道彦の散歩道

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02/16 ゴッコ汁

2014年02月16日 | 食・レシピ

「ゴッコ汁」は、北海道の南部で収穫される魚、ゴッコ(ホテイウオ)を使用した鍋料理。北海道の郷土料理として親しまれている。

『ゴッコ』

ゴッコ(ホテイウオ)は、一見フグのような膨らんだ魚で体長は20~30センチほど。身は白身で淡泊な肉で表面に厚いゼラチン層がある。海の底に住む腹部に吸盤を持った魚であるが、産卵のため沿岸近くまで寄ってくるので、冬に漁獲量が多い。卵を持っているメスの方が高価で、売値はオスの倍程度になるのが普通である。

『調理』

内臓を取ったゴッコを一度湯通しして表面の「ぬめり」をとり、表面の薄皮を取り除いてからぶつ切りにする。メスは、卵を持っているので、卵と肝を具材にする。

昆布出汁に醤油を加え、豆腐、長ネギ、えのき、大根、生海苔などを入れて煮立てる。ゴッコから水分が出るため、味付けは濃い目で野菜は少な目するとよい。ゼラチン層が厚いため人によっては好みが分かれる。
尚、吸盤は食べることが出来ないとするレシピも多いが、吸盤も他の部位と同じように食べられる。
骨があるのだが柔らかく食べることが可能で、ゴッコ汁調理の際、ゴッコで捨てる部分は僅かな内臓だけである。

沸騰してくると、白濁した汁の表面に膜(アク」が出来てくる。おたまを使い後から後から出てくるアクわ丁寧にすくい取る。この作業によって、濁っていた汁が不思議なほど透き通った琥珀色になる。

家庭によっては、味噌味に仕立てり、ジャガイモやワカメを加えることもある。

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