道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

02/24 そばやき&あさひやロール

2014年02月24日 | スイ-ツ・お菓子

「そばやき」は、1925年に創業した帯広一の老舗「竹屋製菓」の初代が今から50年程前、「他にはないお菓子を作ってみたい」と編み出した。
そば粉のみで仕上げたサクサクの生地で、十勝産小豆の餡と求肥を包んだ上品な甘さの菓子。口いっぱいに広がるそばの香り特徴である。
65年には第16回全国菓子博覧会で総裁賞に輝いた。

つなぎの役割を果たす小麦粉を一切使わずに生地を練り上げるのは、特許を取得した独自の製法。そばの風味を最大限生かすため、あえてまとまりにくいそば粉100%に拘った。

包装紙のデザインは世界的な版画家、棟方志功氏の倭絵。作品に取り組む姿勢に感銘を受け、東京まで棟方氏を訪ねた2代目の熱い思いに応えて描いてもらったという。

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【あさひやロール】

「あさひやロール」は、手作りケーキ工房「あさひや」で1日200本以上売れることもあるという、ヒット商品。

その伝統的な「あさひやロール」の誕生は、芽室町から帯広市に移転した2003年8月、新たな会社のロゴマークを依頼したデザイン会社の人が「ロールケーキがこれからのブームになるだろう」のひと言からだった。

店のオープンに合わせて社長・中島はさっそくロールケーキを製作。生地は小麦粉・卵・砂糖のみで焼き上げた。それが、ふわっと軽く口溶けののいい生地に仕上がった。中のクリームは北海道産の生クリームに砂糖は一切使わず、カナダ産のメープルシロップで作った甘味のあるあっさりとしたもの。「幅広い世代の人に食べ味わってほしかったから」と。

オープン1週間後、飛ぶように売れ始めたという。08年7月31日号の週間文春のBEST10「手土産に選びたい美味しいロールケーキ」で第8位に輝いている。

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