ザ・クラウン 1ST SEASON
多少大げさに脚色されているのを気にされているようですが、
そこは物語なのでご勘弁
Netflixで2016年から配信中の全10話鑑賞しました
エリザベス王女(クレア・フォイ)とフィリップ王子(マット・スミス)が結婚した
1947年のイギリスはロンドン。
国王ジョージ6世(ジャレッド・ハリス)の体調が悪化する中
51年にはウィンストン・チャーチル(ジョン・リスゴー)が2度目の首相になります。
さらに体調が悪化し、自分の死期を悟った国王は
今後の事を考えてエリザベス王女に外遊させる事に。
最初は子供達を残しての訪問だったので
フィリップは渋っていたのですが了承し、
2人でまずはケニアを訪れている最中の1952年、国王が崩御。
悲しみに暮れ、準備もできていない状態で
王女は即位する事になるのです。
現在はツイッターまでしている今なお精力的な女王エリザベス2世。
けれど政治的な確執や母、妻としての葛藤などがあったはず。
そんな様々な困難を乗り越え、いかにして世を治めたかを描き、
今年のエミー賞作品賞にもノミネートされた重厚なドラマです
最初の方は歴史的事実を確認したって感じでしたが、
その後加速度的に面白くなってきました
まず、魅せられたのは監督賞にノミネートされた#2″国王崩御″
特に男同士の対決が見ものでした
国王が亡くなって王に仕えていたピーター・タウンゼント(ベン・マイルズ)は
王室を去らなければならなくなったんですね。
マーガレット王女(ヴァネッサ・カービー)との不倫を知っている
個人秘書トミー・ラッセルズ閣下(ピップ・トレンス)は追い出そうとするものの
居座ろうとするピーター。
じっと目を見据えてのやり取りにはゾクゾクしましたよ。
そうですよね~。
仕える者同士の確執だってあるのです。
もちろん王室内…というのか内外でも。
元々エリザベスは国王になるはずではなかった。
と言うのもジョージ6世には兄が居て
先にエドワード8世として即位していたのです。
でも離婚歴のあるアメリカ女性の為に王冠を捨て、
弟のジョージが国王に。
最後まで彼女を認めなかった前エドワード8世=ウィンザー公爵(アレックス・ジェニングス)は
事ある毎に自分たちを認めない政府や王家を恨んでいるのです。
一方、即位したせいで早死にしたと思っている皇太后は彼の事を許せず…
内閣ではチャーチル首相を引きずりおろしたい人達が
次々に画策します。
最終引きずりおろされる前に…
まあこれも計算だったのかもしれませんが
80歳の記念に書いてもらった肖像画を見て自分の老いに向き合い、自ら退く事に。
描かれた#9"暗殺者たち"は脚本賞にノミネートされていますが
こちらも秀逸でした。
個人的にメロドラマ好きなのでエリザベス女王の妹
マーガレット王女(ヴァネッサ・カービー)と
ピーターのロマンスの行方が気になって
途中で調べてしまったのですがw
離婚歴があって16歳も年上という事で2人は引き裂かれてしまうのですね。
彼女は「ローマの休日」のモデルでもあるとか、ないとか…
最初は応援すると言ったのに、迷いに迷った挙句
頭の上に乗っているクラウンを優先するしか選択肢がない事に気付いた女王。
1万人以上が死亡した公害ロンドン・スモッグをチャーチル首相が解決する姿を描き
エピソードとしても素晴らしかった#4″神の御業″では
女王の祖母メアリー皇太后も言っていたのですが
女王が仕えるのは″神″に対して。
キリスト教で離婚を禁止している以上、ピーターとの結婚を認められなかったのです。
それを悟ったというのか決意した時の女王の顔。
苦悩なんて言葉では語れないほど
一般人には想像できない感情があったのだと思いました。
そしてずっと文句ばかりだったフィリップ殿下。
この彼女を見て考えを改めたのでしょうか…
12月8日に配信が決定しているシーズン2では
より彼にスポットが当たるようです。
デクスターのマイケル・C・ホールもジョン・F・ケネディ大統領役で出演するそう。
楽しみ~
その前に第69回エミー賞ですよね
今年は9月18日(月)朝9時からFOXで中継されます。
加入していなくてもHuluでも見られます
私はあれとあれが受賞するんじゃないかと予想しているのですが…
詳しくは後ほど、エミー賞の記事で。
このドラマの感想はもちろんあなたの予想も是非教えて下さいね
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作品、主演女優=クレア・フォイ、助演男優=ジョン・リスゴー、
監督=スティーヴン・ダルドリー、脚本=ピーター・モーガンなど
主要なものでは5ノミネートのイギリス王室を描いたロイヤルドラマ。
モデルになっているエリザベス女王もファンだというのも納得の作品
ザ・クラウン 1ST SEASON
多少大げさに脚色されているのを気にされているようですが、
そこは物語なのでご勘弁
Netflixで2016年から配信中の全10話鑑賞しました
エリザベス王女(クレア・フォイ)とフィリップ王子(マット・スミス)が結婚した
1947年のイギリスはロンドン。
国王ジョージ6世(ジャレッド・ハリス)の体調が悪化する中
51年にはウィンストン・チャーチル(ジョン・リスゴー)が2度目の首相になります。
さらに体調が悪化し、自分の死期を悟った国王は
今後の事を考えてエリザベス王女に外遊させる事に。
最初は子供達を残しての訪問だったので
フィリップは渋っていたのですが了承し、
2人でまずはケニアを訪れている最中の1952年、国王が崩御。
悲しみに暮れ、準備もできていない状態で
王女は即位する事になるのです。
現在はツイッターまでしている今なお精力的な女王エリザベス2世。
けれど政治的な確執や母、妻としての葛藤などがあったはず。
そんな様々な困難を乗り越え、いかにして世を治めたかを描き、
今年のエミー賞作品賞にもノミネートされた重厚なドラマです
最初の方は歴史的事実を確認したって感じでしたが、
その後加速度的に面白くなってきました
まず、魅せられたのは監督賞にノミネートされた#2″国王崩御″
特に男同士の対決が見ものでした
国王が亡くなって王に仕えていたピーター・タウンゼント(ベン・マイルズ)は
王室を去らなければならなくなったんですね。
マーガレット王女(ヴァネッサ・カービー)との不倫を知っている
個人秘書トミー・ラッセルズ閣下(ピップ・トレンス)は追い出そうとするものの
居座ろうとするピーター。
じっと目を見据えてのやり取りにはゾクゾクしましたよ。
そうですよね~。
仕える者同士の確執だってあるのです。
もちろん王室内…というのか内外でも。
元々エリザベスは国王になるはずではなかった。
と言うのもジョージ6世には兄が居て
先にエドワード8世として即位していたのです。
でも離婚歴のあるアメリカ女性の為に王冠を捨て、
弟のジョージが国王に。
最後まで彼女を認めなかった前エドワード8世=ウィンザー公爵(アレックス・ジェニングス)は
事ある毎に自分たちを認めない政府や王家を恨んでいるのです。
一方、即位したせいで早死にしたと思っている皇太后は彼の事を許せず…
内閣ではチャーチル首相を引きずりおろしたい人達が
次々に画策します。
最終引きずりおろされる前に…
まあこれも計算だったのかもしれませんが
80歳の記念に書いてもらった肖像画を見て自分の老いに向き合い、自ら退く事に。
描かれた#9"暗殺者たち"は脚本賞にノミネートされていますが
こちらも秀逸でした。
個人的にメロドラマ好きなのでエリザベス女王の妹
マーガレット王女(ヴァネッサ・カービー)と
ピーターのロマンスの行方が気になって
途中で調べてしまったのですがw
離婚歴があって16歳も年上という事で2人は引き裂かれてしまうのですね。
彼女は「ローマの休日」のモデルでもあるとか、ないとか…
最初は応援すると言ったのに、迷いに迷った挙句
頭の上に乗っているクラウンを優先するしか選択肢がない事に気付いた女王。
1万人以上が死亡した公害ロンドン・スモッグをチャーチル首相が解決する姿を描き
エピソードとしても素晴らしかった#4″神の御業″では
女王の祖母メアリー皇太后も言っていたのですが
女王が仕えるのは″神″に対して。
キリスト教で離婚を禁止している以上、ピーターとの結婚を認められなかったのです。
それを悟ったというのか決意した時の女王の顔。
苦悩なんて言葉では語れないほど
一般人には想像できない感情があったのだと思いました。
そしてずっと文句ばかりだったフィリップ殿下。
この彼女を見て考えを改めたのでしょうか…
12月8日に配信が決定しているシーズン2では
より彼にスポットが当たるようです。
デクスターのマイケル・C・ホールもジョン・F・ケネディ大統領役で出演するそう。
楽しみ~
その前に第69回エミー賞ですよね
今年は9月18日(月)朝9時からFOXで中継されます。
加入していなくてもHuluでも見られます
私はあれとあれが受賞するんじゃないかと予想しているのですが…
詳しくは後ほど、エミー賞の記事で。
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