見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

学園親のハナシ65

2021年02月26日 | 父母の声
先日、「発達障がいの子どもの進路」についての梅鉢武史先生のセミナーを聴く機会がありました。
その中で「親の立ち位置も変化させなければ、子どもの成長もない」というお話しがあり、親として今の立ち位置で大丈夫だろうかと考えさせられる内容でしたので、少しその話しをしたいと思います。
 
その子の親になってからの年月は、子どもの年齢と一緒です。発達障がいという個性的な子どもを持った親御さんは皆さん過酷な試行錯誤を続けていらっしゃると思います。
 
小、中学校の頃の我が子も、大人が信用できずに足踏みや後退りを繰り返していました。
ご縁があって見晴台学園に通うようになってからは、気持ちが安定してのびのびと生活出来る様になりました。親以外の人々との関わりが如何に子どもの成長に不可欠かと実感しました。
 
子どもはどんどん成長していきますが、親はなかなかそのスピードに付いていけません。梅鉢先生のおっしゃる親の立ち位置では、知育→保護→支援→見守り→期待と、変化させていくことが子どもの成長にとって大切だそうです。今の我が子にとってどの位置が適当なのかと考えると、少し悩みます。
しっかり子どもを見つめていないと悩むんだなぁと思いました。
 
改めて子どもの今後を想像し、親の成長を考える課題をいただいた、有意義なセミナーでした。
機会があれば是非皆さんも聴いてみてください。

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